9月に日本文芸社よりKAREN文庫Mシリーズが創刊された。
第一弾のラインナップは吉原理恵子先生の「銀のレクイエム」など。
小説JUNEに掲載されたのを覚えていて、書店で手に取り、立ち読みをした。
改稿はあったのかもしれませんが、本当に懐かしかった。
買おうかどうか悩んだのだが、とりあえずパス。
後日、店を再訪すると、もう売り切れていた。
んで、創刊第二弾で10月に発行されたのが、これまたお懐かしや、野村史子さんの「テイク・ラブ」。
挿絵は雑誌掲載当時と変わらず魔木子先生。雑誌掲載時にすごく印象に残っていた見開き1ページのイラストもそのまま収録。
同じKAREN文庫Mシリーズから10月に出たもう一冊が葛城ちか先生の「海に眠る」。
裏表紙の説明を読むと、新人さんのようです。内容は・・・本屋であらすじを立ち読みしただけなので記憶が曖昧なのですが、へその緒がついたままコインロッカーに捨てられた主人公は、施設で育つが、虐待に耐えかねて施設の職員を殺害して逃走する~~みたいな話でした。
話の内容や表紙のイラストから、ボーイズラブというよりはジュネっぽい感じがしました。KAREN文庫Mシリーズの「銀のレクイエム」や「テイク・ラブ」といったラインナップから考えると、今風のボーイズラブではなく、重めのJUNEっぽい作品をリリースしていくのでしょうかね。
新人さんの発掘や新作も楽しみにしていますが、昔のJUNEの名作の掘り起こしも期待しています。
ついでに、今井ジュン先生の「つかの間の夏の光りに」シリーズをリリースしてくれれば、盗作騒動のあった吉田ナツさんの「恋をしてはいけない」と比較ができるのに。
と、思っていたら、テイク・ラブを買った本屋で小説b-boyを見つけた。
私は雑誌はまず買わないので、いつもなら素通りするのだが、表紙に「吉田ナツ」の文字が。
どうやら新作をひっさげてカムバックのようです。
盗作騒動があったのが、ビブロスが倒産する直前だったので、有志による問い合わせなどが行われても、結局、ビブロス側からの返答などはなく、盗作問題で絶版→回収になる前に、倒産による回収になったため、盗作問題もうやむやになっていました。
どのような理由で、リブレ出版が吉田ナツさんの起用を決めたのか、部外者の私には知る由もありませんが、小説b-boyの編集部が吉田ナツさんの盗作騒動を知らないとは考えにくく、よって、盗作騒動があったけれども、起用する=盗作問題に関して、リブレ出版としては無罪判定をした、ということでしょう。
実際、盗作をしたのかどうかはわかりませんが、騒動があったというだけでも、小説家としてはマイナスなはずです。
そのマイナスを差し引いても、使いたいと思うほどの作家さんなんでしょうかね。吉田ナツさんて。
まぁ、一応、ビブロス時代小説b-boyの小説賞の受賞者ですから、いわば、生え抜きなわけです。となると、守ってあげたいというのが編集部の気持ちなのでしょうか。
それだけの力量が吉田ナツさんにあればよいでしょうけど・・・。
とりあえず雑誌を勝って読んでみようかと思います。
第一弾のラインナップは吉原理恵子先生の「銀のレクイエム」など。
小説JUNEに掲載されたのを覚えていて、書店で手に取り、立ち読みをした。
改稿はあったのかもしれませんが、本当に懐かしかった。
買おうかどうか悩んだのだが、とりあえずパス。
後日、店を再訪すると、もう売り切れていた。
んで、創刊第二弾で10月に発行されたのが、これまたお懐かしや、野村史子さんの「テイク・ラブ」。
挿絵は雑誌掲載当時と変わらず魔木子先生。雑誌掲載時にすごく印象に残っていた見開き1ページのイラストもそのまま収録。
同じKAREN文庫Mシリーズから10月に出たもう一冊が葛城ちか先生の「海に眠る」。
裏表紙の説明を読むと、新人さんのようです。内容は・・・本屋であらすじを立ち読みしただけなので記憶が曖昧なのですが、へその緒がついたままコインロッカーに捨てられた主人公は、施設で育つが、虐待に耐えかねて施設の職員を殺害して逃走する~~みたいな話でした。
話の内容や表紙のイラストから、ボーイズラブというよりはジュネっぽい感じがしました。KAREN文庫Mシリーズの「銀のレクイエム」や「テイク・ラブ」といったラインナップから考えると、今風のボーイズラブではなく、重めのJUNEっぽい作品をリリースしていくのでしょうかね。
新人さんの発掘や新作も楽しみにしていますが、昔のJUNEの名作の掘り起こしも期待しています。
ついでに、今井ジュン先生の「つかの間の夏の光りに」シリーズをリリースしてくれれば、盗作騒動のあった吉田ナツさんの「恋をしてはいけない」と比較ができるのに。
と、思っていたら、テイク・ラブを買った本屋で小説b-boyを見つけた。
私は雑誌はまず買わないので、いつもなら素通りするのだが、表紙に「吉田ナツ」の文字が。
どうやら新作をひっさげてカムバックのようです。
盗作騒動があったのが、ビブロスが倒産する直前だったので、有志による問い合わせなどが行われても、結局、ビブロス側からの返答などはなく、盗作問題で絶版→回収になる前に、倒産による回収になったため、盗作問題もうやむやになっていました。
どのような理由で、リブレ出版が吉田ナツさんの起用を決めたのか、部外者の私には知る由もありませんが、小説b-boyの編集部が吉田ナツさんの盗作騒動を知らないとは考えにくく、よって、盗作騒動があったけれども、起用する=盗作問題に関して、リブレ出版としては無罪判定をした、ということでしょう。
実際、盗作をしたのかどうかはわかりませんが、騒動があったというだけでも、小説家としてはマイナスなはずです。
そのマイナスを差し引いても、使いたいと思うほどの作家さんなんでしょうかね。吉田ナツさんて。
まぁ、一応、ビブロス時代小説b-boyの小説賞の受賞者ですから、いわば、生え抜きなわけです。となると、守ってあげたいというのが編集部の気持ちなのでしょうか。
それだけの力量が吉田ナツさんにあればよいでしょうけど・・・。
とりあえず雑誌を勝って読んでみようかと思います。