またまたテレビのお話。
歌舞伎が無料で見られる!と思って、新チャンネル「BS松竹東急」に期待していました。
もちろん、歌舞伎は見られるのですが、それよりも、なかなか渋い番組構成にちょっとツボ。
昼ドラ全盛の頃、一世を風靡した?「嵐」シリーズ第一弾。「嵐が丘」を原作にした「愛の嵐」とか。
放送当時はあまり記憶にないのですが、昭和初期の、家長制度が色濃く残る時代のドラマ、ついつい見てしまうのです・・・ので、2話まで見て止めてますけど。
そして、もう一つ。
懐かしの「奥様は魔女」です↓
懐かしの…と言っても、見ていたのは完全に何度目かの再放送。
80年代にアメリカのドラマにはまるまでは、トムとジェリーとこの作品がエンドレスループの番組でした。
ただ、全放送回の何話から見てるのか、全くわからず。
で、第1話から始まったので、見ちゃいましたよ。
最初から、あのアニメから入るお馴染みのオープニング、軽快なテーマ曲、そして、紳士なお声の中村正さんの「ごく普通に恋をして、ごく普通に結婚し・・・奥様は、魔女だったのです」という名調子は健在でした。
そしてなんと!二人のなれそめから結婚、新婚生活からスタート。だけど、あの、サマンサのママは初回から登場!
いろいろ知らなかった。知らないことだらけだった。パパもいたんですね。初めて見た気がする。ダーリンの両親も登場!魔女の親戚のおばちゃんたちも次々登場して、これがまた可愛い💕
ただ初々しいだけでなく、普通の人間の間でも起こる「価値観の違い」も、人間と魔女の結婚という世界観?の違いという感じでさらに面白い。(国際結婚に例えたりして)ケンカするほど、お互いの立場が分かり敢えて、更にラブラブになってエンディング・・・という展開も多くて。ザ・アメリカンホームコメディです。
そういえば、タバサちゃんという子供がいた記憶があるのですが、いつから登場するのでしょう。
ちょっととぼけたダーリンの上司と、たまたま魔法を使った所を見てしまったご近所のおばさんもツボ😆👍✨
生まれる前のドラマ・・・だと思うのですが、新鮮で楽しいです。
何より、大きなお家に洒落たインテリア、キュートなファッション、ダーリンの愛車はいかにも「アメ車」というでっかいオープンカー・・・
何もかも「アメリカン」な感じで、今見ても素敵なんですよ。
放送当時見た方は、それはそれは憧れますよね、あの生活感。
サマンサ役のエリザベス・モンゴメリーさんって、日本でも人気で、CMにも出てましたよね。
口をクニクニ横に動かす仕草、一定以上の年齢の方は、きっと知ってますよね。
キュートで表情豊かで、素敵な方でした。
ダーリンって、名前だったのですか!
これも知らなかった。
ダーリンって、劇画に出てきそうなくらい、大きな目が印象的な、これまた表情がくるくる変わる個性的な方。
ずっとダメ夫的な印象を持っていたのですが、広告代理店では結構エース級のようで、御見それしました。
それに、結構頑固なところもあって、それでサマンサとケンカになったり。
でも、心からサマンサを愛してるんだなぁって。
派手なメイクで皮肉屋のママは覚えてました!初回から登場してますが、最初から変わってない(笑)
毎回ではないけど、強烈な印象を残して去っていく。でも、ツボをついてるところもあってね。
魔女としてのプライドがそうさせるのかしら。
歳をとってから見ると、見方も変わってきますね、やはり。
30分という短さ、コメディなようで、ちゃんと起承転結がはっきりした展開のドラマで、小気味よくて楽しいです。
録画して、準備しながら見てます
楽しいドラマは当分、朝の活力になりそうです