東京都がアメリカ型のメディカルスクール構想を持っているということを知った。
学生のときから感じていたが、4年間他の学部に通ってから、
4年間医学を勉強をするという考え方には賛成である。
多様性という観点からはストレート6年生の大学もあったほうが楽しいと思うが。
ただでさえ一学年100人という少ない人数なので、
考え方が何種類かはあるものの均一化してしまいがちである。
医学部だけの純粋培養なので世界が狭くて非常につまらない。
そもそも医学というのはその時点での世の中の総合力が試される分野だと個人的に考えている。
経済・倫理・法律・機械・文化・生物・化学・薬学・建築・・・
どの分野をとってみても医学とリンクしない分野は無い。
アメリカでは文系出身者の方が理系出身者よりも
メディカルスクールに進学する割合が高いというのはうなずける。
理系出身者のほうがコミュニケーションが下手なものが多いという
新聞記事のコメントにはかなりむっとしたが・・・。
これには大学進学後の環境が影響しているとも思えるのだが・・・。
まぁとにかくこの動きは好印象に思えたのであった。