遁走記㉖（ぴーん） ～lathe biōsas～

「櫻井さんは重たいんですよ。

一人を守っているつもりが、

一人から支えてほしいという欲求になっちゃってる

だからみんな重たくなっちゃうんです。

珍しい人なんです。

治る人は治る。治らない人は何回も繰り返す。

あなたは治りますよ。

多数から支えられればいい。

そう。多数から！

それが政治家なんですよ！

あなたは向いている！」

あははオチはそれかい

18歳からアクセルとブレーキ全力で踏み続けてきたんだろうな

今までは少しだけアクセルが勝っていたから、

ゆっくりゆっくり、少しづつ進んできた

アルコールはブレーキが緩むんだろうね

それでも仕事は常に両足ぴーんで踏ん張ってきた

ずっとやってきたから今があるんだろうなと　

今後は、ゆっくりゆっくりぴーんを緩められるか

静かーに両足をペダルから離せるか

多分こえーんだろうな

やっぱ治んないか

政治家でたくさんの方々から支えられるって

そうですか。じゃあ余計やんない。

重いんだったら、マッチョを探せばよい。

そうして一人のマッチョを笑わせられたらおれの勝ち

天才ちりちりも

金髪ちりちりも

同じこと言うな

うん。

ありがとうございます