決戦!中咽頭癌ステージ3ではなく4a襲来

突然の中咽頭癌ステージ3ではなく4a襲来に真っ向から立ち向かうギター&カレー好き野郎のブログです

放射線性顎下骨髄炎

2013年10月10日 | 闘病日記

先日、近くの総合病院の口腔外科に行ってきました。

現在の主治医があまりにも後遺症について積極的でない感じなので。。紹介状を書いてもらいました。

後遺症の症状が辛く、奥歯の歯茎が痛く、ほっぺたが腫れ、口を開けるとアゴが痛く、指1本分しか入らない感じです。ウインナーもかぶりつけません。

MRI等の画像の結果は「放射線性顎下骨髄炎」になっているとの事でした。更に原発巣に近かった奥歯もかなり状態が悪く、歯周ポケットが健常者の3倍くらいあいているらしく、そこから細菌が入って炎症を起こしていて、痛みやほっぺたが腫れているとのことでした。

この「放射線性顎下骨髄炎」は難治性らしく、ほっておくと骨壊死や、アゴの骨が骨折してしまうらしいです。

治療は長期間の抗生剤投与とか、悪化した場合は手術で骨を削ったりするそうです。想像しただけでも恐ろしくなります。

その日は1時間抗生剤の点滴をされました。しかも当面2か月くらいは毎週通院しなければならないようです。

ヤクルトの容器ほどに入った水を入れて溶かせてのむ「ジスロマック」という抗生剤も処方されました。1週間効果があるらしく、飲むと副作用もすぐ来て、下痢になったり、少しだるくなったりしました。

 

今年始めに職場復帰後も続く、、後遺症の症状も今までで一番辛い状況になってきて、通院も周一なので、やむを得ず、しばらくの休職を申し出ました。

上司の反応は「とにかく完璧な引き継ぎが優先だ」と。。。確かに正論なのですが。

「クビだ」と言われなかっただけでもマシなのか。。。?

 


MRI再検査の結果

2013年10月05日 | 闘病日記

10月4日にガンセンターに結果を聞いてきました。

 

結果はがんに関しては「今のところ白」!

 

 

というのは、主治医はなかなか「白」と言ってくれません。

 

どれだけ突っ込んで聞いても「大丈夫だと思いますが、100%ではないですよ」と繰り返します。

まあ昨今いろいろ裁判沙汰もありますから、断言できないのもわかりますが。。

 

でも通院も二か月に一度になり少しホッとしました。次回は12月です。

しかし、MRIの所見では、放射線を強く受けた右あごの所は「骨髄炎」の疑いありとのことです。

この部分は治療後ずっと痛み・症状が辛いところです。24時間ずっと奥歯の歯茎付近に痛みがあり、歯科には通っていたのですが、歯肉炎という診断のままでした。

がんセンターの主治医も「後遺症だから・・」と抗生剤とロキソニン処方のみ。

今回、「放射線性顎下骨髄炎の疑い」と所見にあったので、総合病院の口腔外科へ紹介状を書いてもらいました。来週初診です。

ネットでいろいろ調べると「難治性」やら「骨壊死」「手術」と不安なワードが出てきます。

実際日常生活では唾液が出ない事や痰が引っかかることも辛いですが、この歯茎の痛み、開口時の痛みがとても辛いです。

今も症状は抗生剤を飲んで少し急性な腫れは引き、開口も少しましになりましたが、夜中に右の歯茎、ほっぺたあたりが痛くて目が覚めます。多分歯磨きして寝ても夜中に細菌が繁殖して腫れや痛みがでるのかな?と思います。朝起きるとほっぺたが痛く、腫れてる事もしばしばあります。

症状に波はありますが、日中も痛いし、夜中に痛くて目がさめ、うがいをするので、睡眠不足でぼんやりしてしまう事も多く、仕事に影響が出ます。特に復帰してからは、今までの営業職とは正反対の事務職で、慣れない、苦手な職種な上に痛みや不安で集中力や気力に欠け、どうしても思うように行きません。

しかし外見上は元気に見えるので職場では「やる気がない、仕事が出来ない奴」と思われてしまい、当然人間関係も悪化してしまいます。

仕事復帰できて有難く嬉しい反面、この何とも言えないループに悩んでしまいます。

がん患者になったがゆえに退職をせまられる事を思えば、単なる病人のわがままなのか。。?

 

がん患者なった人にしかわからないと思いますが、常に再発・転移の不安を抱えての後遺症との戦いは、かなりメンタル的にも辛い気がします。

治療終了後に「うつ」になってしまう人もいるというのが、今はわかるような気がします。

今の症状のまとめ・・・

●骨髄炎の疑いによる歯茎・ほっぺたの痛み

●上記の事で夜中に目が覚めるので睡眠不足で日中辛い

●唾液は相変わらずあまり出ず、水分なしでは食事はし辛い

●手足の末端のシビレ(抗がん剤の後遺症)

●のど奥のグミのような痰のからみ

 

という事で朝方に目が覚め、ブログ更新してみました。

 

とにかくいろんな事との戦いは続くという事ですね。

後遺症がこれ以上悪化しないようにと願うばかりです。。