バスティン「おとなのピアノ教本 」

カンタービレには５歳から大人の生徒さんまでが在籍しています。

今日は背の順でと一番大きい方と、一番小さい生徒さんがちょうど次の順ですれ違い。

足台、椅子移動も素早くできるようにします。


大人の生徒さん初心者の方におすすめしているのは、バスティン「おとなのピアノ教本」１・２。

厚い、高い(税込み２９８０円）、しつこく楽典ワークが出てくる(適当に省いて良いかと）など

先生によっては使いにくいかもしれませんが。子供生徒さんにも普段基礎教本にバスティン使ってるからでしょうか、

「こんなに書かなくてもみればわかるという丁寧な説明、能書き。

自学自習できる大人の方こそ、楽典も是非一緒に覚えて欲しい。

リズム、音名、音程、和音、音階、調性、形式、作曲家…。

初見でサッと一緒にできるのもいい。テクニック本・応用曲集は別のシリーズにしてます。

シンプルでも大切なことが順番に覚えられる仕組み。

長く「教科書」というのを使っていたせい？

私は子供の頃、新曲視唱・聴音・ソルフェージュもやってもらいましたが、楽典が足りなかった。

受験の楽典も自学自習。大学でかなり苦戦しました。

楽典理解してるのとそうでないのとでは、曲の把握度が全く違うのも経験。


同じようなタイトルで橋本晃一氏「おとなのためのピアノ教本」も悪くはないのですが。

取り上げられてる曲も似てます。が、せっかく楽典理解のために曲選んでるのに、説明がやや物足りない。


バスティン

ベートーヴェン第九の「喜びのうた」ミミファソ　ソファミレ　ドドレミ　ミーレレー

１ページに満たない短い有名部分メロディーに、ベートーヴェンの生涯解説、てんこ盛り。

私の好みです。


トリビア的知識も大人生徒さんには面白いのでは？

と勝手に思いオススメしております。

老若男女問わず、色々な方法でピアノを楽しめるよう勉強します。m(_ _)m


アマゾンでは現在扱ってない模様。楽器店注文、または「楽譜ネット」検索で手に入ります。

http://www.gakufu.ne.jp/detail/view.php?id=43397










冒頭写真は今花盛りの「紫蘭　シラン」です。

にほんブログ村