パリの日記 パティシエ卵の話

フランスでの留学生活・パティシエ生活・画家生活を綴ります。夫(アゼルバイジャン人)と息子も登場します。

ボルドー【サンテミリオン ワインツアー】

2009-11-26 04:41:00 | Bordeaux ボルドー 観光
本日は、ボルドー観光の最終回です。


ところで、ボルドーと言えばワインですよね!!
シャンパーニュ、ブルゴーニュと並びフランスワインの3大名産地に入っています。


ワイン好きのR子さんの希望で私たちは前もって予約しておいたボルドー観光局開催の
ワインシャトー巡り(ワイナリーツアー)へ参加しました。
行先のワイナリーはいくつかあるのですが、前もって知ることができないので(観光局が選ぶので)、
当日になってどこのシャトーに行くのかがわかります。ちょっとドキドキのツアーです。
バスに乗る時は英語かフランス語かで車両を選べるので、英語しかわからないという方でも安心です。
私たちはその頃英語もフランス語もわからなかったのですがもちろんフランス語車両へ。
そして、行き先はサンテミリオン(Saint Emilion)でした。


ボルドー観光局のサイトはこちら。日本語あります。http://www.bordeaux-tourisme.com/


サンテミリオンはボルドーの東40キロに位置しており、1999年にはブドウ畑が
世界遺産に登録されています。
ブドウ畑の風景が世界遺産に登録されているのはここだけなんですって。わーお。




季節は12月、しかも雨、、。
葉っぱがひとつもついてないブドウ畑もまたアリだな、、、と言い聞かせながら
バスから何枚かの写真を収めました。








う~ん、やっぱり寂しい風景だ、、、
6月頃から9月の収穫の時期までが葉っぱが青々として見ごろですよ。








早速、シャトーの中を見学です。
説明中も観光客の方からの質問もたくさんでており、みなさん熱心に見学されてました。
私たちはというと、、、説明がよくわからなかったけど、シャトーの雰囲気など
体験できてとりあえず楽しかったです、、汗。








見学の後は、ここで製造されているワインの試飲会です。
何種類か味見することができ、机の上には、ちゃんと注文用紙もあります。
味は全般的に辛口で重たい感じだった記憶があります。
私の好みとは違ったので特に買うこともしませんでした。
それにね、シャトー直売なんだけど、高かったのです、、。
壁にはたくさんの表彰状?が飾ってありました。







ワイナリーの見学が終わった後は、サンテミリオンの街の中をガイドさんの後についていき見学しました。
みんなで、街の中をぞろぞろ。石畳なので運動靴で正解でした。
はぐれてしまっても街はとっても小さいのですぐに集団を見つけることができます。
街の至る所にワインショップがありました。
観光客の方はそこでワインを買っていました(試飲したシャトーじゃなくて、、)。







晴れていたら、眺めは良かっただろうなぁ、、。
まだ言ってます、、、。






日も落ちて、バスが発車する時間になり、みなさんそれぞれのバスへ向かいます。
私はR子さんから事前に聞いていたボルドーの郷土菓子「カヌレ」を買ってバスに乗り込みました。
あれま、R子さん、まだ戻ってきてないんだ。もうバスが発車する時間なのに。
添乗員さんも人数を確認し始めました。
R子さ~ん、早く戻ってきて!と心の中で叫びつつ、隣のバスを見たところ、
なんとR子さんが乗っているではありませんか!
R子さんに早速メールを送り、「そっちのバスじゃないってばー」と。
R子さんから返信が「どっちでもいいんだよ♪」
いやいや、そうじゃなくてさ、、、。添乗員さん人数を確認してるし、、、
ということで、向こうのバスでも人数確認をした模様で、その後
R子さんがこっちのバスに戻ってきました。






こうして、とっても小さな町、サンテミリオンを後にして、私たちはボルドーの街へ戻ってきたのでした。
この夜はR子さん、私、そしてR子さんの例のお友達と夕飯を食べに行きました。
(私、お邪魔じゃなかったですかね?)  


