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しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

神様のいるところ 島根の旅 その3

2013-08-07 01:25:45 | 日記
起床は6:30とみんなで決めた。
朝ご飯は7:00。
8:01の八重垣神社ゆきバスに乗る。


こういう、私的な旅なのに妙に規律正しいところが教員だなと思う。
とはいえ、もう8月6日、帰る日だ。

奇しくも今日は広島の原爆投下の日。
私たちは、こんなにも平和を享受している。




八重垣神社といえば、縁結びが主。
一人が恋愛について今悩み中なので、行くべきだろう!

有名な鏡の池で、和紙にコインを乗せて、占いをやってみる。

面白いことに、100円で購入した和紙には、
神主さんによって前もって願い事が書かれているのだけど、
なぜか私のだけ、恋愛のではなかった。
念願達成の成就を占う紙だった。
順番に和紙をとったのにそうなるなんて・・・さては人を見てるな、神様!!
鏡の池には、たぶんイモリらしいやつがユーモラスな犬かきみたいな格好で泳いでいた。
パタパタ泳ぐその様が可愛らしかった。
私の紙は5分ほどで沈んだ。早く沈めば沈むほど、願いも早く叶うらしい。
自分の願いを心の中で再確認したけど、
とりあえず元気で仕事できて、
できれば自分の創作をする元気も残ってて欲しい、くらいのものだった。






で、確証を得たのはその後。確実に神様はいるな!!と思ったこと。



八重垣神社でもおみくじを引いたのだった。
もっといいのが出ないかなーと思って、軽い気持ちで。
ところが。

なんと、前日の出雲大社で出たおみくじと、書いてある内容がほぼ同じだったのだ。
こうなると、もう、ぞっとしてしまう。神様からのメッセージか。


・今年は苦労したわりには益が少ない。
・従って自暴自棄になりやすい。でもなるな。
・地道に今までの努力を続けること。
・それが今後の開運招福につながること。
・新しいことはとにかく控えて。
・病気は長引くので、油断せず養生しろ。


はい、わかりました!と言わざるを得ない。
友達もおみくじを引いているので、
内容は多岐にわたるはずであることはわかる、それなのに。
これじゃあ、まるで警告じゃないか!



自慢じゃないけど私はおみくじのくじ運は良いほうだ。
おみくじは毎年引くのだけど、『凶』は引いたことがない。
しかし今年はダメみたいだ。
「凶」ではないけど、小吉だった。ぎりぎりだ。

たしかにダメだ、療休とったし。



神様は、バカな人間のことを空の高いところから本当に見ているのかもしれない。
そして、藁をも掴む気持ちで祈っている気の毒な人間には、
そっと、何かアドバイスをくれるのかもしれない。

私にとっては、
それは『身体に気をつけて、地道な努力を続けよ。』というものだった。
ごく当たり前のことかもしれないのだけど、
言われないと意識できないのかもしれない。おバカな人間ゆえに。



その後、いったん松江駅まで戻ってから、
ぐるっと松江レイクラインという観光バスに乗って松江城まで。
このバスがすごい。音声案内が佐野史郎さん(松江出身)なのだ!!!
妙に爽やかな声の佐野史郎さんでびっくりしたー・・・イメージが・・・。

で、松江城の内堀を船で巡る『ぐるっと松江 堀川めぐり』に参加。
45分間、船頭さんの解説とともにお堀をめぐった。
これが気持ちいい!! 心が穏やかになる。
アオサギという首と脚の長い鳥がたくさんじーっとしている。
カモの親子ものんびり泳いでいて、
流れの中にぽっこり浮かんだ岩には、
甲羅干しのために、亀があがってやっぱりじっとしていた。
亀の上に子亀、の実物を初めて見た!!


本当に生き物たちがのびのびと暮らしていた。
その横を私たちが、
「ちょっとすいませんね^^」と船で通っていく感じ。

その後、松江城近くを散策しながら買い物。
私は作家さんものの、なんとも美しい緑青色の釉薬がかかったカップを購入。
家用と職場用。

そこで正午。もっともっとゆっくりしていたかったけど、
特急やくものチケットは14:59出発だった。それでも新横浜着は21時近くになるのだ。
松江駅で、とろろごはんを食べて和菓子をお土産にして、
コーヒーショップでくつろいでいたらもう出発時間。
電車の中では、次の旅の話題になった。
十和田湖か、再び奈良、または長崎。

このクラブ?、まだまだ旅は続きそうだ。



行きたいところはまだまだたくさんあった。
今回はあまりに時間がなかったので、次の一週間後の母との島根旅で、
乗れなかった一畑電車や、行けなかったところにも行ってみたいと思う。


しかしながら、祈る人間を憐れむ存在って、いるのかもしれないと思う。
それは本当に『神様』みたいな上位の存在なのかもしれないし、
私たちの無意識の中にある『上位』の意識なのかもしれない。
でもとにかく、何かに向かって一心に思うこと、願うことは大事なのかもしれない。

今日の広島平和式典のような祈りに満ちたものは、
常に迷いながら生きている私たちにはきっと必要なのだと思う。











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