「エミール・ガレとドーム兄弟展」を2日連続ですがbunkamuraで観てきました。アールヌーボーの時代は好きなものの一つですが、まず高校生の時分にアルフォンス・ミュシャにはまり、フランスまで実物を観に行ったりしました。本当は、プラハの方がいいのですが、その当時はプラハまで行く余裕がなかったので、断念。しかし、実物大のミュシャを堪能することができました。ガレとかのガラス関連にはまったのは比較的最近なので、展覧会もこれが初めてになります。結構な作品の分量で、これまた堪能しました。特に、菊をモチーフにした花器は色も素晴らしかった。日本に影響を受けていた時代ならではですね。結構量産もしていたようなので、未だにガレ風とか怪しげなものも結構出回っているみたいです。しかし、本物みちゃうと技術が違います。被せガラスというのをメインにやってエッチングを施していたようですが、惚れ惚れする出来です。長野の北澤美術館に多く所蔵されているようなので、今度是非行ってみたいと思っています。