そんな感じで、あっという間の2泊3日でしたが、ボルドーを出発する日、
R子さんのお友達は授業の合間を見て、わざわざ駅まで見送りに来てくれたのでした(私のことも見送りに?)。
片手にはボルドーのエプロンを身に付けたテディベアーを2つ持って(私にもくれたのは平等ってことで?)。




ボルドー、とても素敵な街でした。


R子さんとの旅はまだまだ続きます。さて、次回はどこの街を載せようかな。


ボルドー【街の風景:夜】

2009-11-25 03:18:36 | Bordeaux ボルドー 観光

今回はボルドー「夜の観光編」です。

訪れたのが12月ということもあり、街中はノエル一色でした。
R子さんのお友達と待ち合わせをして、3人で「marche de noel」ことクリスマスマーケットへ行きました。
クリスマスマーケットって、良く聞くけど何が売っているの??クリスマス用品?
と思う方がいるかもしれませんが、クリスマス用品(オーナメント)はもちろんのこと
その地方の郷土料理のお店、ワイン、チーズ、お菓子、洋服、雑貨、南アメリカ系(ジャマイカ?キューバ?)のお店、
皮製品など、クリスマスに関係ないものまで売っているのが普通なのです。
と思いきや、きっと、クリスマスプレゼント用なんですね!
いずれにせよ、私はマーケットの雰囲気が大好きです。わくわく。












マーケットを後にして、私はR子さん達と別れ、一人で夜の街を散策しました。
なぜって?!そりゃ~、R子さん達を二人きりにしてあげたのよぉ~。意味深。
ということで、夜の一人散歩続きます、、。








イルミネーションが本当に美しくて、しかもまた道によって異なる飾り付けが、乙女心をくすぐります。






キテルでしょ?






これは?







イルミネーションのカーテン。
この下をトラム(路面電車)が通るのですよ!!







光の下をずーーーと歩いていたい気分になります。
飽きないのが不思議よねぇ~。








あれ?こんなのあったっけ?
夜って、昼間に見えなかったものも見えるでしょ。






旧市街の脇を流れるガロンヌ川。
この川のすぐ横に、水を張った広場があるのですが、その名も↓
「埠頭の水の鏡」 アイススケート禁止







風のない穏やかな夜はこの水の鏡に前方の建物が反射して、建物が2倍にきらめくのですよ。
私が行った夜はあいにく風が強かったので、水がうねって反射も今一つでした。







こんな感じで、夜の街を堪能した私は一人ホテルの部屋に戻ったのでした。
深夜R子さんが帰ってきた後、私たちが反省会をしたのは言うまでもありません


あらいやだ、女の子って怖いわね。ふふふ




次回はボルドー ワインツアーへ行くの巻きです。多分、、



ボルドー【街の風景:昼】

2009-11-24 10:08:36 | Bordeaux ボルドー 観光

今まで旅行したフランス国内について(フランス滞在2年間の割には旅行先は多くないと思うのですが、、)、
写真を中心にあれやこれやと思い出しながら書いていこうと思います。
今更数年前の話だって?!いいのよぉ~。まだまだ新鮮よぉ~。


ということで、第一弾はBordeaux ボルドーです。


ボルドーはフランスの西側に位置し、真ん中よりちょい下にあるアキテーヌ地方最大の都市です。
赤ワインで有名な土地ですよね。
パリからはTGV(新幹線)で約3時間で着きますが、
その頃私はモンペリエにいたので、TGVで約4時間半かかりました。



モンペリエで知り合った旅行好きのR子さんとボルドーを含め色々なところへ一緒に旅行しました。
ボルドーはそのR子さんに誘われて2007年12月に2泊3日で行きました。
その頃、R子さんはボルドー大学の学生と知り合いになったばかりで、
私たちが滞在した2泊3日間、その知り合いの方に街を案内してもらいました。ラッキー。




TGVの駅






ボルドーの街の中に入ると壁が黒ずんでいる建物が多いので、私にとっての街の印象は「黒!」でした。
R子さんのお友達によると、建物の壁に使っている石は年季が入ると黒ずむ石だそうです。
モンペリエの石とは違う!
黒ずむ壁を見ながら、この街全体が世界遺産に登録されていることに納得。
街全体は歴史を感じるすごい雰囲気なんだぜ!








一方で、こんなお茶目なオブジェもあったりして。






雨上がり







おしゃれさん?






ボルドーに限らず、大抵の街って旧市街に入る時は、このような城壁があるのを見かけます。
敵の侵入を防いでいたのでしょうか、時代をトリップしたみたいで想像すると胸が膨らみます。
馬の足音が聞こえてきそう、ヒヒーン、パカパカパカ、、、、







凱旋門。近づくとかなり大きくて迫力万点!






ボルドー夜の風景に続く、、、多分