パリの日記 パティシエ卵の話

フランスでの留学生活・パティシエ生活・画家生活を綴ります。夫(アゼルバイジャン人)と息子も登場します。

豪邸の外へ出る

2018-07-31 17:35:44 | アゼルバイジャンに行...
超豪邸こと、このバカンスハウスは高さ2メートル以上ある塀で囲まれています。
ここへ来て一週間はずーーーと家の中で過ごしてきました。ホント、ここは陸の孤島です。
しかし、ようやくこの塀の外へ出る機会を得られました‼️徒歩7分くらいにあるスーパーへ行くことができたのです‼️めちゃ嬉しい😂


いざ、行こうと‼️となった時、義母は「タクシーを呼びなさい」と、、。えーーーーー!!!!徒歩7分だぜ。
そして夫もそれに賛成的な感じでした。義母がタクシーを呼びなさいと言う理由は、、、スーパーの前には横断歩道がないので、徒歩で渡るのは危険だから。という理由。
夫の理由はスーパーまでの道のりで野犬に出くわしたら大変だから。という理由。

数年前までは夫の言っていることが意味不明で、なんでそこまで犬が怖いのだろうか、と理解できなかったのですがそれは以前トルコ旅行した時に野犬は人を襲うということを体験してからようやく私も夫に理解をし始めたのですが、ここアゼルバイジャンでも野犬が多く、人を攻撃するらしく噛まれたら狂犬病になるとか。
なので、徒歩7分の道のりでも野犬に出くわしたら大変だから、という理由でタクシーなんだとか。

でも結局、うだうだしていて時間も時間になったので、私のオススメ徒歩で行くことに。
そして外出する前に、塀の外を歩いたことがある甥っ子に「外に犬いた?」と聞いたら、「居たよ。数匹で襲って来たからダッシュで逃げたけど噛まれそうになったから、ワー‼️ってこうやった」と身振りで教えてくれたのです。(ちなみに甥っ子はフランス語が話せるのでコミュニケーションがとれるのです)

おーー!本当に追いかけて来るんだー!と信憑性がでてきたところで、いざ出陣‼️
この塀の高さは外と隔たれている感じです。




犬がいるかもしれないと緊張感をもって道を歩き始めます。なんせ、息子も一緒ですからね。




遠くを見渡し犬がいないか確認、、と、すると、なんと‼️遠くにいる犬がこっちに気づいて歩き始めたーーー‼️

夫よ‼︎犬が来たーーーーー‼︎ こっちに歩いて来てるーーーーーー‼︎
ヤベーヤベー。あれ?でも足を引きずっている?襲ってこないかも?
しかし、私たちの後ろをずーっと付いてきます。夫が拳大の石を拾ったので、私も手に石を。でも手提げ袋の中にはiPadを入れていたので犬が襲って来たらこの袋を振り回そうと思案していました。
犬は、ずーーと付いてきましたが角を曲がったとこで来なくなりました。角を曲がったら、子供たちが遊んでいたので私たちも安心。

そうして、すぐに道路まできました。反対側に渡りたいのですが信号はありません。しかし歩道可能の白のシマシマ(なんて言うのあれ。)があったので、そこから渡りました。ということで難関二点をクリアしてスーパーへ到着。異国のスーパーは楽しくて好きなので、かなり堪能できました。見たことがないお茶やお菓子も多く、いくつか買いました。

帰りは運良く、義姉の夫が車で帰ってくるというので、スーパーから乗せてもらえて再びバカンスハウスへ戻りました。

束の間の外出でした。





とある日のお招き

2018-07-29 11:10:44 | アゼルバイジャンに行...
昨日は、夫の姉の旦那さんの両親と妹たちがバカンスハウスにやって来ました。
義姉の旦那さんはケバブを焼いたり、義母はサラダを作ったりとそこまではいつもの招待とは変わらなかったのですが、食後のケーキや果物など沢山用意していたので、いつもの違う用に感じました。義姉にとっては義両親と小姑二人が来るので、それなりに色々と取り揃えておもてなしをしなくては的な感じにとれました。義姉は小児科医ですが、家のこともテキパキとこなす凄い人です。昨日もプレッシャー?を感じながら凄く動き回っていました。

