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しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

これでいいのだ

2014-09-27 21:11:22 | 日記
いつもと同じ時刻に目が覚めた。
5時半。でも特に緊張してたわけじゃない、と思う。

夢を見たのを覚えている。
私はバレエの衣装を着てた。なんだかすごく楽しい夢だった。
でも起きたとき、
どんどん明るくなっていくきれいな空を見ながら、
ぼろぼろと涙が止まらなかった。自分でとても不思議だった。
悲しくて流している涙じゃなくて、
おとなしくて自分の言いたいこともろくに言えず、
ストレスをためては頻繁に病気になっていた幼い頃の自分のことを突然思い出したからだ。

自分のやってみたかったことをやって、いい歳はしているけど発表会にも出られて、
生きてて良かった!って思ったら、涙が止まらなくなった。
特別な日だから、こんなこともあるのだろう。


今日はバレエの発表会。


京王線の東府中駅から徒歩6分くらいのところにある、
府中の森芸術劇場のどりーむホールにて「命のつどい」という、
骨髄バンク登録推進のチャリティーダンスコンサートに出演した。

バレエだけじゃなくて、フラダンスやフラメンコ、ヒップポップ、ジャズ、創作ダンスなど、
様々なスタイルのダンスユニットが登場した。


数ヶ月前から、ずっとこの日のために練習してきていた。
朝、衣装の確認をし、化粧道具やらタオルやらその他必要なものをボストンバッグに詰め、
洗濯したりゴミ出ししたり、軽く掃除したりと家のことを適当にやっていたら、
すぐに出発の時間になった。



13時、劇場のロビーに集合。
移動してすぐにメイクをスタート。

まずはドーラン。肌色のドーラン、そして、舞台用のアイメイクを施す。
リキッドアイライナーやラメ入りの青のアイシャドーなんて私の普段の生活には登場しない。
「普段使わないなら、わざわざ買うこともないよね。」と、
一緒に踊る人たちが、他のメイク道具を貸してくださった。
・・・・私って、女子力ないわ・・・・。


まぶたの少し上と、目の下に、目を大きく見せるために「ダブルライン」っていうのを入れる。
ハイライトを目の下に入れたり、目の際をアイライナーで濃く入れたり、つけまつげをつけたり。
舞台用のメイクって、本当に濃い。自分の顔が別人のようになっていくのが面白い。
メイク、クセになりそうだね、と言ってた人がいたけどちょっと分かる気がする。


顔だけでなく、体の露出している部分(腕やデコルテ)にも体用のドーランを塗る。
そして、ボディーファンデーションというのを衣装の下に着る。
体をきれいに見せるための下着。これ、高かったんだ・・・・。
バレエって、お金かかる!!と実感・・・。


という感じで、大人クラスの方の私たち6名と、同じ先生に習っている別の教室の5名は、
11人が同じ楽屋で、着々と自分たちで協力して準備を進めた。

その間、先生が関わっていた子どもクラスの方では、
お母さんたちが子どもたちのメイクをし、衣装を着せ、と、ものすごく忙しそう。
子どもたちは無邪気に衣装を着て跳ね回っていたけど、
朝早くから先生も保護者の方も大変だったろうなあ・・・・とぼんやり思った。


舞台の近くでスタンバイしながら、フリを何度も確認した。
6名の中では、私が一番経験が浅い。
けど、一番身長が小さい私は、一番先頭なのだ・・・!
立ち位置、移動したときの位置など木曜日夜の場当たりのときに確認したけど、
やっぱり不安だった。


私たち6人が踊ったのは、
『白鳥の湖』の中の、チャルダッシュという曲に合わせて踊るハンガリーの踊り。

子どもクラスならお客さんは多いだろうけど、大人のには人来ないだろうな、
私も、恥ずかしいから誰も誘わなかったし・・・と思っていたら全然そんなことはなくて、
舞台袖からみたら、結構人が・・・いる・・・。




音楽がかかったら、私が先頭なのでもう出るしかない。
出たらもう夢中で踊るだけだった。
しかし体感的に、すごく長い時間だった。
たった3分程度のはずなのに。



間違いがちだった最後のポーズの重心の掛け方も、今日はちゃんとできた。

出来上がってくるDVDを見なければほんとのところはわからないけど、
なんとなく今日のはまあまあ合格点だと思う。

踊っているときの写真撮影が禁止されていて、
雇われているプロのカメラマンさんが撮ってくれた写真が後で販売されるらしい。
ものすごくいい思い出だから、買おうと思う。


6名で記念にと楽屋前で撮った写真を母にメールで送ったら、
「こんなことしてるなんて、ビックリびっくり!!嬉しいわ~!!!
 私も明日頑張る!!」

と返信が。
母が嬉しいって言ってくれたことがすごく嬉しかったけど、
ところで「明日頑張る」って???



と思って、後で電話したら、
明日、卓球の試合に出るらしい。
母は現役のとき、卓球部の顧問だった。
今度はまた自分が選手に戻ってやっているという。
なんと今、一週間に3教室も卓球教室に通っているそうだ。



・・・・この母にして、私あり、だ。。。。

血は争えない。

私がダンスやって楽しいと聞いて、
「私もフラメンコとかやってみようかな。」と。
やってみたらいいと思う。応援するし!
今日も、年配のダンサーさんがほんとに楽しそうに踊っているのが何とも良かったし。



自己表現が苦手だった自分が、ここまでできたことが嬉しい。
母もそのことを言ってたんだと思う。
随分と年齢は高いけど、小さいときからの憧れの舞台に立てたのだから。

こんな言い方は変かもしれないけど、
私はこういう自分に生まれたことが、ずっと嫌で嫌で仕方なかった時期が長かった。

でもやっとこの年齢になってから、
たとえ賢くなくても要領が良くなくとも、
私は私に生まれて良かった、って思えるようになった。
自分自身を臆せず自由に表現できるようになるのに、随分と時間がかかった。
思えば美術という教科は、
そういうことを可能にする教科だったではないか。


なんにせよ、
今日は、いい日でした。でも疲れたな~!!!






顔は隠してます!!




























