最近話題の「ふるさと納税」ですが、正式には「寄附金控除」といいます。
自分の故郷でなくても、全国どこの市町村への寄附で税額の控除が受けられる制度です。
昨年までは市町村に寄附金をしても、税務署に領収書を持って行って確定申告しないと控除が受けられませんでしたが、今年からは寄附した市町村が居住の市町村に寄附金の情報を提供してくれるようになったので、確定申告の必要がなくなりました。
ただし、5件までの寄附金なので5件を超える場合は確定申告が必要になります。
妻にこの制度の説明をしてもなかなか理解してくれなかったので、簡単に概要を説明してみましょう。
細かな計算式がありますが、ざっくりしたところでは
収入に応じて寄附金控除の額が変わります。
寄附する額の上限はありません。
控除してくれる額の上限があるので一定以上の寄附は控除されません。
収入が500万円あっても扶養家族や住宅ローン控除があると寄附できる額が減ります。
ざっくり計算で収入が500万円で比較すると寄附金控除が適用される上限は
独身者は55,000円ぐらい
妻、子2人、親を扶養していたら25,000円ぐらい
実際に寄附金をすると、寄附した市町村から居住している市町村への寄附金情報の提供を申し込むことで確定申告が不要になります。
この寄附金で控除される仕組みは、おおよそ上限額までの寄附金なら2000円を差し引いた金額が翌年度の6月に課税される市町村民税が減額されるのでお金が戻ってくる感じではありません。
我が家も今年は寄附金をしました。
私と妻(2人とも給与所得者)で3つの市町村に寄附金をしたので、松坂牛、神戸牛、米沢牛をもらうことにしました。
4,000円で3種類の牛肉を買ったことになりますね。
もらえるグラム数から考えても少なく見積もって10,000~15,000円はするだろうし、お得感満載です。
今年分は12月31日までですので、銀行振込は終了していますがクレジット決済ならギリギリまで間に合いますよ。
お肉が届くのは2月か3月ぐらいなので、来年は計画的に上限まで寄附しようかと思います。
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