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お知らせ
この記事は、参院選挙終了後に執筆、公開したものです。
2007年7月29日の参議院選挙で、自民党が歴史的な大敗をし、民主党が60議席を獲得する大躍進を遂げました。
かくいうわたくしぴぴぽんも、民主党へ一票投じさせていただいた一人なのですが、何も民主党を絶対的に支持しているわけではありません。ただ、今回に限ってはこれ以上自民党に暴走されると困ってしまうので、野党の中でも一番勢力のあると思われる民主党に入れた次第です。
今回の選挙では、自民党に不利な問題が山積みで、自民党はそれを払拭できなかったことに大きな敗因があると思われます。
第一に、いわゆる「政治とカネ」の問題。
天下りの問題もそうですが、何より響いたのは赤城徳彦農水相のカネに纏わる一連のスキャンダルでしょう。農水相といえば、同じくカネに纏わるスキャンダルが山積みで、結局真相を語る事無く自殺してしまった松岡利勝前農水相の存在も大きく貢献したと言えるでしょうね。そういや芸者遊びに事務所費を当てているとか言ったお馬鹿な人もいたような。
そのくせ国民に増税をせまるという横暴な態度をしているようでは、自民党が国民から理解されるわけがないのです。
第二に、年金問題。
わたくしぴぴぽんは社会保険庁の対応にうんざりさせられた事が過去にあったので、ハナから年金制度なぞ信用などしてはいません。現にその社会保険庁、杜撰な管理体制が浮き彫りになったがゆえにガタガタに揺れています。年金を払い続けても没収される可能性のあるような制度に金を払い続けるほど馬鹿な行為はありません。以前も未納者に対し勝手に納付状態をでっち上げるようなことをしたこともあります。そんな省庁に信用できるわけがない。年金を払うくらいなら、自分で貯金した方が安心できると言えるでしょう。
第三に、与党（自民党＋公明党）の強権的な態度。
最近国会での重要法案の審議では、自公による強行採決が目立ちました。それも、次から次へと、事あるごとに強行採決に続く強行採決を繰り返してました。こんなんでは、政治家（≒与党）の先生にとって都合の良い抜け穴だらけのザル法ができるのも無理がありません。「政治資金規正法」なんて典型的でしょうな。本当に、強行採決ばかりで聞いててうんざり感がありました。
そういうわけで、今回ばかりは「自民党に投票することができない」有権者が多かったのでしょう。自民党に投票できないとなると、自民党の暴走を食い止めるのに一番都合がよく、有力な党としては民主党くらいしか想像がつかないわけです。その結果として、民主党の大勝に繋がったと思われます。（ちなみに公明党はかの有名な宗教団体が密接に関わっている政党なので、政教分離の精神から逸脱した党ゆえ、論外です。）
結果的に民主党は大勝したとはいえ、それは自民党の自滅あってこそ勝ち得たものであると言えるので、この結果に浮かれないようにしていただきたいところではあります。
Yahoo!ニュース - 意識調査 - 民主党の勝因は？（「他の政党に魅力がなかった」という意見が大半）
テレビ朝日│選挙ステーション2007
＜追記＞
例の「政治とカネ」問題の中心人物でもある赤城徳彦農水相が8月1日に辞任したそうですな。事実上の更迭だそうで。
＜赤城農相更迭＞無念さにじませ…最後まで領収書公開せず - Yahoo!ニュース
つか、選挙で大負けしたからって、なんで今さら首にするかが理解不能です。あれだけ…むしろ異常なほど擁護してきたにも関わらず、それが原因で大敗すればあっさりと首にするとは…。完全に私利私欲で動いている世界なんでしょうなあ…。
しかしまあ、このお方もとんだ頑固モンですな…そこまで中身をひた隠しにされると、中身が気になってしまうというのが人間の性。きっと不正の嵐なんだろうなぁ～と妄想を膨らましてます。
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今回の選挙では、自民党に不利な問題が山積みで、自民党はそれを払拭できなかったことに大きな敗因があると思われます。
第一に、いわゆる「政治とカネ」の問題。
天下りの問題もそうですが、何より響いたのは赤城徳彦農水相のカネに纏わる一連のスキャンダルでしょう。農水相といえば、同じくカネに纏わるスキャンダルが山積みで、結局真相を語る事無く自殺してしまった松岡利勝前農水相の存在も大きく貢献したと言えるでしょうね。そういや芸者遊びに事務所費を当てているとか言ったお馬鹿な人もいたような。
そのくせ国民に増税をせまるという横暴な態度をしているようでは、自民党が国民から理解されるわけがないのです。
第二に、年金問題。
わたくしぴぴぽんは社会保険庁の対応にうんざりさせられた事が過去にあったので、ハナから年金制度なぞ信用などしてはいません。現にその社会保険庁、杜撰な管理体制が浮き彫りになったがゆえにガタガタに揺れています。年金を払い続けても没収される可能性のあるような制度に金を払い続けるほど馬鹿な行為はありません。以前も未納者に対し勝手に納付状態をでっち上げるようなことをしたこともあります。そんな省庁に信用できるわけがない。年金を払うくらいなら、自分で貯金した方が安心できると言えるでしょう。
第三に、与党（自民党＋公明党）の強権的な態度。
最近国会での重要法案の審議では、自公による強行採決が目立ちました。それも、次から次へと、事あるごとに強行採決に続く強行採決を繰り返してました。こんなんでは、政治家（≒与党）の先生にとって都合の良い抜け穴だらけのザル法ができるのも無理がありません。「政治資金規正法」なんて典型的でしょうな。本当に、強行採決ばかりで聞いててうんざり感がありました。
そういうわけで、今回ばかりは「自民党に投票することができない」有権者が多かったのでしょう。自民党に投票できないとなると、自民党の暴走を食い止めるのに一番都合がよく、有力な党としては民主党くらいしか想像がつかないわけです。その結果として、民主党の大勝に繋がったと思われます。（ちなみに公明党はかの有名な宗教団体が密接に関わっている政党なので、政教分離の精神から逸脱した党ゆえ、論外です。）
結果的に民主党は大勝したとはいえ、それは自民党の自滅あってこそ勝ち得たものであると言えるので、この結果に浮かれないようにしていただきたいところではあります。
Yahoo!ニュース - 意識調査 - 民主党の勝因は？（「他の政党に魅力がなかった」という意見が大半）
テレビ朝日│選挙ステーション2007
＜追記＞
例の「政治とカネ」問題の中心人物でもある赤城徳彦農水相が8月1日に辞任したそうですな。事実上の更迭だそうで。
＜赤城農相更迭＞無念さにじませ…最後まで領収書公開せず - Yahoo!ニュース
つか、選挙で大負けしたからって、なんで今さら首にするかが理解不能です。あれだけ…むしろ異常なほど擁護してきたにも関わらず、それが原因で大敗すればあっさりと首にするとは…。完全に私利私欲で動いている世界なんでしょうなあ…。
しかしまあ、このお方もとんだ頑固モンですな…そこまで中身をひた隠しにされると、中身が気になってしまうというのが人間の性。きっと不正の嵐なんだろうなぁ～と妄想を膨らましてます。
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