*** Plaisir de voyager ***

非日常的な旅で遭遇する色々な体験のお話です。Various enconters in unusual travels.

旧シッキム王国ひとり旅(2)ペリンから仰いだカンチェンジュンガ

2021-01-06 | インド旅行

旧シッキム王国ひとり旅(2)Travelling alone former Sikkim Kingdom (2)

 

2017年11月12日 ペリンから仰いだカンチェンジュンガ

Nov.12, 2017  Kanchenjunga viewed from Pelling

 

2017年に、次のような計画で旧シッキム王国(現在はインドのシッキム州)を旅しました。

11月9日  ニューデリー → バグドグラ: 航空機

     バグドグラ → ダージリン: タクシー

11月10日 ダージリン観光

11月11日 ダージリン → メリ:乗合タクシー*  

     メリ → ペリン:未定(現地で考える)

11月12日 ペリン観光

11月13日 ペリン → シリグリ:乗合タクシー

     シリグリ → バグドグラ:未定(現地で考える)

     バグドグラ → ニューデリー:航空機

 

11月12日の今日は、朝日に輝くカンチェンジュンガの威容を眺めて感動した体験を語ります。

ペリンは、旧シッキム王国(現在はインドのシッキム州)の西部にあり、世界第3位の高峰カンチェンジュンガ(高度:8,586m)までわずか32㎞の至近距離に位置しています。

実は、1852年までは、カンチェンジュンガは世界の最高峰と思われていました。この山は、シッキムの人々にとって聖なる山として崇められていました。カンチェンジュンガと言う名称は、チベット語が語源で、英語では“Five Treasuries of the Great Snow”、日本語では「偉大な雪の5つの宝庫」、通称“五大宝蔵”と呼ばれています。つまり、カンチェンジュンガは5座の山群から成り、主峰(8,586m)、西峰=ヤルンカン(8,505m)、中央峰(8,482m)、南峰 (8,494m)及びカンバチェン( 7,903m)の山々です。因みに、カンチェンジュンガはインドの国立公園に指定されており、世界複合遺産にも登録されています。

ペリンに到着した翌朝は、日の出前に起床しました。幸運にも好天気に恵まれたので、ホテルのベランダからカンチェンジュンガの絶景を楽しむことができました。朝日が上る前の6:30頃、まだ薄暗い時間にカンチェンジュンガの姿を探しました。黒々とした山並みが連なる奥に、白く輝くカンチェンジュンガを見つけました。

 黒い山影の上に見えるカンチェンジュンガ

 

カメラを望遠レンズで拡大すると、若干赤みを帯びたカンチェンジュンガが見えました。

 カンチェンジュンガ山塊の拡大写真    

 

カメラを右に振って、カンチェンジュンガを左端にした光景です。

 左端に白く聳えるカンチェンジュンガ

 

1時間後の7:30になると、カンチェンジュンガ山群の景観が鮮明になって来ました。

 7:30頃のカンチェンジュンガ

 

カンチェンジュンガの手前の山々も、はっきり見える様になりました。 

 カンチェンジュンガの手前の山々

 

望遠レンズで、カンチェンジュンガの威容を拡大しました。朝日を浴びて白く輝く山塊の姿は、明瞭になりました。 

 

カンセンジュンガに焦点を当てて、更に拡大率を上げました。スケール感が素晴らしく、息を飲む景観でした。また、山襞も明瞭な模様を刻んでいる様子も見えました。

カンセンジュンガの拡大写真

 

写真を撮影したのは、ホテルのベランダでした。

ホテルのベランダ

 

ベランダからは、タルチョ(チベット仏教の旗)が多数なびいているのが見えました。旧シッキム王国の風習が今も残っている様です。

 

タルチョが並んでいる光景  

尚、参考までに、昨日ダージリンのタイガーヒルで撮影した“日の出のカンチェンジュンガ”をご覧ください。この景観も素晴らしいですね!

ダージリンのタイガーヒルから眺めたカンチェンジュンガ   

 

 

 

 


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