一昨日、図書館から借りてきたこの本、付箋でチェックしながら、サラッと目を通してみました。
納得できるところもあれば、「本当かしら?」と思うところもあって、ちょっとメモしておきます。
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◆先週のレッスンで言われたことと同様で、ある意味、納得
(引用)
子ども時代とは違って、大人はチェルニーを番号順にやる必要はまったくなくて、必要な時に必要なテクニックを勉強するために、そこを的確に抜き出して練習するのが合理的です。
【私の感想】
ここで書いてある、"大人"の定義が微妙で、初心者から上級者まで幅が広いのだけど、"大人"と一括りできるものなの?
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◆ちょっと疑問
(引用)
子どもは身につくのは速いのですが、忘れるのも早いので、基礎練習を続けないと定着しません。逆に、大人は定着するのに時間はかかりますが、一度定着すると、比較的長持ちする印象があります。
【私の感想】
うーーーん、これは疑問。昔、連弾したパートナーは子どもの頃にピアノを習っていて、何十年経っても指が回って、羨ましかったけどな。。
一方、大人になった私は、少しのブランクでも容赦ないくらいに忘れる。。(^^;
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◆なるほど納得
(引用)
チェルニーの練習曲は「インプリント(刷り込み)」を重視しています。同じ運動を何度も反復することにより、そのテクニックが確実に指と脳に刻み込まれるのです。
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本の終盤に、チェルニーの他の練習曲として、左手のための練習曲が紹介されてあって、めっちゃ気になる。
既に持っているベレンス先生の「左手のトレーニング」は、本当に左手だけの一段譜の楽譜だけど、チェルニー先生の楽譜は二弾譜で右手も登場するみたいで。
読み進めると、この本も、微妙~に、"チェルニーはつまらないけど役立つよ"的な雰囲気が漂っているけど、私はチェルニーが割と楽しいので、楽譜も欲しくなっちゃうのよね。
この本は、借りて読んで、買わないくせに。(^^;