柴田淳とは何か ~しばじゅん日記blog version

「一太郎による柴田淳の研究」内「一太郎のしばじゅん日記」ver3.01。ブログ・ヴァージョン。

柴田淳には、プロデューサーが必要なのではないでしょうか?

2008年01月05日 | Weblog
柴田淳さんはもともとはセルフ・プロデュースを
志向していたはずで、その活動の初期から作品作りに
関しては割合明確な意見を持っていたと思います。

そのためあえてプロデューサーは立てず、セカンド~
サードはアレンジャーとの共同プロデュースのような
形だったと思います。ファーストだけが澤近泰輔プロ
デュースというのに近かったと言えるかも。アレンジ
ャー=プロデューサーに近いです。

しかし、4作目以後は作品に迷いが出ているような気が
します。5人のアレンジャー(自分を含めれば6人)という
のも、制作に入る前の段階での迷いを表しているのでは
ないかという感じがします。個々の曲は別として、ぼく
は4作目、5作目は、アルバムとして見た場合決して出来
が良いとは言えないと思います。こういう問題が最近ま
で持ち越されていると思うわけです。つまり柴田淳さん
自身が、迷いを持ちながら制作に入っているに違いない
です。

制作に入る前の段階で柴田淳の性格と資質を十分理解
している人物との間で、作品の方向性をしっかり詰めるこ
とで、きっと結果も変わってくると思いますが。そんな、こ
れまで以上に作品の出来に全責任を負うようなプロデュー
サーが、少なくとも今の柴田淳さんには必要だと思います。

音楽的に方向性が不明確だと、どうしても最終的に売る
方も、それを扱う関係者、メディアも、「お姫様キャラ」
でまとめざるを得ない。売り口上は必要だから。そうなる
と、だんだん人がまともに取り合ってくれなくなる恐れも
ありますね。所詮アイドルなのではないか、と。

そうなってもらっては、困りますよ。