母ひとり娘ひとり あわせてふたり                             ~大腸癌を宣告された娘の記録~

2008年7月、たったひとりの家族である母が上行結腸癌にステージ3b、ママ頑張ろうといいながら自分への励ましブログ。

救急外来

2008年09月06日 23時43分20秒 | 闘病生活
2日ほど前からお腹が重たく、腰が痛く、動きにくいと、ガーゼを自分で交換する際も少し表面が赤くなっていると言っていた。
それが昨晩から今、化膿している数センチ下がまた化膿しているというのだ。
0時病院へ電話したら先生がいないので明日9時に再度電話して下さいとの事。
仕事場に連絡して遅刻の旨を伝え朝実家へ迎えに行った。
9時に病院へ直接行き、主治医のU先生をタイミングよく病棟で捕まえれた
すぐに診るから救急外来へとのこと。狭い診察ベットに横になりお腹を見せる母の姿が痛々しい
少しの動きも苦痛なようだ。先生開口一番「あっ、これはかぶれてるだけです」
耳を疑った。素人の私の目から見ても明らかに前とは違う場所から膿が出てるし・・・皮膚表面の赤みは炎症しているようで決してかぶれとは違う。
第一、本人はかゆい何て一言も言ってないのだから・・・
傷口にピンセットを深く差し込みグニャグニャ回している。
血がダラダラ、膿も一緒にダラダラ、苦痛に耐える母の顔がどんどん歪んでいく。
目をそらさずしっかり治療を見たが、思わず目を背けたくなるような状態だった。
ピンセットを抜き、先生が力強くお腹を押さえると天井まで突き上げるような膿の噴水
先生の頭や眼鏡にも膿がかかり、信じられない光景だった。
とりあえずお腹の中にガーゼを押し込み上からカーゼとテープで貼り付け明後日の外来までこの状態で・・・って。

退院してから状態が悪くなっているように感じる。化膿に対する薬もなし。
本当に自然治癒だけで治るのだろうか

何でこんな状態になったかを尋ねると「私もこんな風になる患者さんはここ1,2年診てません。前に手術をした際に切った場所と同じ場所を切ったからとも考えられるし、本人の体質も考えられるし」と。
自然治癒だけで治るのか、目途としてはどの程度で治るかを尋ねると「栄養をしっかりとって、長い患者さんは数か月かかる。個人差がある」とのこと。
なんかしっくりこない説明
こんな状態で退院させられたという追い出された感はあるし、対応にも満足どころか納得もできない。
とりあえず明後日の月曜日に詳しい説明するからということで今日は帰った。

とりあえず月曜日に病状の説明と今後の治療についても説明もあるしそこでもう一度確認してみよう