10万光年+α

子供の頃からの夢を叶えるべく始めた天体観測・・・

必殺仕訳人

2009-11-18 10:49:47 | その他
Yahoo!ニュース:財務省の主計官が宇宙航空研究開発機構の人工衛星打ち上げについて「水星探査が国民に利益をもたらすのか」と述べると、仕分け人で科学者の松井孝典・東大名誉教授は「人類共通の利益になる」と反論した・・・

先日も仕訳作業で、官民共同開発ロケット「GX」のエンジン開発費が予算の見送りをされたばかりですが、今回のケースは、官僚が「惑星探査は必要ないのでは?」と言って、仕訳人が反論した訳ですね・・・GXエンジンの時とは逆ですが、何を基準に誰が音頭を取って科学技術分野の仕分けをしているのでしょうか?
よくわかりません・・・

なんだか、最初は仕訳人の颯爽たる切り口に賛同してましたが、国が「何もかも費用対効果を前提に考える」という流れに違和感を覚えるようになってきました。

確かに今までテレビのコメンテーターなどが「こんな無駄は一般企業ではありえない」などと発言し、官僚をやり玉に挙げていましたが、その考えを前提にすれば、惑星探査始め、ISSへ物資を輸送するロケットの開発、太陽系外惑星の探査、宇宙の成り立ちの研究などは、すべて「無駄」・・・国民の利益とならない、となってしまいます。

国民に夢を与えられない政権が、日本の将来を良い方向へ導けるでしょうか?
まあ、前政権も同じですが・・・

とりあえず、無計画な仕分けに固執するより、天下りを全廃する方が先ではないでしょうか?

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