☆つる姫の星の燈火☆

#42 人それぞれの闘い方

一月から始まった「春になったら」という、ドラマをついつい見始めて、嵌ってしまいました。

癌で余命3ヶ月を宣告された父と、3ヶ月後に結婚したいと思っていた娘の話。

妻に先立たれ、男手一つで娘を育てたやたら明るい父親。

治療を受けることを拒否して、痛み止めだけ使って、死ぬまでにやりたいことをクリアしながら・・・。

そこまでしか見ていないのですが、父親の言葉が刺さりました。

「癌と闘った人」で終わりたくない。って。

癌で余命を宣告されてから、のお話は他にもたくさんありますし、昔に比べたら治療により治ったり、余命宣告よりも長く生きられることもあるでしょう。

私は、癌ではないですが、このドラマを見てとても考えさせられています。

病名は同じでも、人それぞれその症状や感じ方、また病の受け止め方も違います。

出会う病院や医者、家族や周りの人、それも大きく影響します。

大きな病気をした私にとって、それは単に想像力から言えることではなく、経験、実感から出る思い。

このドラマ、一話見逃しているのですが、ラストが気になるところです。

 

実は、私の尊敬する緩和ケアの先生が、癌のシンポジウムでお話しされているのを拝聴ました。

この先、癌だけじゃなくて、人類から病気がなくなる事が理想だけど、それはまず不可能。

罹患した人の研究によって少しでも良い治療の道が開けるならば、私自身もその医学の進歩に貢献している、ってことかもしれないなと思うようにしたら、病気になった事は、先のことを考えたら無駄ではないのかなって思った。

そりゃ、自分はきついですけども、孫子のことまで考えたらね。

私は、病気に選ばれた人類のひとりなんだよって。

ドラマとシンポジウムを見て、なんだか気が楽になった私の案外単純なところ。

普通に考えて後20年ばかりの余命。ボケずに自力で生きたいなあとは思うけど。

 

そんな、私が時々描きたくなるものを描きました。

どちらに向かうか、カラスの道しるべ。

この狼も、そのうちカラスと離れて、パートナーと出会います。

 

今日の言葉

一匹狼

 

群れず自分の身の判断と力で行う、と受け止めているのは人間。

しとしとぴっちゃん。

どこかで誰かが。

あなたも狼に~~♪

おおかみがきたぞ~。

 

ご訪問いただきありがとうございます。

感謝をこめて

つる姫


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

コメント一覧

つる姫
ぽんたんさん

おっしゃる通りだと思います。

野生の生き物たちですら、野生の掟、みたいなものでつながり、食う食われるはあるけど、結局は支えあって命をつないでいますが、人間はそうではないですよね。
ぽんたん
おはようございます、
つる姫さん。

でそういう生き物達と共存するには
やはり約束事はお互いのために
守らないと共に不幸ですしね。
元々、生き物達は自分で生きていく能力
はそなわってるとおもいますが、人の
勝手から今のような形になったかと。
お互い依存してるところもあると思うし。
動物園が苦手な人も当然居ますし。

少なくとも、犬やネコ達には罪はないとは
思います。
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