ペコリーノのBL読書日記

BLスキーのペコリーノのBL読書日記。素人の感想&個人的な覚書です。100%自分向けのためネタバレ全開です。

右手にメス、左手に花束3~4椹野道流・著 イラスト・唯月一 二見シャレード文庫

2009-06-16 00:33:45 | ボーイズラブ小説
「右手にメス、左手に花束1~2」椹野道流・著 イラスト・唯月一 二見シャレード文庫
 3巻 2003年7月25日初版 260ページ 533円+税
 4巻 2004年10月25日初版244ページ  533円+税

 イラストレーターさんが唯月一先生にバトンタッチした3、4巻。5巻からはまた替わっているようです。

 ストーリーは・・・
3巻・・・シアトルに移り住み、現地で結婚式を挙げた江南耕介と永福篤臣。穏やかな日々が続くかに見えたが、篤臣の父の突然の訃報が。急きょ実家に戻った篤臣に遅れて江南も帰国するが、永福家を訪れた江南はなんと篤臣の母に二人の関係をカミングアウト!結婚後の二人にとって最大の難関ともいえるこの告白、旦那の度量と妻の器量が試される?書き下ろしは篤臣のバースデイ小旅行ストーリー。ロマンチストの江南ならではの演出の数々に篤臣たじたじ というもの。

4巻・・・シアトルに移り住んで一年が過ぎようとする年末。江南の実家に帰省することとなり、篤臣は勘当されたままの江南と家族を仲直りさせようと心を砕く。ところが、江南の母がギックリ腰でうごけなくなってしまい、二人は家業のちゃんこ鍋屋を手伝うことに。手際よく接客をこなし、客にも大人気の篤臣に対し、江南は無愛想で役立たず。篤臣に馴れ馴れしくした客にキレた江南は、父親に怒鳴られて店を飛び出し行方不明に!その行き先はナント!書き下ろしは、クリスマスイブに「初めての共同作業」をする二人の様子が垣間見られるラブラブ短編 というもの。

 最初は2巻で完結させる予定(一応、終了させた形にはなっている)だったのが、人気があったからなのか、以下続刊となった模様。

 3巻では篤臣の父が急死し、篤臣と江南は帰国。そのままカミングアウトとなります。テーマとしては、篤臣が父と和解(亡くなったあとですが)ということと、カミングアウトでしょう。
 
 3巻では篤臣の実家に行ったからなのか、4巻では江南の実家に行く二人。江南の母親がぎっくり腰になったせいで、ちゃんこ屋を手伝いことになります。ちょいと番外編っぽい感じですが、すったもんだがあり、江南と実家の関係が改善します。

 あと2冊、読んでしまおうと思ったら5巻が見当たりません。もしかして買ってないのかなぁ・・・。膨大な量のBL本が眠っている物置を漁ってみます・・・。
 今月は200冊は処分したいです・・・。

 

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