五里夢中於札幌菊水 

野戦病院へ出向予定。
医療崩壊に対して国民全てと共闘を夢想。
北海道の医療崩壊をなんとか防ぎたい。

気になった自然環境の話題

2007-05-02 21:46:16 | 北海道
京都議定書のCO2排出量は日本もやっぱり全然守れないそうだ。

できるところからCO2税を導入していくべき。
植林に関しては逆に金を払うべき。

そんなことやったらあっという間に国際競争に負けて、
日本は後進国に転落しちゃうけどね。

今年の冬の異常な暖かさ、やばいと思いませんか?

日本でCO2削減に一番手っ取り早いのは無駄な公共開発をやめることだ。
ボランティアだけではなく政策的に植林を進めればよい。土木工事の替わりに。
そうすれば当面土木関係で失業をする心配は無くなるであろう。
少し畑は違うかもしれないが。

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(04/30 08:14)北海道新聞

イトウの保護を考えるシンポ 猿払

イトウが繁殖する川のほとりで、マスを素材に野外授業を行う米国の専門家ら

 【猿払】世界的な希少魚・イトウの保護を考える国際シンポジウムが二十九日、宗谷管内猿払村で開かれた。米国、ロシアなどの研究者が参加し、イトウが海から川の上流部の繁殖地まで行き来できる河川環境を残すことの重要性が指摘された。

 猿払イトウの会(小山内浩一会長)と米国の環境団体ワイルドサーモンセンター(WSC)の共催で、開発局の担当者や村民ら五十人が参加した。

 上流部での観察会や、米国の研究者が生態や体の仕組みを教える野外授業も行われた。

 WSC研究員のピート・ランドさんは「ロシアでは密漁やエネルギー開発、日本では開発行為が脅威。継続的な調査と保全計画が必要だ」と指摘。

 道内のイトウに詳しい江戸謙顕さん=東京都在住=は、DNAや繁殖行動の調査結果を紹介。「イトウは水系の遺伝的独自性が高く、地域ごとに保全する必要がある。猿払は大型ダムがなく、海と川が本来の姿でつながっている点が貴重だ」と語った。

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(04/29 08:11)北海道新聞

知床の森をともに守ろう 道森林管理局がボランティアの活動拠点整備へ 道森林管理局は、本年度の事業計画をまとめた。網走管内斜里町ウトロ地区に世界自然遺産・知床の森づくりボランティアの活動拠点を整備するほか、知床の植生図作成などを盛り込んだ。

 知床では、遺産登録をきっかけに観光客が急増し、遊歩道以外の草地などの踏み荒らしが目立っている。エゾシカの食害も深刻で、森林への悪影響が問題化している。

 同管理局は、森林の回復を図り、森づくりを通して知床の自然の大切さも学んでもらう目的で、ボランティアに植樹などへの参加を呼びかける。その活動拠点として約二百七十平方メートルの平屋建ての施設を造り、森づくりの指導などを行う。夏をめどに着工し、年内に完成する予定だ。

 また、知床ではアメリカオニアザミなど外来植物の移入が問題になっており、外来種や希少種の分布を調べ、植生の変化を把握できるよう植生図作成を進める。

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毎日新聞 2007年5月1日 10時49分

温暖化:氷河後退、地殻が急激に隆起 米アラスカ州
 米アラスカ州南東部で地殻の急激な隆起が起きていることが、東京大、東北大、アラスカ大など日米研究チームの観測で判明した。重し役の氷河が地球温暖化で後退し、地殻が膨張したためだ。変動率は年間約3センチで、約2万年前の氷河期終了後に地殻が隆起した北欧やカナダ北部の3倍近いという。温室効果ガスを排出する人間活動が、間接的に大地を動かしたと言えそうだ。

 アラスカ州南東部は厚さ約1.5キロの巨大氷河に覆われていたが、18世紀半ばの産業革命以降後退が進んだ。これまでに約3000立方キロ(東京ドーム約250万個分)の氷が消え、氷河はほとんどなくなった。

 研究チームは観測地点の標高が増すほど重力が小さくなることを利用し、地殻変動を推定した。

 06年夏に5地点で重力を精密測定した結果、19年前の観測記録が残る1地点では加速度が0.102ミリガル(ガルは加速度の単位)減少していた。GPS(全地球測位システム)の測定データを組み合わせて解析したところ、地殻が約54センチ隆起したことが分かった。他の4地点も重力は減少傾向にあった。

 孫文科・東京大准教授(測地学)は「氷河の大規模な後退は、地球全体の形を微妙に変える。地球の自転速度にも影響を及ぼす恐れがあり、今後も観測を続けたい」と話す。【田中泰義】

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