RECARO(レカロ)研究室

レカロシートについてのマッチング、調査したこと、知るうること、etc

SR7続報

2009-06-08 14:14:19 | Weblog
SR7続報です。

SR6とほとんど同じとはいえ、
各部パーツデザインも気になるところでしょう。
画像にまとめておきました。


レカロのロゴは前後ともに刺繍が入っております。
そして各プラスチックパーツはベルトホール以外の
リクライナーダイヤルや前倒しレバーは共通です。

SR7-KK100の生地はセンター/サイド共にカムイです。
SR7-SK100の生地はセンター:シャイニングメッシュ/サイド:カムイです。
ようするに生地はSR6と同じ生地を使用しています。

さて、レカロ社のカタログデータにない実測地ですが、
リクライナーダイヤル幅も薄型リクライナーダイヤルの採用で、
SR6やSR11と同じに実測地495㎜で、
SR3の実測値535㎜より40㎜少なくなっています。
(これは現物で測っており、メーカーの公式データではありません。
シートレール専門店としては必要なデータで、
シート装着のためのデータとして各部計測したデータの一つです。)
スポーツタイプの車で、
SR3ではリクライナーダイヤル干渉や取り外しの車種がありましたが、
SR7はそのような車なんかにお勧めです。

ただし、SR7はSR3バックレスト長750㎜に比べ830㎜に伸びておりますので、
前倒し時にヘッドレストが車の天井への干渉などにはご注意下さい。
SR1時代には同様にヘッドレストが高く、
シルビアやスカイラインで後部座席に乗り降りするときに前倒しすると、
ヘッドレストが天井に支えて前倒しができない(記憶では確かに前倒しできませんでした)などがあり、
そのためSR2でヘッドレストを下げたと聞いておりますが、
あれはなんだったのでしょうね?
まあ、ヘッドクリアランスのある車や2人乗りの車には問題はありませんので、
天井が低く後部座席のある車を所有の方はお気をつけください。

他にSR7とSR6がサイズ的に違う箇所はショルダー幅で、
SR7はショルダー幅530㎜、SR6はショルダー幅540㎜になります。
ちなみにSR11のショルダー幅は530㎜です。
SR3やSR6よりコクピットの狭い車種にもちょっとだけ収まりやすくなったとも言えます。

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