耕す日々

2014-09-22 23:27:11 | 日記
明日が休みってなんて嬉しいんだろう!
どうせなら、今日も休みにしたらみんなハッピーだったのに。


土曜日は年に一度の地域交流会があり、普通に出勤だった。
地域交流会は、学区の年配の方を中心に『講師』になって生徒たちにいろいろなことを教え、
地域の方々と子ども達が触れ合うという企画で、今年で18年目になるという。

多言語講座やマナー講座、マジック講座、地域の河川の水質を調べる講座、
日本舞踊、お琴、笑いヨガ、うどん作りなどなど20以上の講座が設定され、
そこに教員が1~2人ついて、地域の方とのコーディネーター的な役割をする。

私は3年間連続で『はがき絵』講座の担当だった。
地域のはがき絵愛好家の方々が先生となって生徒と2時間半、絵を描いた。
中学ではアクリルガッシュを主に使うので、
淡い色を重ねて行く水彩の技法が初めてという生徒もいて、色の美しさに感嘆していた。
年配の女性5名が、まるで自分の孫に接するかのように優しくあたたかく技法を教えてくださった。

そんな優しさをちゃんと感じたのか、子ども達は偉いもので、
担当してたはがき絵講座には3年生で行動面で問題のある生徒達もいて少し心配だったのだけども、
蓋を開けてみれば、言葉遣いも態度も、きちんと礼儀正しくできていた。
午後にお礼の手紙を書くときも、感謝の言葉を彼らなりに連ねていた。

人と人との関係をおろそかにしないなら、
きっとこれから先も、この子達、いろいろ大丈夫そうだなあと嬉しかった。


前期の成績提出がもうすぐなので、とにかくフラフラだった。
地域交流会が終わったあとは、もうぐったりで、電車の中で立ったまま意識が飛んでいた。

そのまま、ステンドグラスの展示会へ。
土曜夜に打ち上げがあったから、その前に展示してるところに行ってみたかったのだ。
搬入と搬出しか行けないなんて、なんだか寂し過ぎるので・・・。
世田谷美術館の分館である清川泰次記念ギャラリーで展示が日曜日まで行われていた。



成城学園前駅から歩いてすぐなので、たくさんの人が見に来てくださったよう。感謝。





ガラスって、いろんなものが作れるから面白い。
同じところで制作をしてる人たちの作品だけど、自分が作ったことのないものを見ると、
次はああしようかな、こうしようかな、とワクワクする。

私はいつもパネルやアクセサリーなので、ランプ、一度作ってみたいなあ。

今回は20名くらいの人たちのグループ展だったけど、
忙しい中でも皆さん、ちゃんと手伝いにきてくれていた。
私も成績処理でバタバタな状態でも、時間をなんとかやりくりして行かなきゃと自然に思った。
これも、先生のお人柄の成せる技だろう。

一週間毎日、先生はずっと番のためにきてくれていた生徒さん達にお昼をおごっていたそうだ。
私も搬入のとき、ごちそうしていただいた。
お昼、自分で買ってくるから大丈夫ですよ、と先生に言ったけど、
「いえいえ、忙しい中、みなさんにお手伝いしていただいているから。」とみんなの分を買い出しに行かれた。
先生の持ち出しが今回すごく大きかったんじゃないかと心配になった。

こんな時代でも、うちの教室だけはどんどん生徒さんが増えているのは、
先生がこんな人だからだろう。
何事も最後は『人となり』が勝負の分かれ目になるのだろうか。
学ぶことはステンド以外にも本当に多い。


この土曜日の打ち上げも盛り上がった。
女性ばかり、20代~70代まで、様々な年齢の人でお酒を飲んだ。
ちょうどソムリエさんがいらっしゃるところだったので、
安いワインとちょっといいワインの飲み比べというのをやった(笑)。
味も香りも高い方は濃い。ほんとに違うんだなあ~・・・・。

話題も、結婚生活からお子さんのこと、嫁姑問題、介護のことなど、
女性の人生決定版みたいな凝縮された話題がものすごく面白かった。

ざっくばらんな人が多いので、本音がポンポン出て来る。
20代のときに聞いたら、夢が持てなくなるかもしれない(笑)ような内容もあるけど、
ある程度、年齢を経た私にとっては、共感できるところも多かった。

帰りの電車では、それこそもう気を失いかけていて、なんとか家に帰り着いて、
死んだように眠っていた。そして次の日の日曜日の午後に搬出。


搬出後、かざみどりの仲間たち展を一緒に行う2名と初打ち合わせ。
といっても、ドトールでお茶しながら、細かいことを話し合った。
出品する作品の数と種類、ギャラリーレンタル料のこと、
誰がどの日に在廊するか、など。

来年のことだから、まだわからないことも多いけど、
1ヶ月に2回くらいは打ち合わせしようと決め、解散。
人とこういうことを行うのは初めてだけど、なんだかワクワク。作戦会議みたいで。

で、今日は退勤時間ギリギリまで成績処理。
もう完成し、あとは細かいチェックに入る。
そして今日は、発表会前バレエの練習最終日。衣装を着けて踊った。

民族調の衣装。これに髪飾りと赤いブーツを履く。


衣装を着て踊ると、とても暑かった。
でも、裾の膨らみがあるので、回ったとき、とてもきれいに見える。
やっぱり馬子にも衣装、それっぽく見えたから嬉しかった。



いろんな人に関わり、学校以外の世界を持つことが楽しいし、
学ぶことがとても多い。


この年齢になって、世界がやっと豊かに、広がりをもって感じられるようになってきた。
いろんな人との出会いが、自分の世界を耕してくれている。





















心にいつもパラレルワールド

2014-09-14 10:48:13 | 日記
9月は連休があるけど、
勤務校は二期制なので、今が学期末で忙しい。
連休も評価評定や所見の仕事が・・・。

ああ!今日は松江に行きたかった・・。
今日の夕刻、佐野史郎さんと山本恭司さんの「望郷」の朗読ライブが今年も松江で行われる。
小泉八雲の「怪談」と、昨年は佐野さんのオリジナルの物語もあった。
昨年のお寺での朗読ライブは鳥肌ものだった。
徐々に暮れていく空の色や、どんどん秋らしくなっていく風、
そして朗読中の、
この世のものでないもの(?)がその会場にいるような空気感。
あの感じは忘れられないなあ。
野外っていうのがよりいっそう良かったんだよなあ。


昨年、会場で一緒になった神奈川の方は、
7月のギリシャ朗読ツアーに引き続き、
今日もやっぱり松江に行ってらっしゃるらしい!!
本格的ファンって凄い!


今年は公共施設の中で行うみたいだから、
昨年のような一種異様な雰囲気にはならないだろうけど、
とにかく、朗読そのものがすごい。
佐野さんの鬼気迫る朗読は何度聴いてもいい。
そして山本さんのギターも欠かせない。
来年はもう一度絶対行こう。



明日搬入でステンドの展示会があるので、
昨日はギリギリ駆け込み制作の人たちで小さなガラス工房は大変なことになっていた。
いつもなら、何となくおしゃべりしながら制作するけど、
誰にも話しかけられる雰囲気ではなかった。

私は出品するものは決めていたので、今回は出さないものを制作していた。

ポピ族の神話をモチーフにして制作したパネルが過去にあるけど、
今度はエジプトの神話や壁画をモチーフにした横に広いパネルにした。
ガラスも、壁画をイメージさせる退色したような淡いものを購入。
制作している他の生徒さんから、
「選ぶモチーフにロマンがあるねえ。」と言われて、
そうなのか、これってロマンティックなのかと思った。
他の人は、花とか、動物とかがほとんどだから確かに違うといえば違う。


小泉八雲の「怪談」にしても各民族の神話にしても、
地に足がついてない。そういうものは面白い。
怖いもの(でも、ただ怖いだけは嫌!)や神話は、昔から好きだった。
あるのかないのかわからない、パラレルワールドのような世界観。
まあ、子どもはたいてい不思議なものが大好きだ。
そして、好きなものはどうやら一生変わらない。


小さい頃に接したもので、こうやって自分の人生が彩られるのだろう。
早く仕事終わらせて、心をパラレルワールドに飛翔させてやりたい・・・。














一日48時間!

