「DRは龍に乗る」樹生かなめ・著 イラスト・硝音あや 二見書房シャレード文庫
2002年11月25日初版 260ページ 533円+税
買ってから随分たちましたが・・・ようやく読みました。
ストーリーは・・・
明和病院の若手内科医・氷川は、ある日偶然、昔かわいがっていた近所の子供・清和に再会する。親に満足に食べ物も与えられず、いつもおなかをすかせて泣いていた小さな清和…。ところが、氷川の前に現れた十九歳の清和は、背中に龍の刺青を背負った、暴力団・真鍋組の次期組長となっていた!なんとか清和にヤクザをやめさせたいと頑張る氷川だが…。大人気「だぜDR」シリーズの、スピンオフ第一弾。真面目なのにどこかおとぼけな年の差夫婦がいよいよ登場!中学生の清和の初体験が明かされる書き下ろしつき というもの。
氷川はあととりのいない医者の家に引き取られた孤児だったが、その後、養父母に実施ができたため、存在を疎まれるようになる。
そんな氷川の支えになったのが清和。シングルマザーに育児放棄され、いつもおなかをすかせていた清和に食べ物を与えたり、できるかぎり世話をしていた。しかしある日、清和は何者かに引き取られ、二人の関係はいったん、そこで絶たれる。
氷川は医者となり、養父母の病院とは違う病院に勤務していた、同僚の医師のもとに「医療ミスだ!」と怒鳴り込んできたヤクザ一味の中に、成長した清和がいた。実は清和はヤクザ・真鍋組の組長の息子だった(ただし、若頭の橘高の養子になっているので橘高姓を名乗っている)。
氷川は清和と話そうとするが、清和は氷川を知らないと言い張る。氷川は何度も清和を訪ねているうち、臓器売買に関する話を聞いてしまう。「殺すか、(清和の)オンナにするか」という選択で、BLなので当然、後者になります。
清和は男を抱くのは初めてだったが、氷川は過去に何人かの男と性交渉があった(平たく言えば、氷川はホモなのですな)。なので、「イヤイヤ」というより完全に和姦でございます。その上、氷川は清和がオムツをしているころから知っているので、清和のオチンチンを見ては「昔はあんなにちっちゃかったのに」と感慨深い感想を言ったり、「君がオムツをしていた頃は・・・」とセクハラっつーか、パワハラ??発言をしてみたり。力の強さでは断然、清和ですが、氷川は尻に敷いているようで。
そんな天然ボケ受けの氷川のキャラが、重くなりがちなヤクザモノにおいていい緩衝材になっているように思います。シリーズは今でも続いていて、途中からイラストレーターが人気の奈良千春先生にバトンタッチされ、このシリーズの人気もあがっているようですね。
2002年11月25日初版 260ページ 533円+税
買ってから随分たちましたが・・・ようやく読みました。
ストーリーは・・・
明和病院の若手内科医・氷川は、ある日偶然、昔かわいがっていた近所の子供・清和に再会する。親に満足に食べ物も与えられず、いつもおなかをすかせて泣いていた小さな清和…。ところが、氷川の前に現れた十九歳の清和は、背中に龍の刺青を背負った、暴力団・真鍋組の次期組長となっていた!なんとか清和にヤクザをやめさせたいと頑張る氷川だが…。大人気「だぜDR」シリーズの、スピンオフ第一弾。真面目なのにどこかおとぼけな年の差夫婦がいよいよ登場!中学生の清和の初体験が明かされる書き下ろしつき というもの。
氷川はあととりのいない医者の家に引き取られた孤児だったが、その後、養父母に実施ができたため、存在を疎まれるようになる。
そんな氷川の支えになったのが清和。シングルマザーに育児放棄され、いつもおなかをすかせていた清和に食べ物を与えたり、できるかぎり世話をしていた。しかしある日、清和は何者かに引き取られ、二人の関係はいったん、そこで絶たれる。
氷川は医者となり、養父母の病院とは違う病院に勤務していた、同僚の医師のもとに「医療ミスだ!」と怒鳴り込んできたヤクザ一味の中に、成長した清和がいた。実は清和はヤクザ・真鍋組の組長の息子だった(ただし、若頭の橘高の養子になっているので橘高姓を名乗っている)。
氷川は清和と話そうとするが、清和は氷川を知らないと言い張る。氷川は何度も清和を訪ねているうち、臓器売買に関する話を聞いてしまう。「殺すか、(清和の)オンナにするか」という選択で、BLなので当然、後者になります。
清和は男を抱くのは初めてだったが、氷川は過去に何人かの男と性交渉があった(平たく言えば、氷川はホモなのですな)。なので、「イヤイヤ」というより完全に和姦でございます。その上、氷川は清和がオムツをしているころから知っているので、清和のオチンチンを見ては「昔はあんなにちっちゃかったのに」と感慨深い感想を言ったり、「君がオムツをしていた頃は・・・」とセクハラっつーか、パワハラ??発言をしてみたり。力の強さでは断然、清和ですが、氷川は尻に敷いているようで。
そんな天然ボケ受けの氷川のキャラが、重くなりがちなヤクザモノにおいていい緩衝材になっているように思います。シリーズは今でも続いていて、途中からイラストレーターが人気の奈良千春先生にバトンタッチされ、このシリーズの人気もあがっているようですね。