岩手 北上市のピアノ教室「カンタービレ」 ♪音楽で心と生活に潤いを♪ 北上駅前です。 

お子様から一般の方まで。生徒さんの個性と目的にあわせて楽しくレッスン♪ピアノ教室と講師(&主婦)の音楽身辺ブログ。

指導法・弾き方は自分で見つける

2011-10-17 | ピアノ指導
マニュアル本、説明書読むの苦手。新聞・エッセイはかなり速読できるのに。

ブログも「指導マニュアル教えます」前面なのは目に入ってきません。

日記風な中でさりげなく教え方・楽譜、紹介してくれる文章が好き。


「ムジカノーヴァ」読んでます。他にもたくさんピアノ指導雑誌ありますね。予算の都合で定期購読は1種類。

学校の時は「教育音楽」…授業。「バンドジャーナル」…吹奏楽。「ハーモニー」…合唱。 とってました。


小学校のことはわかりません。

中学・高校の音楽の教科書付属の指導書、曲の伴奏譜と超簡素な解説が書いてあるだけ。申し訳程度に指導案2・3付いてます。

(出版社の方が机上で考えたのかな?とうやつ)

どうやって曲を教えたらいいの?どこにも書いてない。試行錯誤の連続。


数年国語も教えましたが、これも似たような感じ。古典・漢文の訳以外、特に現代文の指導書そのまま読んでも授業成り立たない。


ピアノも同じ。教室始める前、マニュアルっぽい本集めました。

教え初めてからは、人気ブロガーの先生方の指導法「読まなくちゃ」という意識でいっぱい。


最近ようやく何でも同じと気づきました。→音楽指導歴20年にしちゃ遅すぎる

素晴らしい先生の研究・公開授業・レッスンは参考になる。同じことを自分がやろうとあがいても大抵失敗。

教える人・生徒の個性、環境みな違う。同じ学校の同じ学年でもクラスによって方法変えないとうまくいかない。

ピアノは特に1対1のケースバイケース。

同じ生徒さんでも先週は上手くいったのに、今週はのってくれなかったり。

人それぞれ、いつも同じじゃないのが人間。「機械じゃあるまいし」フジ子・ヘミングさんの言葉を思い出します。


素晴らしい先生のやり方は参考になる。あくまで参考。実践するのは自分と生徒


大人の生徒さん、ピアニストの演奏と自分の演奏比べないように。

体格・指・腕・弾いてる楽器・楽器のある部屋の環境・ピアノにかける総時間、プロはプロなりのやり方があります



演奏もみなさんそれぞれのやり方(エキセントリックでない程度に)を探しましょう。

どれが正解なんてない。だから何十年も弾き続ける。


恩師の言葉

「昔はぜーんぶ自分で考えて弾いたのよ今は教えてもらえていいわね。」

「ここはどうやって弾こうかな。何度も練習して考えるのって楽しくない?」学生時代、考える力すらなく、楽しさもわからず



卒業してすごい年数経ち、ようやく少しわかってきました。

実践と思考、思考の糧に参考資料を。実践しながら考える

すぐピンとこない生徒さんでも○十年後に理解することも。生きた見本ここにありです。


写真、恩師の真似して買ったベネチアングラスの文鎮。ムラーノ島産。手作り。

人の手と知恵は素敵なものを作ります。


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