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しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

憧れと、作ることと。

2012-11-19 19:59:16 | 日記
中間テスト。
早く授業がある3年の2クラス分をつけるも、
勉強してない人としてる人の差が歴然・・。
ちゃんと読んどけばできるし、美術史なんか選択問題だったのに。
他の実技教科の先生も、
「できないねー、勉強してないね。
実技教科は手を抜いて、5教科で頑張ってるのかもねえ。」とぼやいてたけど、
それを聞いてた国語の先生が、
「・・・できてないわよ。こっちも。」
とつぶやく有様。そして試験中の緊張感のなさ。
入試、大丈夫かい・・・・・。


でも美術部引退組はかなりの高得点で、なんだかホッ。
顧問的には、やったね、よくやってくれたね、って感じ。



早く帰ろうと思ってたのに、結局採点が手間取ってそう早くも帰れず。
ポスター展、今日は諦めた。

無印カフェで遅いお昼とお茶をして帰ることにするも、
1人席で適当な空きがなかったから、でっかいテーブルの端に座ってたら、
おばさんがツカツカっとやってきて、
「私たち8人連れなんですけど、その席がちょうどいいのよ。
代わってもらえません?」と言われる。

あと、空いてた席は妙に窮屈そうだったけど、そういわれると代わらざるを得ない。
なんとなく納得がいかない気もしたけど、表面上、快く(?)席を代わる。
もうコーヒーも飲み終わる頃だったから、早々に引き上げる。
おばさんたちの悪口大会的なものも隣で始まってたし。

本当はチャイアイスも食べたかったなあ。冬のアイスって、妙に美味しいから。
今度ゆっくり、アイス食べよ。

現実は、様々、美しくないっ。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


帰宅前に画材屋さんに寄る。小さいスケッチブックとか無地の色紙を買う。
ちょっとストレス解消も兼ねて。
小さな動物とか、そういうのを紙で作るのが好きだった。
短大時代に作ってたのは、デザイン科の絵本の先生に褒めてもらった。
人に褒められることってあんまりないから、かなり嬉しかった。

暇じゃないけど、もそもそと時々作る。
動物を単純化したり、ありもしない色や模様をのっけたりして作る。

忙しいときにこそ作りたくなるのは、人の性なのかしら。


you tubeでバレエをみた。
バレリーナを作りたくなってるから。
あまりに優雅で、ぼんやり見とれる。時々、きれいなポーズでストップしてスケッチする。
何ポーズか描いてたら、昔見た東欧のアニメのDVDが見たくなった。
壊れかけた人形(バレリーナ)のお話。
不安になってしまうようなラストだったけど、
(同じく壊れかけた人形と駆け落ちして海に沈むんだった気が・・・)
なんとなくロマンティックで好きだった。

でも、家になかった。
そうだ、部活の子に見せたいと思って、学校に持ってったままだった。。。
見たい時に見れないのって、辛い。

バレエが好きなのはどうしてなんだろうと考えたら、
小さな頃に買ってもらったオルゴールを思い出した。
オルゴールの音が鳴ると、上に乗った小さなバレリーナの人形がクルクルと磁石で回る。
それをずっと眺めていた。簡単な作りのものだったけど、綺麗だった。


バレエは背が高くて細くて綺麗な人がやるものだから、
背も小さくてとりわけ美しくもない自分には全然向かないけど、憧れて習ってたこともあった。
あの美しい、優雅なポーズを保つために、
文字通り、血のにじむような苦しい練習が必要だと知った。過酷。
だから、バレエをやっている人は無条件で尊敬してしまう。
自分にはできないから、作るものの中で表現できたらなあって思った。




創作を始めることにした。
迷いながらいつも、そこをウロウロしてた。だったら、やってしまった方がいい。
でも一人では立ち止まってしまいそうだから、同じ志のある人たちのところに身を寄せて。

その時に、バレエの要素を入れたいと考えている。
小さなスケッチを重ねながら、
どんな物語にしようかなとちょっとだけワクワクしている。

とはいえ仕事優先なのは、仕方ないけど。