決戦!中咽頭癌ステージ3ではなく4a襲来

突然の中咽頭癌ステージ3ではなく4a襲来に真っ向から立ち向かうギター&カレー好き野郎のブログです

放射線性顎下骨髄炎その後&オフ会

2013年11月30日 | 闘病日記

放射線性顎下骨骨髄炎その後です。

10月後半から会社を休職させてもらい自宅療養中ですが、放射線性顎下骨骨髄炎の症状は一進一退のかんじです。

腫れがひどくなると、歯茎周辺が固く腫れ、更にえら骨の辺りも固く腫れ上がり、痛くて口が開けづらくなって、人差し指分ぐらいしか開かなくなります。

ブリッジが被っている奥歯の歯周ポケットが約8mmと健常者の3倍近くあるらしく、そこから細菌感染が始まっているらしいです。

今回の原因はIMRTの放射線治療で、がん細胞の原発巣にめいっぱいの放射線量(70グレイ)を当てるため、照射領域の避けきれない部分に、右側の下顎骨(アゴの骨)、歯茎や歯の銀歯のブリッジ等があり、歯茎や下顎骨等の正常組織までダメージを受けた事が主な原因と考えられるとのことでした。

MRIの画像では明らかに右と左のアゴ骨の色が違ってました。

骨髄炎というのは健常者でも抜歯や歯周病からなる人もいるのですが、ただでさえも抗生剤も効きにくく難治性のうえ、放射線治療のような外的ダメージが原因の場合はほとんど完治は難しいらしいです。

怖いのは骨髄炎が進行すると、骨壊死となり、アゴの骨が骨折したり、ボロボロになって行くこともあるようです。

そういう場合、手術で腐骨除去したり、アゴの骨を移植やプレート等で再建したりという場合もあるらしいですが、放射線治療で周りの組織までダメージを受けていると術後の創傷治癒が悪いらしくそれも難しいらしいです。

なので口腔外科の先生から「生涯完治はしないです。体調管理や、頻繁に歯ブラシ、うがい等の口腔内ケアをし、ずっとこの症状をいかに抑えていくか、そして急性症状が出た時に対処療法を施すしかない」と言われました。

なので現在は、まず2か月間の冒頭に書いた急性症状の緩和対処で抗生剤の長期投与と、患部の週一回の消毒で経過観察です。

痛みは24時間、じーんと地味にずっとあります。それにも波があり、時に針を刺すようにズキズキ痛んだりします。

相変わらず唾液は出にくいし、食事をすると痰は塊で出てくるし、これらと一生付き合いながらと思うと凹んでしまいますが、がん野郎の消滅、命との引き換えだと思うと仕方ないのかとも思います。

 

年明けからの再度の職場復帰に不安もありますが、前を向いて行こうと思います。

 

でも同じ病と戦っている皆様と年明けのオフ会でお会いできるのが楽しみです!!