なりたい自分になる 「カンタービレ」の目指すもの

お陰様でこの不況時に（開設前年の秋がリーマンショック）２年半で幼稚園・小・中学生・大人と生徒さんも集まり、

今年度は小でも「ホール」で、ピアノ発表会をすることができました。（昨年度分、春は「ルーム」でした。）

地方の小さな街で、２０年以上故郷を離れて帰って来た身。恵まれてます。


「カンタービレ」が目指すもの。音楽を楽しむ心とそのための技術を身につけていただくこと。

シンプルだけど難しい。

大教室にはないゆとりあるレッスン時間、生徒さんや保護者の方々とのつながりを大切にすること。


ここはプロピアニスト養成所ではありません。趣味でも生涯長く音楽を続けたくなるような基本を習得してもらう。

開設前から色々な講習を受けましたが、３００年の伝統あるピアノ教育。

基礎を身につける方法が私の子供時代と大きく異なるわけではないとわかってきました。

どの楽器も西洋音楽の基本は共通してることも。


師たちからの教えを次の世代に受け継いでいくこと。

幸せなことに恩師は身を削るほど熱心に教えて下さる方々ばかりでした。


大学、計６年間では「本物とは何か」たっぷりと教えていただきました。

西洋クラシック音楽に限らず、幅広いジャンルの音楽の本質をたたき込まれたのだと今になってわかります。

教える側の技と情熱のあり方も。

知ってしまった以上、趣味の方のレッスンでも「テキトー」でごまかせません。

どんなに初歩でもゆっくりでも「本物の音楽」の素晴らしさを伝えることに手は抜かないようにします。


子供生徒の伸びはあっという間。いい音探し、耳を育てなければ。


「来年こそ自分自身のピアノレッスン受ける」書いた以上、実現させます。


ピアノ教室、楽器店にも先輩にも頼らず一人ではじめました。

やると決めてしまえば、そっちに向かうもの。「叩けよさらば開かれん」


「カンタービレ」ブログ文章は堅苦しいけど、レッスンは「楽しく基礎を身につける」やわらかです。

講師はゆるキャラ系。本人は真剣なのにどっか抜けてて生徒さんたちにいつもフォローされっぱなし。

（音楽・指導面ではコケないように注意してます。）


声を荒げたり、生徒さんをとがめるよう注意というのもないよう心がけてます。

叱られながらいやいやでは美しい音出せません。


ピアノの基本はクラシック。弾けてから応用でポップスです。（ポップス、リズムも和音も複雑）

ＮＨＫＦＭ　弾き語りフォー・ユー（童謡から最新流行の曲までをピアノで素敵にアレンジ演奏）の「小原孝」氏。

大学院を主席で卒業で専攻は「メシアン（1908 1992）フランス」。



「カンタービレ」の価値観に共感して下さり、わざわざ遠くから通って来てくれる生徒さんたちに心から感謝申し上げます。

来週もレッスン。締めまで楽しくできますように。


目指しているものをの見失わないよう、なりたい自分の姿を常に思い描きます。



写真は「なりたい自分になれるミニパワーストーン　トトロ型」

いただき物。大切にします。


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