湘南発♪

音楽などなど。

コンペの結果

2014-08-10 22:23:43 | コンクール
6/1の予選開始からほぼ2カ月、今年の夏のコンペも本選が終わりました。
いつもはここですべて終わるのですが、今年はなんと5年ぶりでC級の生徒が全国決勝大会に進めることになりました\(^o^)/

A2級の生徒は惜しくも次点だったけど、メダルに加えてちっちゃめのトロフィーに大喜びでした。


コンペは審査していても聴きに行っていても、子どもたちがみんな、一所懸命に勉強して来てそれぞれの思いを込めて、本当に良い演奏、心に沁みる演奏がたくさんあります。これに点数を付けて、1位2位なんて順位を決める必要があるのかしらと思います。でもそれがコンクールというものなんですよね。。。

今年も僅差で本選入賞に終わった生徒もいましたし、きっと世の中にもたくさんいると思います。そもそも予選通過も時の運有りです。これもいつも思います。地元の同じ予選に生徒が数人出るとその時の審査員の好みの傾向が結構、はっきり分かり、へぇーーっと意外に思うこともあります。そして順番の運、選曲の運、こればかりはどうにもなりません。

これ難しいけれど、コンペの結果には振り回されないで、緊張するステージで一所懸命にやってきた事が出来たら自分を褒めましょう。やってきた事が出来なかったら、それはもうちょっと精進しないとね。

いつも生徒に言うのですが、シュークリーム、ショートケーキ、チョコレートケーキ、バウムクーヘン、モンブラン、豆大福、おまんじゅう、ポテトチップ、おせんべい、美味しいおやつはたくさんある。でも、その日のその時には1個しか選べないとしたら、、、コンクールはそんなもの。美味しくても選ばれないことがあるのです。

さて審査する立場としても学ぶことが多いのは生徒が頂いてくるたくさんの講評。うちでは結果発表後にみんなが講評をFAXしてくれるので、一夏でFAXのインクリボン33メートルが丸1本は無くなります(笑)1枚1枚読んでいると、心にじ~んとくるものもあります。逆に「はあ?」「曲を勉強したの?」「冷たいなー」というようなものも。私も気を付けて書かなくてはと強く思います。

今回、良いなーと思ったコメント
「手の中にしっかりと音楽をつかんでいます」「絵を見ているように素敵です」「物語りが充実しました」「炎が夜を焦がしている感じが出せています」「人のムンムンするような空気が感じられます」「タッチに無理が無いので大きな風景が感じられます」「よい演奏をありがとう!」人間力+文章力、磨かなくては(=^_^=)

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