2008年10月下旬~11月上旬にかけて、茨城県牛久市にありますシャトーカミヤにて、第一回うしくフラワーコンテストが開催されました。
搬入の日と搬出の日の話はすでに書きましたが、出展作品画像を添えられませんでした。
後日あらためて自宅で撮影したものをご紹介したいと思います。
前置きになりますが、今年は第一回ということで初めての出展でしたが、この期間の展示ということで、花材を、「秋バージョン」にするか、「冬バージョン」にするかで、かなり悩みました。
(他の出展者の皆様はきっと悩まれなかったのでしょうけれど。)
もう少し期間が早ければ、「秋バージョン」でいいかな、と思えたのですが、ちょうど花材集めの最中に、パンジー、ビオラ、ガーデンシクラメン、ハボタン少々など冬の花が店頭に出始めたところでした。
「秋バージョン」では、制作しても、鑑賞期間は今月一杯が限界でしょう。
(シュウメイギク、リンドウ、クジャクアスター、一重の小菊などは、もっと短期間で花の見頃が終わってしまいます。)
「冬バージョン」ならば、コンテストが終わっても、庭で来春まで長~く楽しめます。
ということで、考えたあげく、『かなり「冬バージョン」寄り』で出展したのですが、他の皆様の作品は、一部にパンジーやガーデンシクラメン、ハボタンなども使われていたものの、やはりほとんど「秋バージョン」でした。
季節的には、やはり「秋」のほうが展示期間にふさわしいようでした。
私の作品は、季節を先取りし過ぎていて、ちょっと(かなり?)浮いてしまっていたかもしれません(恥)
マイペースな私のこと、大目に見ていただければと思います。

テーマ:「秋のシャトーに捧ぐ」
大小2個の陶器のコンテナを使用。
大コンテナ使用花材:コニファー「ブルーアイス」、ウィンターコスモス、センニチコボウ、ハボタン・丸葉白2段、ハボタン丸葉紫2段、ストック・白八重、ビオラ・フォーシーズン「バイオレットローズ」(淡紫色で中心が白、黄目)、ビオラ・紫白バイカラー、カルーナ・ガーデンガールズ・白、ヒュ―ケラ「シュガーフロスティング」、ガーデンシクラメン・赤、ヒメツルニチニチソウ「イルミネーション」
小コンテナ使用花材:レースラベンダー、ハボタン・丸葉白3段、ガーデンシクラメン・赤、ハツユキカズラ、ペルネチア・赤実、スイートアリッサム・白、ヒュ―ケラ「ブラックベリージャム」、ハボタン・フリル紫、ケラトスティグマ(ルリマツリモドキ)「デザートスカイ」
11月1,2日(土・日)は、シャトーカミヤ内で「ワイン祭り」も開催されるとのことでしたので、センニチコボウ、ガーデンシクラメン、ヒュ―ケラの紅・赤といった色で、ワインのイメージも感じられるようにしてみました。

ヒメツルニチニチソウ「イルミネーション」は、ロングタイプが1ポットだけ売っていたので即購入出来て、ラッキーでした。
大きなコンテナの手前左寄りに植え込み、淡いベージュ色のレンガ2個も用意して、ツル数本を麻ひもで軽く束ねて結び、レンガ2個の間から下へ麻ひもを挟むようにして、展示期間中に強風が吹いてもツルがあちらこちらに動かないようにしました。

小さなコンテナ右端には、フリル葉のハボタン・紫と、その両脇にケラトスティグマ「デザートスカイ」2株。
反省点といいますか、ハボタン・白が、入手時には中心の白がはっきりしていましたが、植え込んで養生中の数日後、すっかり緑色になってしまいました。
そこで作品の雰囲気が少しだけ変わってしまいましたし、ハボタンの丈も少し伸びましたが、この緑色の状態でも、葉の形の愛らしさは、なんとか保たれているように思います。
この後、玄関脇へと移動して楽しんでいます。
特に夜間は冷え込んできたため、やっと最近、ハボタンの中心部に白が見えてきました!一安心。
我が家の庭も、今はカラフルな小菊が満開ですが、サルスベリやノブドウ、ギボウシなど一部に『黄葉』も始まっています。
もう街中ではクリスマスソングも聞こえ出しましたね。
今年の我が家は、このコンテナとともに年末を迎えることになりそうです。