2014-09-08 22:25:01 | 日記
ホームページを一から立ち上げるために、時間があればHTMLとCSSの勉強をしている。
今、手元にある「スラスラわかるHTML&CSSのきほん」っていう本が
ほんとによくわかる。
初心者でもわかるように丁寧に解説してあって、図録も豊富。
こうやったらこうなるのよ!が明確でありがたい。
妹がロゴを考えてくれているので、それが出来上がればそれものせたい。



9月は忙しい。
普通でも忙しいけど、いろいろと取り組んでいることも、だ。

バレエの発表会がもうすぐ。
緊張というより、もうむしろ差し迫ってきてて楽しみだ。。。。

最初は7名で踊る予定だったけど8月末にある方がどうしても都合が悪くなってしまい、
6名に変更。ちょっとした動きや立ち位置に変更があった。


今日の練習では、最後の方はもうフラフラだった。
もともと体力があまりないけど、仕事の後だし、
動きがわりあい激しいから、帰るときはもうクタクタ。
帰って仕事する日もあるし、あまりに疲れてお風呂後にすぐ眠ってしまうこともある。


それでも出ることにして良かったと思うのは、
何かを一緒にやることで普段では関われない人たちとの仲が深まっていくことが体感できるからだ。

6人でLINEグループを作って、発表会の踊りを動画で撮って、
反省会的なことをしたりしている。

さっきも、いつも動画をアップしてくれている方が今日の最後の踊りの動画をアップしてくれた。

5名の方々、職業も年齢もバラバラだ。
年齢は大学生の方が20歳で一番若くて、年長者は50代前半。
職業もデパートの販売員さん、保育士さん、OLさん2人、そして大学生さん。

そこに教員の私を加え、そんな6人が仲良くなっているのだから、とても面白い。


祝日である来週の月曜に衣装合わせとメイクレッスン。
バレエの衣装だから、ひらひらなやつ!?っていうことではなくて、
民族音楽的な曲なので、ちょっとそういう感じの衣装。
6名の平均年齢が高いから、そこらへんは先生も考えてくださっている。



いい歳して、舞台に出るなんて思わなかった・・・と最年長の方がおっしゃっていたけど、
それは私も一緒!



ああもう、人生の時間が足りない。
一日48時間であって欲しい。。。。。







かざみどりのパートナー

2014-09-07 15:16:53 | 日記
昨日は妹の誕生日。


久しぶりにLINE電話で話をしていて、
(LINE電話って便利だ・・・と実感。)
私が作ったフュージングガラスで、
妹が全体のデザインを考えてアクセサリーを作る
というのをやってみようかという話になった。

私は公務員なので利益が出ることは何もできないけど、
そして、どれくらいの人に手にとってもらえるかわからないけども、
何らかの反応がわかるので面白そう。

妹は15年を越える雑貨・服飾関係の勤務経験と、
今の職場ではバイヤーとして販売の大切な部分を担っているので、
人の気持ちを掴むデザインを考えるのは妹の方が得意、というか、彼女はもはやプロ。


というわけで、
来年3月末、4日間だけど妹と二人で作品展をすることが決まった。
「かざみどりガラス工房」が姉妹の二人体制になった!!

私個人が作ったものは展示で、妹がスタイリングしたアクセサリーは販売で、
という感じでいく予定。
もちろん、収入はあった場合は全額、妹が受け取ることにする。
なんせ、岡山から東京まで来てもらうから・・・。


昨日、お世話になるギャラリーに行って説明を受けてきた。
ギャラリーの使用方法、注意点や、
1月までにDMとポスターの準備などなど。

というか、ギャラリーにお邪魔してみたところ、
とても可愛らしいところ!!
作品がもうちょっとあった方が良さそうなので、あと数ヶ月でもっと作らねば!
でもパネルはどうしても最高10枚くらいしか出せなさそう・・・。
1枚作るのにとても時間がかかってしまうから。

人にみせることをあまり考えず、好きなように作ってきたので、
意識が変わった。

あと、ホームページの作成。
告知が出る1月までになんとかしたい。
いろいろ調べてみたけど、結局、自分で作ってみようと思い、勉強中。
ありがたいもので、ネットで調べるといろいろ動画なんかで教えてくれるところもある。
とりあえず、HTMLとCSSの勉強を始めた。
理屈はわかったが、実際書くのは煩雑だ・・。
道のりは長い・・・。


妹は、雑貨屋さんが夢、
私はいつか作品を展示してみたかった。
二人の気持ちが、曲がりなりにもこういう形で少しだけ実現するのは本当に嬉しいことだ。


ギャラリーの主さんが、こんな話をしてくれた。

『ここのギャラリーは様々な方が展示をされます。
今まで描いてきた絵全てを展示して、それを最後の思い出にして制作をやめて田舎に帰られた人、
逆に、ここで展示したことで勢いに乗って制作が本格化してきた人、
いろんな方との出会いがあるんですよ。』

いろんな人の込めた思いが交錯する場所なんだなあ。

正直、バタバタが激化すること必死だけど、
かざみどり二人でバタバタしてみようと思う。

ギャラリー名など詳細は1月に・・。

というわけで、
新生??「かざみどりガラス工房」です。





ガラスの向こうに

2014-09-06 05:19:19 | 日記
週末は本当にすぐに眠ってしまうほどぐったり。
暑さのせいか、それとも年齢のせいか。。。
放課後、テスト前で生徒がいない美術室で仕事をしていたら、
なんと15分間ほどうたた寝していた。びっくりした。
養護の先生に、もー今日は帰った方がいいって!と言われた。
とはいえ、作品をみる仕事や家庭訪問まであるので帰れない。


洗濯しっぱなしで眠ってしまったので、
室内乾燥機を使いこんな時間に洗濯物を干した。
4:30、夜明け前の一番静かな時間。
もう一眠りしようかと思ったけど、こういう静けさは好きだから起きている。



もうすぐ、ステンドグラスの作品展が始まる。
自分の作品も数点出品する。
不定期に開催されるこの団体での作品展にはもう3回目の出品になる。

来年、小さいけれど自分一人の作品展を実は予定している。
明日、初顔合わせの打ち合わせで不安も多い。
ワクワクするけど、量的にまだまだ作らなければいけない。
締め切りというものをはじめて自分に科してみた。



もし今回うまくいけば、
京都でもやってみたい憧れの小さなカフェ兼ギャラリーがある。
一週間ほど京都に滞在して・・・それこそほんとにワクワクする。
夢は広がる!