庭にある「離れ」というかバルコニーで食事をしました。









ここには、釜があり炭火でバーベキューができます。
鉄の串50cmの長さに肉を刺したり、ジャガイモを刺して、炭火で焼きます。このように焼いた肉をアゼルバイジャンではケバブといいます。バーベキューのことですね。回転する肉をそぎ落とすケバブはトルコのドネルケバブなので、それとは違います。





釜の横に伝統的なお茶セットがあります。私はこれでお茶を入れるのは初めてでした‼️



上に茶葉が入った濃厚な紅茶を急須に入れて下から温めています。
急須の下のタンクはお湯が入っています。タンクの下には炭が入っていて、ここでお湯を沸かします。
コップに濃いお茶を少し入れて、ふつうのお湯を注いで飲みます。来客など人が多いときはこうすると、沢山の人がいっぺんにお茶を飲むことができます。

こんな感じで、お客さんを招いて無事終了しました。
私は肉は炭火で焼くのがうまい‼️と再確認した夜でした。




ただ今アゼルバイジャンです。

2018-07-26 21:55:16 | アゼルバイジャンに行...
日本の一時帰国からパリに戻り、時差ぼけと疲労を一週間で回復せた!と思ったら、次はアゼルバイジャンへ3週間ちょっとのバカンスです。ということで、先週の日曜日からアゼルバイジャンのバクーに来ています。

今回はちょっと変わって、バクーの空港から向かった先は義両親宅ではなく、バカンスハウスです。
およそ三週間前から、夫の姉がプール付き超豪邸の一軒家を借りて、そこに姉家族四人と夫の兄家族五人と義両親が寝食を共にしていたのです。そこへ我ら3人が加わったという感じです。

うちの息子2歳半は従兄弟が五人いる中でも1番下なので、みんなに可愛がってもらって、みんなのお人形状態です。本人もまんざらではない様子で、遊んでもらって凄く幸せそうです。

しかし、この超豪邸のある場所は、バクーの郊外。しかも、徒歩圏内でスーパーがないので車が必要です。
しかも、バクーの夏は日本に劣らず暑くて朝の9時過ぎは外に出られない感じです。プールも夕方5時以降でないと入れません。つまり、言いたいことは、ここは陸の孤島なのです‼️
家の中で過ごす時間が圧倒的に長いという事です。

この豪邸、敷地内にひと家族が住んでいて、ゴミ出しや家の掃除など、家の管理をしてくれる人が住んでいます。


プール付きの庭ですが、ところどころにゴミが落ちているのが気になります。





あっという間の一時帰国

2018-07-12 00:49:23 | パリ生活 2018
はいどうもー!

1ヶ月の日本滞在もまもなく終了です。
あっという間に時間が過ぎて行きました。
遠出はほとんどせず、実家の周辺に出歩くくらいでした。
今回の帰国で一番の収穫は、、、2歳6ヶ月の息子が言葉を沢山覚えたことです‼️この時期の子供の言語習得能力の高さを身をもって体験しました。発音はロボットみたいな時が多々ありますが、単語を並べて言いたいことを頑張って話しています。パリにいる時より日本語を会話をする機会が多いので、じいちゃんばあちゃんのおかげです。
先日は「公園行く。これ食べたら」や「これ邪魔」などと言っていました。悲しい、ヤダ、面白い、楽しい、痛い、大丈夫なども的確に言い分けています。


息子は九月から地元の幼稚園に通う予定ですが、それまでにオムツを取らなければならないというプレッシャーのもと、この一時帰国でなんとか練習を重ねて、今ではパンツで出かけられるようになりました‼️が、まだ自分からトイレに行くとはほとんど言わないので、よくお漏らしもしています。でもかなりの進歩です。九月まであと1ヶ月半です。ラストスパートですが、気長に私も付き合わなくては。

しかし、いいことばかりだけではありません。災難がひとつ。
数日前から、息子のおちんちんが大きくなってきたではありませんか。トイレトレーニングで、尿意をコントロールできるようになったから、おちんちんの筋肉が発達してきたのかな?なんて思っていたのですが、今朝、おちんちんが赤く膨れ上がっているではありませんか!!これは明らかに腫れている‼️でも本人は痛がる様子もないので、様子を見ていましたが、、、。午後のお昼寝の後、「おしりが痛い」と言いはじめたではありませんか。念のために調べておいた泌尿器科へ急いで行って、抗生物質をもらってきました。
早く薬が効いて欲しいものです。


こんな感じで過ごしてきました。残す滞在もわずかです。