風に語りて

日頃のよしなしごとをグダグダな調子で書き散らしてみたりするページ

啓徳(与野)

2008年10月02日 23時24分34秒 | 美味しいものを食べる
 JR京浜東北線与野駅西口から新都心側に向かって2、3分歩いたところにあり
ます。看板がかなり小さいので、道沿いとはいえ、迷うところでした。

 お店はテーブル席のみ。4人席が1つ、2人席が6つ。2人席は可動式なので、
ちょっとしたパーティも出来る風。カフェとかに見られるようなあんなスタイルと
いえばよいのでしょうか。
 店内はかなり明るく、清潔感が漂います。お店は厨房に一人とフロアに一人。お
二人ともかなり元気な対応で個人的にはプラス点。

 で、料理の種類は・・・中華。
 このお店のウリは化学調味料を使わない、というもののようです。ビールのお供
にお願いした画像の「バンバンジー」は多少味が薄めかな?と思うも周りのソース
なんかと絡めると「なるほどなるほど」な味。画像のお皿、2箇所ほどに見える葉
巻型のものは茄子ですが、これが箸休めの役割も果たしているよう。

 だが、基本はどうかな・・・??
 ついで注文したのは「炒飯」。

 化学調味料がバンバン入った炒飯を主に食している自分にとってココのそれはど
のようなものか・・・。

 出てきました。
 散蓮華を使っていただきます・・・おお。

 ただの「炒飯」ではなく、野菜炒飯ということもあるのでしょうが、あのピリピ
リ感は皆無です。あまり油っぽく感じません。パンチが弱い、といえるかもしれま
せん。

 でも、食べやすい。

 あー、こういうのもいいですね、な味。
 コメもさほどベタベタしていないし・・・。

 中華料理のお店として、頑張っているなあということが伺われます。

 で。
 いいお店だろうなとおもうのですけれども。

 お客さんは自分がいた間見えたのはお一人。しかもビールと何かを頼んであと、
ご飯モノを食べてお会計。自分より後に来て先に出るということで。

 ぼんやり思っていたのですが、中華料理のお店のスタイルじゃないのではないの
かなあなんて思ったりも。イメージとして無茶苦茶高級で厚い絨毯で装飾は原色で
・・・なんてところか、いつも喧騒に包まれていてなんかキッタナイ店、でも味は
一品、というものなんでしょうが、1人2人でも中華料理をというコンセプトを広
げた結果がカフェスタイル(?)を範にしたものなのでしょう。

 でも・・・なんか違和感があります。
 炒飯だって、普通の丸皿の上に円墳状の炒めたご飯が「ててん」ってのではなく、
器物が半月状で、軽くお椀の体をしていてそこに収められているわけですから、味
はともかくなんだかな~、な方向にも。散蓮華だって「Narumi」でしたっけ。バン
バンジーのお皿は確認していませんが、デザインの色の出し方を見ると店使いとし
てはある程度頑張らなければいけない値段のような品物のようにも。

 地元でうまく育っていけばいいのでしょうが、というのが気がかりだったりします。

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