メールで少しずつ展示の打ち合わせをしながら、
やっぱり本当にやりたいと思ったら、自分で一歩踏み出してみないとダメなんだなと思った。
行動すれば、夢は実現に近づいていく。


ステンドグラスは、のんびりとお茶でも飲みながら、
光の透ける様子をぼんやりと眺めるくらいが合っている。
カフェ兼小ギャラリーがあるところで、ちょくちょくやってみたい。
調べてみたら、そういうところってたくさんある。



ガラスや鉱石がとても好きなので、今日も帰りに天然石の本を買ってしまった。
みているだけで幸せな気持ちになれる。
ガラスだけでなくて、天然石も使ってアクセサリーを作ってみたい。
ついでに、アクセサリーパーツのことも調べている。
ちまちまと作業することで、気持ちが平かになる。

自分が作ったものを時々、学校につけていくと、
生徒は、授業はあんまり聞いていない生徒でもこういうときはめざとくみていて(笑)、

「これかわいい! どこで買ったの??」と言ってくれる女子もいるし、
「この前していたやつが、知ってるマンガに出てくるやつに似てる。(?)」
という男子もいて話題ができるので重宝している。


これガラスで作ったんだよ、というと驚く。
そうしたら、
夏に箱根ガラスの森美術館でガラスの体験したよ!
と言って来る生徒もいたりして、美術の授業的にも話題が広がる。


箱根の森美術館のガラス体験は、
過去、夏休みの部活(というかもう遠足)で実は行ったことがある。
そのときは保護者の了解を得て(値段が高いので)、
ご飯を美術館で食べるというテーブルマナーを学ぼう的な企画もあって、
ロマンスカーに乗るわで、生徒達がもう大喜びだった。
あれは引率がかなり大変だったけどめちゃくちゃ楽しかった。


先日していったガラスのペンダントを見た瞬間に、
「これ目薬みたい!なんか可愛い!!」と言った生徒がいて、
ん??? 目薬? と一瞬思ったけど、
言われてみたら確かにそんな感じがする。

透明なガラスの中央に、淡く水色が入っているペンダントで、
白っぽい洋服に映える。

確かに中央の淡い水色の様子が、
瞳の中に目薬を落とした一瞬のイメージと被る。
せっかくなのでこのペンダントを「めぐすり」と名付けた。
子どもの見方って、面白いものだと思った。


私がガラス制作に目覚めたのは8年前のことだけど、
ある意味、運命的な出会いだったかもしれない。

数学教師だった私の父は若い頃、
ビーズでかなり精巧なアクセサリーを作るのが趣味で、
母にもよくプレゼントして喜ばれていたらしい。
うっすら覚えているその作品たちは、
本当にこれがビーズ?宝石じゃないの?というほど美しかった。
私はそんな父の血を、確実に自分の中に感じる。


ガラスや鉱石の美しさに自分自身が感動し、作るもので人に喜ばれたい。
ガラスの向こうに、もう1つの自分の人生を夢みている。










わからない、知らない。

2014-08-23 00:39:36 | 日記
5日間取れる夏休み、今日が最後の5日目。
朝からステンドに勤しんだ。

あとは留め金と鎖をハンダでつけ、
薬品をつけて仕上げるだけとなったサンキャッチャーだったけど、
2つ分の鎖しか工房になくて注文。2つはなんとか完成した。
今年も9月中旬に工房全員の作品の展示会があるので、
それにとりあえず出せるように。
『干支シリーズ』4点とサンキャッチャー3点を出す予定。


今日はウイークデーなので、普段会うことのない主婦メンバーの人たちと一緒になった。
といっても、展示会や打ち上げなどではお互いが常連で顔見知りなので、
「久しぶりね~!!」みたいな感じで迎えてもらった。

で、「そういえば先生達って、生徒来ないからずーっと夏休みなの??」って聞かれた。
やっぱり、不思議なんだろう。
子どもたちが学校に来てないから、仕事ないんだろうと思われてるんだなあ・・・。

いえいえ、いっぱい仕事があります!(←心の声!!)
私の場合は、作品採点、鑑賞文を読んで評価、小学校との連携授業の計画書作成、
最初の方には5教科の補習会の手伝いもあったし、美術科の補習会(7日間も!)もあった。
そうそう、部活もあった。横浜市の美術部展に向けて作品制作の指導は大変だった。
学区で夏祭りがあれば巡回に借り出されるし、夜店の手伝いの仕事もしたりもする。
9月からの授業の準備もあるし、連絡票のコメントも考えなければいけない。
私が担当している美術科としての受け持ち人数は640人超、
結構、時間が足りない。
しかし教員以外の人は、教員は楽だと思っている。ひどいなあ・・・・。
ここはしっかり言わねば!!

「いえ、教員も夏休み自体は5日間しか取れませんが、
年休を夏に消化する人が多いので、まとめて10日ほど年休もプラスして休んで、
海外に行く方もいます。私は日帰りで京都でしたけど・・・・。」

言ってて虚しくなった・・・・京都日帰り。
来年は!来年こそは!! 
・・・・チケチケとステンドやってるかもしれない・・・。




丸一日工房にいる予定だったので、お昼は近くのパン屋さんで、
アボガドと卵のサンドイッチを買って来る。
食べてからまた制作再開。アクセサリー制作、久しぶりだ。
フュージングガラスを、今回はクリアのガラスじゃないものを選んだ。
落ち着いた感じの色味が気に入った。
小さいガラス10種類くらい、2500円分ほど購入。

鮮やかな色は作っても自分が全くつけないので、
アンバーとか白とか、アッシュグリーンやブルーなど、
鮮やかでない色味にしておいた。

集中して作ったら、いつの間にやら19個も作っていた。


「そんなにたくさん作ったら、売るしかないでしょう~」
と言われて、いやー、こんなの売れないですよ!!と言ってたら、
どうやら、話しかけてきた主婦の方は11月に下北沢でスペースを借りて販売する予定だという。
一緒に出してみる?と声をかけていただいたけど、
3姉妹で作品を出す予定だというので、
全くの他人である私が入るのはなんか変だろうと思って辞退した。

しかし、売るとしたら、どういう風に値段設定するのがいいんだろうという話になった。
例えば、私が今日作っていたペンダントヘットは、
前から持ってたフュージングガラスと今日購入した2500円分のガラスを
ほんの少しずつ使って作っている。だから厳密には原価がよくわからない。

