月見のお宿

文鳥と猫の話題。お勧めどおり、気軽な日記として使ってみる。

ピッピ、永眠

2008-01-10 | 鳥と暮らす
ピッピが、あっけなく逝った。

朝、カバーを取ると、いつも勢い良く出てくるのだが、巣の中でまだ眠っている。
触っても起きない。
あまりに自然な姿だったので、まさか死んでいるとは思わなかった。
まだ、暖かかったのは、ヒーターのせいか?



ピッピは引き取った時から、脚弱症で、握る力がとても弱かった。
銀は、しっかり私の指を掴むのだが、ピッピはいつも滑り落ちる。
握力が弱いせいで、巻爪になり、しょっちゅう爪を切らなければならなかった。

ヒナの時の栄養が悪かったのか、先天的なものかは判らない。
食欲は旺盛なのに、体重は軽く、常に23g前後。(銀は31g。メタボかも)
見た目は元気そうだったのだが、内臓疾患もあったのかなぁ。

犬猫と違って、小鳥は容易く病院に連れて行けない。
っていうか、小鳥の病気を診れる獣医がいない。

電話で問い合わせると、怪我なら・・という返事が殆ど。
診ますよ。と言われて連れて行くと、ただ見るだけだったり。
知ったかぶりで、診察されて、殺された経験もある。
獣医学では、一般的に鳥類の講座はなく、大抵はアメリカなどから文献を取り寄せての独学なのだそうだ。

鳥の栄養フードを置いている動物病院を見た事があるだろうか?
置いていなければ、小鳥も診ますと言っても、せいぜい抗生物質を出すくらいだ。
もしかしたら、ステロイドを投与されるかも知れない。
小鳥にステロイドは返って弱らせる事になる。

電車で1時間の距離に、結構診てくれる病院がある。
昔、キキを何度か連れて行ったところだが、受付にはちゃんと鳥用のフード類が揃っていた。
でも、よほどのことがない限り、通院する事はないのだが。

PCに向かっていると、モニターの上で、いつも画面を不思議そうに覗き込んでいたピッピ。
お宿で自由に飛び回り過ごした、1年と5ヶ月。
きっと幸せであったと思いたい。

ピッピ、安らかに。






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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
きっと (くるりのマミー)
2008-01-10 16:24:29
幸せだったと思います。
まるで寝てるみたいやもん。
最期もきれいにしてもらってるし。

8月に逝った実家のネコの事を思い出しました。
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あっけなく・・・☆ (ピー介)
2008-01-10 21:18:01
せっかくピッピがお宿にきて自由に飛び回っていたのに
あっけなかったね 心臓が痛いよ(泣)
病気で苦しんだようでも無く 眠ってるようだね
生きているみたいだ…。

キキたん、シ~ナちゃん、ピースケちゃんといい
何羽も天国へ送ったね…☆
それぞれみんな幸せな鳥生だったよね。
Piyoさんちの近くにバードハウスのような
病院があれば良いのに・・・

最近、ピー介も足の力が弱くて心配だけど
いつかはピッピ達のように見送る日が来るんだな…
文鳥部屋はまた寂しくなるね…
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こんばんは (東雲)
2008-01-11 00:37:47
piyoさん、今年もよろしくお願いしますね!
ピッピ、本当に眠っているよう
短かったかもしれないけれど、幸せなお宿生活だった事でしょう
ピッピのこの世でのお役は、果たし終えたんですよ、きっと

マナちゃん(小梅ちゃん)、お試しにいったんですね
作家先生家族もマナちゃんも
幸せになりますよね(*'-'*)
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Unknown (kiri)
2008-01-11 01:02:45
お悔やみ申し上げます…
小さい生き物の命って本当にはかないですね…
それでも楽しく毎日を過ごせて幸せだった事でしょう。
クチバシのピンクが亡くなってからも色鮮やかで、命がもう無いとは信じられません。
ピッピちゃん、安らかにお眠り下さい。
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幸せだったよ、きっと。 (トラネコ)
2008-01-11 01:49:42
ピッピちゃん、ごあいさつしてるみたい。
ありがとう、って、言ってるんですよ、きっと。
だって、すごく自然な感じなんだもん。
でも、寂しいですね。悲しいですね。
ピッピちゃん、piyoさんを天国から見守って、
癒してあげてくださいね。
piyoさん、力、落とさないでね。

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やすらかに (コージ)
2008-01-11 02:26:22
今晩は、言葉が見つかりません。

幸せだったとおもいます。
ちっさな事にきづいてあげれてると思います。

…涙は一日だけにしてあげてください。
あとは笑顔で。
幸せな思い出だけを心に残してください。

失礼します。
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ピッピちゃん (あれい)
2008-01-11 04:38:31
うちには、同じ名前のネコがいます。
でも文鳥のピッピちゃん、お宿に来て幸せだったね。

前の家では、殻なしの餌を遣っていたのでは?
昔、インコを飼っていた時、やっぱり足が弱くて獣医に連れて行ったら、殻付きの餌を遣る様に言われました。
今の獣医は、野鳥なんかの指定にもなっているので、鳥を連れて来る人も多いです。

鳥は最期に、羽根をウ~~ンと開いて伸ばして死ぬ事が多いですが、眠った様なピッピちゃん。
ホントに眠ったまま、逝ったのではないのかしら。
幸せだったね。
どうぞ安らかに。
ご冥福をお祈り致します。
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胸が痛みます (ジュリママ)
2008-01-11 11:06:31
小鳥の死ってほんとうにあっけないですよね。
母が鳥好きだったので、
セキセイインコや文鳥を何羽も飼っていました。
その時のことをふと思い出しました。

