美玲詩文堂

ようこそ♪こちらは不定期詩ブログです。
ゆっくり羽を休めていって下さい。
明日羽ばたく為に…。

心化粧

2012-02-19 21:33:32 | Weblog
すっぴんの心をさらし過ぎて
鏡の中の自分と反省会
心のなかのあばたや吹き出物を総ざらい
見たくもない物を
これからの自分のために見据えた

心が美人でなけりゃ
だれも振り向いてくれないよね
ましてや
神や仏でもない人間が
人に好かれようとするのだから…

ええかっこしいはしない
けれども
心をいつも平らに滑らかに
そして何より潤いを!

もうここからは
鏡から離れて
楽しいことを考えよう 美しい物に思いを馳せよう

そして
灯りを消したら素敵な夢を…

私としたことが!

2012-02-15 21:51:19 | Weblog
さっきお話してきたあの人の笑顔と一緒に
本を読んでいる
今日の思い出と遊びながら
ページをめくるのだけど
段々本の見開き2ページが
あの人の笑顔を映し出すスクリーンになり始めた
笑顔、笑顔、笑顔…
私としたことが!

目の前のことがおろそかになるほど誰かを思うなんて
どれだけ久しぶりのことだろう
恥じらいを覚えるたびに「私としたことが!」
…もうコーヒーは冷めてしまった

思い人の代わりに本を抱きしめてみた

心のかけらを受け取って下さい

2012-02-12 22:07:28 | Weblog
あなたと出会ってからの日々は
眠りにつけばほろ酔い加減で
あなたの一挙手一投足を見ては酸っぱい気持ちが胸を支配し
あなたとの未来が決して
希望的観測とは限らないことを噛みしめた時
ほろ苦い思いに苛まれていた
片思いって奇跡的に目まぐるしいものですね

そんなひとり相撲を密かに続けていた愚直な私だけど
心のどこかで
あなたがお日様のほうに笑顔でいる瞬間がとても幸せで
今度は私が
あなたのお日様になりたいと思うようになってゆきました

私の全てを認めてなんて
厚かましいことはさすがに言えないから
せめて
心のかけらを受け取って下さい
温かくて優しいものだけパッケージしました

…あなたが好きです

白に桃色

2012-02-10 00:29:00 | Weblog
雪のように冷たい物から
この頃ひょっこりと
愛らしい何かを見かける
例えば
桃色のように
優しくてやんちゃな色

冷たい風の中に
芳しい香りが混ざっていたら
春はすぐそこで
出番を待っているかもしれない