ハノン先生同様、テキスト名から人物を連想できなかった先生。(^^;
カール・チェルニー (1791~1857 オーストリア)
昔は、"ツェルニー"と表記されている教本がほとんどで、(人名ではなく)練習曲の名前だと思っていたような。。(^^;
いつの頃からか、"チェルニー"表記のテキストも見かけるようになり、子どもの頃に"ツェルニー"に慣れ親しんでいた友人に話すと「どこかの国の偉い人みたいね」なんて、言っていたっけ。
個人的には、"ツェルニー"という語感が堅苦しく、"チェルニー"の方が軽やかな感じがして親しみやすい。
私が子どもの頃は、「バイエル」→「ブルグミュラー」→「ツェルニー」がスタンダードコースで、大体、ツェルニー30番でピアノを辞めたという子が多かった印象。
なので、チェルニー先生の練習曲に対して身構えていたのだけど、弾いてみると、これが意外と楽しくて
作曲家カードの裏面には、”朝8時から夜8時まで12時間レッスンし、その後、練習曲の作曲という生活を20年以上、続けた”と書いてあって、ピアノ教育への熱意や勤勉さに頭が下がります。
※作曲家カードは、こちらの雑誌の付録です。