ストーリーは・・・
大物代議士猪飼の秘書・永島は、政界のフィクサー・宇津井が心酔している占い師に会うように言われる。その占い師・子春(as李空)からお墨付きをもらえれば、猪飼を首相に任命しようというのだ。
永島は子春に会うが、子春は長島を占うことができなかった。子春は永島に恐れを抱くとともに、興味を覚える。
子春の従兄弟であり、子春の占いを取り仕切っている菅波は、過去に猪飼とかかわりがあるらしい。
永島との出会いをきっかけに、子春は占いをやめることを決心し、菅波に告げる。 菅波は子春をつばぎとめておくために、子春を犯す。
子春は失踪する。
本の最後は港で身元不明の男が発見されるところで終わる。おそらく、子春だろうと思われますが、どんな男なのか描写がないので、2巻であっとおどろく仕掛けがしてあるのか、ないのか。
全4巻だそうですが、一巻だけでもうお腹一杯です。
あまりにも話のペースがのろすぎて、退屈です。250ページ以上かけて、話は殆んど進んでいません。これから面白くなりそうという予感もないし・・・。
物語は子春の占いの能力を示すシーンから始まります。
まず、相手の手を見て一つだけ質問に答える。もっと占って欲しい人は子春と寝る必要がある・・・というのが子春の占いの方法。
子春は美しいので、まぁ、抱くのはOKなのでしょうが、もしこれが「子春に抱かれなくてはならない」だったらどうなんでしょうねぇ。
本文は7ページから始まりますが、物語の本指示とは関係のないおっさんが占ってもらうエピソードが62ページまで続き、永島の登場は63ページから。
永島と子春が初めて会うのは105ページになってから。
もともと、数巻になる予定で話をつくってるのでしょうが、余りにも冗長で、「ロード・オブ・ザ・リング」の一巻を読んだ時のことを思い出しました(悪い意味で)。
これで最初のライト電機社長のエピソードが後から効いてくるならまぁ許せますけど、ないだろうなぁ。
ライト電機社長のエピソードがこの後の話に絡んでこないなら、永島登場までのシーンはいらないと思うけどなぁ。完全なページ稼ぎでしょう。
子春の占いがどういうものかを示したかったのかもしれないけど、永島が行って、そこで説明を受けるなりすれば描写できたはず。
イラストの有馬かつみ先生は、この本のイラストで初めて存在を知りましたが、この本はイラストも今ひとつですね。表紙はまぁ、良いにしても、本文の絵がどれもいただけません。イラストにピックアップするシーンからしてこれで良いのか・・・。
ただ、1巻は本当に「序章」といった感じで、色っぽいシーンも少ないし、イラストを描きづらかったのかなぁと思わないでもありません。
とりあえず2巻までは買っちゃってるようなので、そこまでは読みますけど、2巻から加速度的に物語が面白くなっていることを期待します。
大物代議士猪飼の秘書・永島は、政界のフィクサー・宇津井が心酔している占い師に会うように言われる。その占い師・子春(as李空)からお墨付きをもらえれば、猪飼を首相に任命しようというのだ。
永島は子春に会うが、子春は長島を占うことができなかった。子春は永島に恐れを抱くとともに、興味を覚える。
子春の従兄弟であり、子春の占いを取り仕切っている菅波は、過去に猪飼とかかわりがあるらしい。
永島との出会いをきっかけに、子春は占いをやめることを決心し、菅波に告げる。 菅波は子春をつばぎとめておくために、子春を犯す。
子春は失踪する。
本の最後は港で身元不明の男が発見されるところで終わる。おそらく、子春だろうと思われますが、どんな男なのか描写がないので、2巻であっとおどろく仕掛けがしてあるのか、ないのか。
全4巻だそうですが、一巻だけでもうお腹一杯です。
あまりにも話のペースがのろすぎて、退屈です。250ページ以上かけて、話は殆んど進んでいません。これから面白くなりそうという予感もないし・・・。
物語は子春の占いの能力を示すシーンから始まります。
まず、相手の手を見て一つだけ質問に答える。もっと占って欲しい人は子春と寝る必要がある・・・というのが子春の占いの方法。
子春は美しいので、まぁ、抱くのはOKなのでしょうが、もしこれが「子春に抱かれなくてはならない」だったらどうなんでしょうねぇ。
本文は7ページから始まりますが、物語の本指示とは関係のないおっさんが占ってもらうエピソードが62ページまで続き、永島の登場は63ページから。
永島と子春が初めて会うのは105ページになってから。
もともと、数巻になる予定で話をつくってるのでしょうが、余りにも冗長で、「ロード・オブ・ザ・リング」の一巻を読んだ時のことを思い出しました(悪い意味で)。
これで最初のライト電機社長のエピソードが後から効いてくるならまぁ許せますけど、ないだろうなぁ。
ライト電機社長のエピソードがこの後の話に絡んでこないなら、永島登場までのシーンはいらないと思うけどなぁ。完全なページ稼ぎでしょう。
子春の占いがどういうものかを示したかったのかもしれないけど、永島が行って、そこで説明を受けるなりすれば描写できたはず。
イラストの有馬かつみ先生は、この本のイラストで初めて存在を知りましたが、この本はイラストも今ひとつですね。表紙はまぁ、良いにしても、本文の絵がどれもいただけません。イラストにピックアップするシーンからしてこれで良いのか・・・。
ただ、1巻は本当に「序章」といった感じで、色っぽいシーンも少ないし、イラストを描きづらかったのかなぁと思わないでもありません。
とりあえず2巻までは買っちゃってるようなので、そこまでは読みますけど、2巻から加速度的に物語が面白くなっていることを期待します。