ただ、焼成費は19個で2000円を支払っているので、焼成費は1個につき105円ほど・・・。
デザインを考える、ガラスを切る、(ルーターで削る)、洗浄、接着・・・・
・・・という手間はいくらに換算されるのだろう。


今日、私がステンドを教わっている先生が作った作品がテレビで紹介された。
工房で夕方、先生とスタンバイしてテレビを観た(笑)。

麻布十番の万華鏡の専門店に先生の作品を置いてもらっているのだけど、
その作品。お店がつけた値段にびっくり。

なんと78万円!!
確かにものすごく大きい作品だし、手間も膨大にかかっているものだけど、
78万円にはかなり驚いた。

昨日、美術部の生徒と美術館鑑賞会として、東京国立近代美術館に行ってきた。

これ。「現代美術のハードコアは実は世界の宝である」展。長いわ・・・。


ここでは、作品や作者の紹介だけに留まらず、現代美術のマーケットについても言及されていて、
なんでこの絵が40億~!? みたいな話が観た後に持ち上がるような見せ方だった。
あと、コレクターって重要だろ?みたいな暗示がほうぼうに・・・。

芸術作品の金額の付け方って、正直よくわかんないよ~~。


もし自分の作品を売るならいくらにする?という話になって、
今日作ったペンダントヘットなら、うーん、1個1200~1500円の間くらいかなあと思った。
それくらいまでなら、自分だったら買ってもいいと思える値段だから。
しかし、もっと厳密に儲けやらなんやら考えなければいけないのだろうから、
商売には向かないんだろうなあと思う。


で、夕方、前からずっと行きたいと思っていた企画展、
今日、夜間開館で21時まで開いていると知って、ステンドから直接向かった
東京都現代美術館。


これ。ミッション『宇宙×芸術』。

とにかく難しい内容だったけど、美しかった。
人間臭い魅力ではなくて、光や形、動き、そのものが美しい。
美しい、というのはいろんな方向から使われる言葉だけども、
美しいという言葉を煮詰めまくって出てきた結晶のような美しさ?
・・・例えが上手くはできないけれど、とても純度が高い無機質な美しさか。


プラネタリウムでは、寝転んでみられるようになっていたので、
暗い会場に横たわってみる。
まるで自分たちがいる大地が動いているかのような不思議な体験をした。
星々が見え、オーロラ?や桜?が見えた。
小さい頃からプラネタリウムが大好きで、
高校生になっても元気がなくなると一人で見に行っていたので、
とてもとても胸が熱くなった。美しさが懐かしかった。

芸術衛星から送られて来るデータで作られている作品、というのもあった。
というか芸術衛星というものが今年の始めに打ち上げられていたなんて。
宇宙との交信みたいに、信号と光が点滅する。
私たちが日々思っていることとかちっちゃいちっちゃい!!と思ってしまう。
宇宙の法則、命・・・とにかくスケールが大きかった。
あと、くじ引きで当たったら、ロケットの部品がもらえるという企画には笑った。
なにそれ面白いじゃん!!当たりたかった!! 白い玉が出た・・・・。


それにしても芸術って範囲が広過ぎて、何が何だか。
現代美術館の展示は、美しい科学館じゃないか?って思った。
でも、「芸術家個人の内的宇宙の成長」と「本物の宇宙」の成長っていうのは、どこかでリンクしているのでは?
という解説は、何故だか説得力があった。
宇宙の構造を真似て、私たち自身が小さな宇宙だから・・・。

行って良かった。こういう展示は個人的には大好きだから。


夜間開館に行ったのは初めてだったけど、とても落ち着いて鑑賞できて良いものだった。
人も多くないし静か、みんな熱心にみている。
これからも「みたい」展覧会があったら、夜間開館時間(があるところのは)に行こうかな。



現代美術館から清澄白河駅までの道を迷わなければ、今日一日はパーフェクトだった!
来る時の道を覚えていたつもりだったんだけど。しかも何回も来てるんだけど。

わからないことや知らないことが、
こんな歳になってもあいかわらずたくさんあるんだなーと感じた一日だった。

















盆休みのスケッチ

2014-08-18 23:57:00 | 日記
盆休みが終わったということは、もう夏は終わったも同然だ。

お盆は5日間くらいは実家に帰って、小学生の頃のようなゆったりとした時間を過ごしたい。
今年はそれは叶わなかった。
教育課程の出張の終わった次の日はもう15日。
15日の早朝に新幹線に飛び乗った。京都で母と待ち合わせ。
鞍馬と貴船あたりまで京都を北上して、
貴船で川床料理をいただいて実家へ帰るというプランだった。

京都は曇りのち雨の予報。
9時半に京都駅で母と落ち合う。JR東福寺駅まで南下して京阪電車へ乗り換えて、
一路、出町柳駅へ。

一泊でもするなら、出町柳探索でもしたいところだったけど、
残念ながら日帰りなので、そのまま通過、一日乗車券(1000円)を買って叡山電車へ乗りこむ。


青々とした緑の中を進んでいく叡山電車。
今年の冬に乗った時はガラガラだったけど、さすがは観光ハイシーズン。かなり混んでた。
とはいえ、座席には普通に座ることができる程度だった。

貴船の川床料理を13時半に予約していたので、まだまだ時間がある。
叡山電車の終点、鞍馬へ。

とにかく天狗押しだった。
緑色の中にいきなり赤い天狗。
色彩対比が美しくて、母はここで撮った写真がいたく気に入った。
年賀状で使うそうだ。

この前で撮ったのね。

駅からすぐのところに鞍馬寺。
京都市内からずいぶん離れているし、高いところにいるので、
ちょっとだけ涼しかった。

静か。母が大喜びだったのが嬉しかった。

多宝塔と本殿にいくためにロープウエイ的なものがあった。往復で200円。

このロープウェイ的なものに乗る前、『ヒルに注意!』の張り紙があったのだけど、
内容がユニークだった。

『サンダル履きでこの山に登ろうという人は、ヤマビルさんたちに献血してもいいよ!
って合図を送っているようなものなので、寄ってきますよ~!!』
・・・怖い!!

しかも雨上がりのときはヒルが出やすいということで、雨が降ったりやんだりの空の下、
ビクビクしながら多宝塔付近を歩く。

多宝塔


この辺りで写真を撮ったりしていたら、時間がなくなったきた。
で、本殿まで行かずに鞍馬駅に引き返す。
ほんとのことを言うと、山道を登っていくのが私も母もちょっと怖かった。
昼なお暗く、しかもいかにも上からヒルが落ちてきそうな雰囲気だったんだもん。





風鈴が風に吹かれてちりりと鳴り、天狗のお面がたくさんかけてあり、何だか不思議な空気が漂う駅舎。
この空気感だけでも、旅の途中なんだな(日帰りだけど!)という喜びを感じさせてくれる。

一駅戻って貴船口。
ここで、川床料理のお店が送迎車を出して待っていてくれた。
と、雨・・・。川床、大丈夫か???と心配しながら貴船荘という料理屋さんへ。




わ、素敵!!ここでご飯が食べられるの!