私も今スズメを一羽飼っています。
(11匹の猫とスズメーーー!?)
この子は蟻がたかって瀕死の状態だったのを
お向かいさんが拾い、私が育てました。

右目が潰れていて、その目の状態が時々悪化するので心配なのですが、それでももう4年になります。

生きている間を楽しく・・・飼い主にできることはそれだけかなあと。たくさんの命と関わってきたこともあって、どこか死に対するあきらめみたいなものが
あるのかもしれません。

ピッピちゃん・・・どうぞ安らかに。

文末になりましたが、
piyoさん、今年もどうぞよろしくお願い致します。
2つのブログにリンクを貼らせて頂きました。
事後承諾ですが、お許しを頂ければ幸いです。
返信する
短命とは言え (ひよ)
2008-01-11 19:21:03
暖かい巣箱で眠るように逝けたのは、楽だったと思う
自分は、野鳥観察をしてますが
1年生き延びられる野鳥は、半分とか
外敵の心配も、飢える心配も、寒さで震える心配もなく
同類と遊べた数年は、何にも代え難い物だったのではっと
あと何十年か後、piyoちゃんが三途の川を渡ると
向こう岸には覚えのある文鳥が
「お、お前はピッピ!なにしてんのこんなところで?」
「piyo猫お母さん、その節は大変お世話になりました
これからは、私がいつまでもお世話させていただきますから
お任せください」
と言うのが時間の先にあると思う。
自分もけっこう待ってるのが居ます (^ ^); 合掌



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励ましのお言葉ありがとうございますm(__)m (piyo)
2008-01-11 22:01:46
くるりのマミーさん。
ね。ホント寝てるみたいでしょ。
足も伸びてなくて、ちっとも苦しまなかったみたい。
何が原因なのか検討もつきません。

私もこーいう風に、楽に逝きたいわ。(゜゜;)\(--;)ォィォィ


ピー介さん。
お尻も汚れていなかったし、いったい何が原因なのか・・
文鳥部屋が寂しくなった分、庭はにぎやか。
全員同じ場所で眠ってますよ~
ヤマトも一緒です^^


東雲さん。
今年もよろしくお願いしますm(__)m

ピッピは良く食べる子だったんですけどね。
起こすのが30分ほど遅くなった時、カバーの掛かっている暗いケージの中でこっそり食べてた(笑)
あっけなくて、埋葬した今も、まだ信じられないくらいです。

マナが、あちらに慣れるまで、カナと遊んでやるのは、お預け中なんですよ。
姉妹なんだもの。気持ち共有しなくちゃ!


kiriさん。
クチバシには血管が通っていて、赤いのは、血の色なんです。
貧血だと白っぽくなります。
上は、朝の写真で、まだ鮮やかですが、下は夜。紫っぽくなって、少しシワも出来ています。
亡くなってあまり時間が経っていなかったのでしょうね。
ほんとうに、はかないです。
でも、ピッピなりに一生懸命生きたのだろうな。


トラネコさん。
きっと幸せだったよね?
向こうに居たら、ずっとかごの中の鳥だったし。仲間も居なかったし。
引き取ったときは、手乗りではなくなっていたけど、今では手を差し出せば、ちょこんと乗って来るほど慣れていました。
よく滑り落ちてたけど(汗)

亡くなる2日前に爪を切った時も、いつも通りクチバシで思い切り指を噛んで攻撃するほど元気だったのに。
苦しまなかったのが、せめてもの救いです。


コージさん。
暖かい言葉、ありがとうね。
いつまでもくよくよしていられないのが、お宿の女将(笑)
腕と手のひらには文鳥が、隣では、もみじが呼んでるし、階下で暴れている音が聞こえます
多頭飼いで、気がまぎれてよかったわ~。
なんて事を言っとりますが、命を無くす事に、なれっこになりたくないものです。
病気や、事故のない生涯がベスト。人も動物もね。


あれいさん。
名前、かぶってますね(笑)

前の家でも、殻つきのご飯でした。
相談してきたのでアドバイスしたし。

ただ、そこでは数ヶ月しか居なかったので、きっとペットショップの管理が悪かったか、先天的なものでしょうね。
来た当初は、サプリメントも使ってみたが、あまり効果なくて。
逆に、銀がみるみる太ってきたので焦りました(笑)

あれいさんが通っている病院は、かなり大きいのですねー
ネットで、鳥に詳しく、患者も多いと書かれていたので、実際に通ってみたら、文鳥の握り方も怪しく、解説書を見ながらの診察・・・
待合室で、鳥を連れてきている人は他にもいたけど、やっぱ2度と通いたくないなぁ。


ジュリママさん。
ジュリママさんも、たくさんの命を看取って来られたのですね。
小鳥好きは、私も母の影響なのですが、
猫嫌いの母は、猫が死んだときは、もう増やすんじゃないよと言って、
文鳥が死んだときは、可哀想に、寂しいねぇ。と言います(笑)
どの命と向き合うにしても、後悔の無いようにしたいと思っていますが、いつも後悔ばかり

スズメさん、長生きしてくれると良いですね。
生きている間は楽しく。同意です。これぞ私のモットーですから^^

リンクありがとうございます。
こちらこそ、今年もよろしくお願いしまーす!


ひよさま。
野鳥と、家の中の鳥。
外猫と、家の中の猫。
種類は違えど、同じだ。
外で生活をするのは、本当に厳しいようですね。

三途の川の向こうでは、ひよさんにも会えるわけだ。
先に行って待っててね~←(▼皿▼)σこらこら
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