母ひとり娘ひとり あわせてふたり                             ~大腸癌を宣告された娘の記録~

2008年7月、たったひとりの家族である母が上行結腸癌にステージ3b、ママ頑張ろうといいながら自分への励ましブログ。

告知問題

2008年09月16日 23時35分14秒 | 闘病生活

お昼休み病院へ電話してみた
主治医から病状説明と今後の治療について聞くためにアポ取りの電話だ。

従兄弟のお姉ちゃんにアドバイスを受けた。主治医とは今まで4回しか面談していない。
手術前日に一度(手術の説明)、手術終了後に一度(切除した臓器の説明)、退院してから救急外来で化膿処置をしてもらった時に一度、退院後初の外来で一度。
母抜きで話をしたのは手術直後の一度だけだ。その時の話では切除した臓器を検査に出して初めて詳しい結果がわかるとのことだった。
その結果を先週月曜に外来で聞く予定だった。癒着していた小腸への転移はなかった。リンパ節転移があったから抗がん剤を半年服用してもらいます。
それだけの説明だった。そんなんで納得できない。しかし母にはステージ3bであること、癌が腸壁を貫いていたこと、この2点を話していない為、その場で先生に詳しく話を聞くことが出来なかった。
あの日は私の怒りも絶頂でそれどころでなかったのも確かだが・・・

先生電話口に出てきてくれました。私は早速用件を話したら結果はNO
まず、本人抜きでは面談できない。病気なのは患者本人だというのだ。そんな事は私だって分かってる。
先生に話を聞いた上で母にちゃんと話するとも伝えた。母からは「先生に話を聞いてほしい。その上で母に話さない方がよければ話さない、話すべきことなら話してほしい」と言われていますと先生に言っても「そんな遠まわしな方法をとる意味がない」と切り捨てられた。
先生にとっては、遠まわしかもしれないけど私達家族にとっては重要な事だ。
「本人も一緒に話を・・・となると外来で出来るし、家族だけとなるとどうしても平日の夜になってしまいます」私は即座に「それは先生の都合にもちろんこちらが合わせますので」というと
「そういう事ではなくて、話は外来で出来るんじゃないですか。」と言われた。
正直、外来以外で時間を取りたくないって事に感じた。そりゃ命を預かる医療現場でそんな時間はとれないかもしれないけど・・・
なんだか、やり場のない悲しさを感じた
このまんまじゃ、どうしたら良いんだろう。
もっと、もっと主治医と話がしたいのに・・・私自身も母にすべてを話すことがベストだと思っている。
大腸がんであることは本人も知っているが進達度については知らない。。。もう話すべき時なんだろうな


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3 コメント

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悩みますね (じょんの飼い主)
2008-09-18 22:37:44
こんばんは.
お気持ち,よくわかります.主治医の先生,沢山の患者さんを抱えていらっしゃって,お忙しいのかもしれませんが,これは大事なこと,まずはまりんさんとお話して欲しいな,と思いました.(患者さん抜きの話はできない,というのは,その先生の一つの考えであって,必ずしも全てに当てはまる訳ではないのに,とも思いました.)
術後の説明の仕方も,納得しがたいですよね.
どうしたらよいでしょう.
その病院に,もし,医療相談室の様なものがあれば,相談してみるのもよいかもしれません.
また,手術をしてもらったときに,主治医以外の医師が回診にきませんでしたか? 主治医の先生が年配の方ならば,その下に若い医師が担当医としてついているパターンが多い様です.
その医師に聞いてみるのも一つの手かもしれません(ただし,経験は浅いかも.).
よい方向へいく様,祈っています.


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ごめんなさい (じょんの飼い主)
2008-09-18 22:39:50
(慣れてなくて,2回入れてしまいました,削除して下さい.)
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Unknown (まりん)
2008-09-20 10:37:51
>じょんの飼い主さんへ
そうですね。母は主治医の先生に執刀してもらって感謝しています。それは私も同じです。
母にしてみては頼る先生は主治医の先生しかいないと思っています。主治医の先生の上の副医院長が最初の診察をしてくれましたが高齢なので手術以降は主治医の先生に任せて回診のときに一緒に来る程度でした。主治医の先生は45歳で副医院長は65歳くらいです。その副医院長にも入院前の検査を母より先に聞かせてほしいと言えば個人情報問題やら患者の人権などを言われ無理でした。病院の方針なのかもしれないですね・・・
じょんさん、コメントいつもありがとうございます。感謝してます。
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