と楽しみにしてたのだけど、残念ながら雨でここでは食べられず。。。
室内での食事となってしまった。川床料理じゃなくて、普通に『料理』じゃん・・・。
でも、貴船神社が見えるところでご飯を食べることができた。


それにしてもここの料理、尋常じゃなく美味しかった。
ぜひ、川床の風情の中で食べてみたかったなあ。来年またリベンジかな、これは。


ぼやけたけど、お品書き。母と二人分で14000円。
娘、頑張ってみたよ!(だからこそ、川床でなかったのが悔やまれる・・・。)

鮎が特にものすごく美味しかった。丸ごと食べられる。



ゆっくり母と話をしながらご飯を食べて15時。
もう一つの目的は、七夕の飾りがしてある貴船神社にお参りすること。
夜間ライトアップが綺麗、とガイドブックで読んだから。

夜間ライトアップには少し早いので、貴船付近をそぞろ歩き。
雨も降ったりやんだりだったし、貴船荘でうちわをもらったので、
うちわをパタパタさせながら夏祭り気分。

食事のあとは必ずコーヒーを飲みたくなる母なので、二人でコーヒーショップを探した。
一軒あったけれど、お客さんでいっぱい。
諦めて通り過ぎ、いろいろ歩いていたけど、やっぱりコーヒー飲みたいとのことで、
もう一度行ったら席が空いていた。

お店に入ると、
『すみません~、今日はもう閉店にしようとおもてるんよ~』と優しげな京言葉のおばあさん。
この人が店主らしい。
しかし、私たちが少し前に入り口で席が空くのを待っていて
諦めた様子だったのをみていたもう一人のお店の方が、
『さっきずっと待ってはった人らやなあ、どうぞ、お入りなさいな.』
と、最後の客として迎え入れてくださったのだった。

どうやら、閉店にはまだ早い時間なのだけど、お客が多過ぎて疲れきってしまったとのことだった。
80歳になるおばあさんとお嫁さんの二人で切り盛りしている小さなお店だ。
店主のおばあさんは私と母に興味を持ったらしく、
しかも母も話し好きなものだから、二人はなんだか意気投合し、
店主さんはいろいろ貴船の裏事情(?)を教えてくださった。


貴船神社の石段は最近新しくなったのだけど、石がツルツルで危なく、
最近も参拝客が2人ほど救急車で運ばれたこと。
夜間ライトアップを宣伝文句にしているけれど、ただライトが点いているだけで、
夜遅く来た若い女の子たちにとっては、周囲が真っ暗なのでかなり危険なこと。
少し離れているところで、川床料理の大手がやっている雑貨屋兼コーヒーショップについて。
(品揃えの意味不明さや喫茶店としては落ち着かない雰囲気で何がしたいのかわからない、
と地元では不評、とか・・・。)

地元民しか知らないような話を教えてくださった。
『スモールトーク』というお店(店名はほんとは全部漢字。当て字になってる)。


ライトアップを見に来た私たちだったけど、店主さんの言葉に従って、
夕暮れ前に参拝してきた。
確かに石段はツルツルで、雨上がりのこの日のような天気のあとはかなり危険だと思った。
店主さんと写真撮れば良かったなあ。今回の旅で、一番印象に残った。
地元の方とおしゃべりできるのが旅の醍醐味だったりする。
私一人だとここまでしゃべってくれなかったかもしれない。
人が大好きな母に感謝。

貴船神社


ちょうど私たちの行った8月15日まで、七夕飾りが飾られている。

貴船神社は水の占いで有名ということで、母が挑戦。
200円でくじを買い、ここに浸すと、文字が浮き出て来る。

母のくじは『吉』。
病気の項に『たいしたことない。すぐ治る』と書いてあった。信じる。
私は、占いって当たると思っているし、今年は2回も同じのが出てるから引かなかった。
なんとなく怖いじゃん・・・。


なんだか予想外の出来事ばかりで元々の思惑とは全然違う感じになったけれど、
母と二人、何とものんびりと楽しい旅になった。

帰りの叡山電車はたまたま新型車両で、景色が見やすいように外側に向かってシートがついていた。

車両の中に、大きな黒いトンボと糸のようにか細いトンボが二匹、紛れ込んでいた。
大きな窓の外を、じっとトンボが見つめている光景は、なんとも可笑しかった。
出町柳まで、一緒に乗ってきた。
彼らも、旅だったのかもしれない。

19時過ぎの新幹線で実家に帰った。
母と帰るなんて、なんだか幸せだった。
お風呂に入っていたら、仕事から妹が戻ってきた。
父も入れて家族4人、冬に旅行に行こうという話になった。


来年はお盆初日には実家に帰って、迎え火をしたい。
















かざみどり

2014-08-11 21:20:39 | 日記
学校の夏休みはもう半分を過ぎたけど、自分自身は一日も休みをまだとってない。
明日が夏休み初めての休み!!


今週はやっと休める・・・と思ってたら教育課程の出張がお盆ど真ん中に来るために、
いつもなら5日間ほど必ず帰省するのに、今年は2日間だけ。
来週からはいよいよ教育課程で研究発表が控えているから、今週は心が休まらない。
いろいろ学べるのはいいけど、もう来年はやらない。


今日は神奈川県の美術研究会に参加。
昨年度、やっぱり教育課程でお世話になった先生の実践発表があったので、
お礼も込めて、どちらかというと義務感で参加したけども、
内容が濃く、今後、自分が授業を組み立てていくときの改善点がたくさん見えたから、
結局、参加して良かった。


帰りながら、普段使わない電車の窓から、さびしげな風景が見えた。
横浜って、広い・・・横浜市、というのは名ばかりで、かなりの田舎っぷりだ。
うちの学校も結構そうだけど。


一生懸命働いているけど、ほんとにこれでいいのかな・・・。
という言葉がふっと心に湧く瞬間はたまにあるけど、今日は一瞬でなくて、
しばらくそのことをずっと電車に揺られながら考えていた。
不満が強いわけじゃないけど、心を比較的閉じがちで生きてるよなあと。


人生には、いろんな出会いやタイミングってものがあるらしい。
必要なときに、必要なことが起こるのかもしれない。

つい最近、ステンドグラスの工房で一緒の人から、作品を出してみない?と声をかけてもらった。

彼女は、仕事は別にあるけど、ステンドグラスアーティストとしての肩書きも持っていて、
自分でワークショップを開催したり、お店やイベントに作品を出したりしている。

彼女と工房で一緒になったときに、
「いいなー、私もどこかに作品置いてみたいなあ。
自分の作品を手に取ってくれる人がいるって何だか嬉しいよね。」
みたいな話をしていたら、
今、声をかけてもらっているところがあるんだけど、一緒に出す?と誘ってくれたのだった。

