美玲詩文堂

ようこそ♪こちらは不定期詩ブログです。
ゆっくり羽を休めていって下さい。
明日羽ばたく為に…。

次の幕が上がる時

2021-12-31 22:39:06 | Weblog
2021年はもうすぐ幕が降りるけど
次の芝居は始まろうとしている

自分の命も他人の命も守ることに必死だった
暗いトンネルでも諦めずに歩き続けるしかなかった
諦めたらそれで終わりだもの
そんな日々を生きる者たちに
絆の鐘の音が聴こえてきた
命の祝福の音だ

そして私たちは今からまた新しい幕を開ける
孤独を乗り越えようとする者たちの物語の続き

聴こえてこないか?
新しい時代の足音が
まばゆい光の場所目指して
私たちはまた歩き出す

今ここにいる命はみんな尊いのだ

コットン・スノウ

2021-12-24 23:54:09 | Weblog
降る雪が全部
真綿だったらいいのにね
柔らかくてあったかいものが降ってくるなら
その夜に見る夢もあったかいに違いない

サンタさん
そんな雪を降らせて下さい
私は
温もりと柔らかさのある夢が見たい

ずっとずっと
雪や氷より冷たい物に触れながら
暮らさざるを得なかった
そんな気がしてならない
この世界の空気がそんな風にガラリと変わってしまった
楽になりたいとか
温もりが欲しいとか
そういうことは甘えなんだろうかと
人のいない所で秘やかに
自分で自分を抱きしめてた

だから下さい
ふんわりと
真綿にくるまれて眠る夢を

心に
明日から灯火を携えて生きるために…

勇 気

2021-07-19 19:40:05 | Weblog
今年も勇気のフル稼働で過ぎてゆくのだろうか?

ままならないことを目の前にした時
撤退する勇気
そして
譲らない勇気

どちらかにしたいんだ

流されたまま諦めるのはいや!

どっちに転んでも潔くありたい

いつも潔い人はきっと
他の人にも優しくなれる

明日は晴れる…

2021-03-14 18:53:26 | Weblog
どしゃ降りの雨は道路に鏡を作る
だけどその鏡は秒ごとに歪むから
何だか損した気分になる
雨が春の陽気を冷やすから
何だかやるせない気分にさせられる

濡れそうになりながら歩く私の目に止まったのは
色とりどりの看板ネオン
ビルの2階や3階から落ちて行く光は
道の水たまりに虹を描こうとしてるみたい

たまにはどしゃ降りも悪くないね

明日はきっと晴れる
そう信じられるから

卒 業

2021-03-04 18:43:39 | Weblog
のどかにさす日差しを受けながら
式の後の喧騒に身を置く
そして時には傍観者になる

喧騒の渦にいる今は
センチメンタルが分からない
だから
未来を想像することもできない

たった今卒業した私の足元に咲くタンポポは
しっかりと根を張って
しかし
己を主張するようなしないような風情で
たまに風に吹かれている

そんなタンポポが
たまらなくかっこ良くて
スマホのカメラを起動する

これが私の卒業記念

雪舞い

2021-01-29 21:15:11 | Weblog
大空から放たれた雪たち
漂う 彷徨う
迷子のように

己の体は軽くて溶けやすくて
これからが見えていない体で
地面に溶けて行くのだろうか

その儚い様子の愛しさ 哀しさ

灰色の空は何を思う?
雪たちは何を思う?

言葉なき結晶の群舞が
美しい訳が分かった気がする

雨、上がれ

2020-07-07 13:09:42 | Weblog
空が泣いてばかりだと
私までつられて途方に暮れてしまうよ
水たまりを踏まぬよう
下を見る癖がついた
濡れぬよう
傘の中で
身を縮こませる癖もついた

こんなのは嫌だと心の中で叫んだところでどうにもならず
諦めて歩くしかない

だからこそ分かって来たのは
雲間からさす光の美しさ
今光がある瞬間の尊さが沁みて
いつか晴れた日に思いを馳せる

いのちの歌が聴こえる

2020-05-29 12:18:59 | Weblog
春を歌うかのように咲き誇っていた花々は散った
今年はどこも観客が少なくて寂しかったろう

でもこれからは
鮮やかな色の葉を茂らせて
いのちのコーラスを歌うことだろう

いや
もう聴こえてはこないか
いつか葉を散らすその日まで
歌い続けようとするいのちの歌が

聴こえてきた時
きっと私はもっと元気になるだろう

そして私も負けることなく
今この時を謳歌していこう



 

夜明けの足音

2020-05-17 21:38:43 | Weblog
四方八方 
見えない壁が立ちはだかるので
私は
来る日も来る日も
部屋の片隅に
三角座りしてました

我慢を重ねて来た心には
明日 あさっての時間さえ
途方もなく長過ぎて
そこまで思いを馳せた時
涙が溢れて来たのです

泣き疲れて眠ってしまい
再び目を覚ました時に聴こえたのは
明けたばかりの太陽の下を
そっと歩く足音
何かを確かめるように
静かに歩き続ける足音が聴こえて来た時に
見えない壁が少しずつ
崩れていくような気がしました

崩れろ どんどん
どんどん 崩れろ!

三角座りを解いて
窓辺に駆け寄り
心の中で大いに快哉を叫びました

私ももうすぐ歩き出します

これから何が起こるか分からないけれど
初めの1歩 歩き出さなければ
この世はそれこそ分からないことだらけ

三角座りと涙を無駄にしたくないなら
歩き出すしかないのです

夢に導く灯り

2020-05-13 11:32:27 | Weblog
きっとまだ
動き出すのは早いのだけど
それが分かるから余計に
心ははやる

本とノートと鉛筆
ともした灯りの下に出し
ありとあらゆる思いの丈を書いて書いて…書いた

傍から見れば
落書きにしか見えないであろうそれを照らした灯りは
そのまま
私の夢の地図になった