そのときには、自分の仕事のことを考えて即答ができなかったけど、
いろいろじっくり考えてみたら、やっぱり自分はそうしたいんだな、と気がついた。

周りのことや仕事のことばかりに気を取られて、自分の本心が見えなくなってた。
作品をどこかに置いてもらいたいなとは思っていたけど、
そんなまでじゃないし、どっちみち仕事あるからたくさん作れないし・・・とか、
自分の本心を否定するみたいなことばかり言っていた気がする。


でも彼女をみてたら、
自分でステンドグラスアーティストって名乗りをあげて、
どんどん知り合いを巻き込んでワークショップをしているし、
自分の作品に対して愛情と自信を持っているし。

要は自分の気持ち次第なんだなあと気がついた。
私はただ、自信がないだけなんだと。

で、ここ数日、手作り作家さんのあつまるサイトなんかを少しみたりしてた。
ステンドグラスは需要ないんじゃないかなあ・・と以前は思ってたけど、
意外に売れているみたいだった。ランプやアクセサリーは特に。
でもニッチな分野であることは間違いないみたいだった。

ランプは一つ作るのに時間がどえらいかかってしまう。
サイトでは、かなりよくできたランプが1万円台で売ってたけど、
あれだと時間単位で考えたら損になってしまうのでは・・という感じではあった。

なので、やるとしたら鏡とかアクセサリーとか小物に特化するしかない。

とりあえずやってみることにはした。とはいえ、私は忙しいことには変わりない。
しかも全く誰も手にとってくれないかもしれない。
仕事を続けながら、でも、細々と作り続けていきたい。
それだけは決めた。


で、仕事の自分は、仕事用の自分として置いておいて、
ステンドグラスをやってく自分用に名前を作りたい。
さっきの彼女も別名で活動している。彼女のは、英語でかっこいい名前。

でも私の場合は、作るものが人から『はんなりしてる』とか『ふわっとしてる』とか、
決してカッコいい感じじゃない。自分もそう思う。
それに第一、私が作るんだからカッコいいわけない!!

どんな作品が作りたいかといえば、
みてるひとがほっこりするもの、とか、優しい気持ちになれそうなもの。

鳥が好きなので、鳥の名前を使わせてもらおうといろいろネットで鳥の名前を調べてみた。
フランス語で鳥の名前、っていう案は私にはカッコ良過ぎる。
やっぱり私の場合は日本語だ。『どんごれ』って感じ(?)にしたい。
(「どんごれ」って日本語、あるのか・・・? 語感がなんか好き。)


突然だけど私、蚊取り線香ブタさんが好きである。
和室によくおいてある、あれ。

あの丸っこい形、人を和ませるとぼけた表情、
どこか懐かしい、あたたかな感じ。
ああいう雰囲気を持った感じにできないか・・・と数日間、頭の隅っこで考え続けていた。

出てきたのが『かざみどり』だった。
漢字ではなくて、ひらがなで。

ネットで「かざみどり』と検索してみたら、
飲食店やお菓子屋さん、結構あった。
『かざみどりガラス屋さん』にしたら誰ともかぶらないか。
再び調べてみたら、かぶってはいない。(雑貨屋さんで風見鶏さんはあった。)

しかし、『かざみどりガラス屋さん』、リズムが悪い感じがする。
『かざみどりガラス工房』の方が良くない? 

風見鶏って、日本では八方美人とか、あまり良い意味に使われないけど、
西洋では魔除けの意味があるみたい。魔除けって、いいじゃん。
古来、キラキラ光るガラスには『魔除け』の意味もあったことだし。



というわけで、『かざみどりガラス工房』として作品を出すことにしました。
といっても、まだ少し先のことになります。
しかも『工房』っていうほどたくさん作れませんが・・・。
正規の仕事の合間をぬって、少しずつ準備をはじめていきます。



ワクワクすることは、人生において、正しいこと。
その言葉を信じて、というか自分の気持ちを信じてチャレンジしてみようと思います。
みていただく事自体がもうチャレンジです。


かざみどりガラス工房を、どうぞ宜しくお願い致します。



























夏休みのこころ

2014-08-01 00:57:20 | 日記
学校の夏休みが始まってもう9日。
夏休み始まって以来、ずっと毎日普通に出勤していたけれど、
今週に入って、職員室に人がぐっと減ってきた。
みんな旅行や部活の遠征。海外に行く人も多い。
美術部のもう一人の先生は、イタリアへ行ったとお土産をくださった。


私といえば、今年の夏はどこにも行けない。
お盆なら行けるはず・・・と思っていたら、教育課程の仕事が入ってしまった。
国内でもいいから、旅に出たかった!


旅にも出られない、仕事もある。
なのに、最近、心が数年来無いくらい穏やかだ。
夏休み、定時で退勤できるし時間があるということが大きいんだと思う。

家で仕事をしている間、時々ネットサーフィンをすると、
昔好きだったものを思い出して、それに関することを次々と調べたくなってくる。
インターネットはこういうときにとても便利なもので、
内容の質はいろいろあるけど、
とりあえずどんな情報でもころがってるからありがたい。

昨日はなんの拍子だったか(演劇関係からだったか)、夢野久作へ飛んだ。
高校生の時にちょっとハマった時期があった。
昨日、『瓶詰の地獄』の原文をネットであらためて読んでみた。
高校生ならハマりそうな悲劇だ。
記憶の中ではもっとドロドロした感じだった気がしたけど、
文章が静けさで満ちていて綺麗だなと今は思う。
乱歩の方がドロドロ度は数段上だ。
横溝さんは、一番面白い時期のは意外に理論的だ、ほんとに怖いけど。
ちなみに夢野久作さん代表作の『ドグラ・マグラ』は最後まで読めてないままだ。
ブーン・・・・、とかチャカポコ・・という音しか記憶にない。
てかそれじゃあ、全く読めてないし・・。


中・高校生の頃は、何故かダークなものに惹かれる子が多い。
自分自身に対する悩み、苦しみをダークな世界に浸ることで昇華させてた気もする。
でも暗くてグロテスクで気持ち悪いだけなのは嫌で、どこか叙情的でないとダメだった。
幼い頃の私の記憶、心象風景は、決して明るくはない。
でも、明るさに満ちてる人なんて、果たしているんだろうか?


そんな薄暗い心の自分が嫌で仕方がなかったし、忙しかったのもあったので、
いつの間にか、自分が辿ってきた心の道のりのようなものを忘れかけている。
ネットの海でふと記憶が蘇り、自分の来歴がしっかりすることで、
なんとも物悲しいのに懐かしい気持ちになる。
だから、心が穏やかなんだと思う。



そして、それに拍車をかけた出来事。
今日、夏休み初めて学校を離れた。実技研修のため。
アートフォーラムあざみ野であった、アニメーションワークショップ。
このワークショップの講師の先生であった松本力さんのアニメーションが、
まさにど真ん中だったのだ。

ストーリーがあるわけじゃない。
今日見せていただいたのは手描きアニメーションで、人の顔がどんどん変化していく。
色が生き物のように変化する。時間が巻き戻る感覚。
上手く言えないけど、夢の中の手触りというのが近い気がする。
松本さんいわく、人によっては松本さんのアニメを『気持ち悪い』と言う人がいるらしい。
でも私は、すごく『懐かしい』気がした。

その後、面白かったのは、松本さんの時間軸のお話だった。
説明し辛い、とても哲学的な話だった。
過去の自分と未来からやってきた自分がハイタッチする瞬間が今で、
だからいつも『今』って不安なんだ、みたいな・・(。。;)

その話を聞きながら私の友人は横でうつらうつらしてたけど、
私は、ふと思い出したのだった。
自分も小学生の頃、似たようなことを考えていた。

誰だったか忘れてしまったのが残念で仕方がないのだけど、
海外のSF作家さんの物語で、太陽の光が通常より数秒~数分遅れて地上に届くため、
人の動きが実際のものより遅れて見えることで起こった殺人事件を扱った小説があって、
小学校の高学年のとき、近所の公民館に来てた移動図書館で借りて読んだ。
今思い出しても、すごい話だ・・。
それにしてもあの移動図書館の本のセレクションは凄かった。
子どもための移動図書館なのに、内容が子ども向けじゃないのがたくさんあった。
そして子どもたちはそういうのを好んで借りる。


その本を読んだのがきっかけだったように思う。
私の時間って、薄っぺらい紙みたいな『私』が瞬間瞬間連なることで『今』の私ができてんだな、
と考えるようになった。松本さんの話で記憶がスパークした。
アニメーションのしくみとも似てる。
時間って不思議だな、もし私が死んだら、今まで重ねてきた『私のかたまり』はどうなるの?
って思ってとても怖くなったときがあった。小4か小5ぐらいだ。

あと何故か、私たちは大きい生き物の細胞の中に棲む微生物のような存在で、
その生き物というのは、カタツムリみたいな形のやつだ、と考えていた。

それは、夢でみた風景だったからだ。
子どもって基本的に暇だから、へんてこりんなことを考える。
子どもは勝手に哲学するのだ。

そんなことを思い出して、懐かしくて何故か少しさびしくて、でもほっこりした。
心が、小学生の頃の夏休みに戻ったみたいにワクワクしてる。
なんだろう、ものすごく幸せ。

















石を積む

2014-07-24 21:57:47 | 日記
今年はあまりの蒸し暑さに、
美術室じゃなくてクーラーのある教室で部活。
3時間もいたら、全員もれなく熱中症になってしまう。

部活もだけど夏休みとはいえ、
今週は補習会もあるからまだまだ学校モード全開。

午前中は部活とともに数学と英語の補習会のお手伝い。
三人称とか、正負の数とかほんとに久しぶり。

小学校の割り算や分数あたりとか、
英語ならbe動詞の使い分けあたりから危ない生徒が今回は対象なので、
先生1人につき生徒2~3人、徹底的に2時間ほどついて学習する。

今日は学年の先生が私を含めて6名で14人の生徒を教えた。
全然わからなかった生徒が、少しずつわかっていくのはなんとも楽しかった。
美術もいいけど、5教科も教え甲斐ありそうだなあと思った。

しかし年齢でわけるより、到達度別クラスにした方がどれだけいいか。
中2でやっと今日、分数の訳がわかった子もいるんだし・・・。
ちゃんと着いて丁寧に教えればわかるけど、
一斉だとどうしても置いていかれちゃう。中2だと難しくなってきてるし。
ネット環境が普及すればなんとかなったりしないのかしらん。

先生の負担を減らすっていう提言もありがたいけど、
生徒の教育を受ける仕組みもなんとかしてあげないと、
こぼれ落ちてしまう子がたくさん出てくる。
みんなやればある程度まではできるのに・・・。
帰るとき、達成感溢れる顔で生徒が帰っていくのをみるのは嬉しかった。
その子に適したハードルってあるんだもんな。


午後、年休をとって、急いでステンドへ。
夏休みは毎年、年休をとってステンドへ行く時間を増やす。

13時半から予約してたけど、
乗り馴れない南武線で反対方向に乗ってしまった。ああ。
・・・・遅れる・・・結局14時に到着。
しかも、17時に生徒の家庭訪問の約束をしていたので、
15時半には制作を切り上げて学校へとんぼ返り。
1時間半しか制作できなかった私を先生が見るに見かねて、
「土曜日、早く来て制作してていいわよ。」と言ってくださった。

カッパーを巻くくらいなら家でもできるので、ガラス宿題お持ち帰りで家庭訪問へ。

緘黙傾向の生徒だけど美術が好きな子なので、
美術の授業的なことをやってみたら、しゃべった。
すごく久しぶりに声をきいた。
部活で行く8月の美術館での鑑賞会も誘ってみると、行きたいとのこと。
帰り、その子が最寄り駅まで歩いて送ってくれた。
嬉しい。でも、明日は不安定なこの子の気持ちがどうなってるかはわからない。
とにかく今日のところは、好感触だった。



毎日毎日、何かを積み重ねるように、でも時々崩れ落ち、
また重ね・・・という日々を過ごしている気がする。
ガラスでも、先生としても。
もちょっとダイナミックに生きられればいいけど、
もって生まれたものなのか、
何だか賽の河原で石を積み上げるような日々だなあと思う。

・・・果たして地蔵菩薩が出てきて救ってくださるのかなあ。















































夏は恐ろし?

2014-07-21 22:59:18 | 日記
学校の夏休みが始まった。生徒と同じように嬉しい。

この連休の前2日間はひたすら勉強日。
教えるのって、自分が勉強してないと上手くいかなくなる。
だから定期的に学びにいかなきゃいけないと思う。

土曜日は月2回の絵画の学習日。
毎回の水彩に加えて、パステル画をきちんと学習した。
パステルはなんとなくは使うことはよくあったけど、
きちんと学びつつ使ったのは初めてだった。
鮮やかな色、手軽なわりにはとてもきれいに、濃密に描ける。

同時に日本画の技法も少しずつ学習していて(先生は日本画出身なので)
板に和紙を貼って、下絵を写して下塗りをし、
植物の葉っぱの部分に朱を入れたとこ。
百合の花を描くのは、
日本画科で入学したての1年生がまずやる課題らしい。

独特な描き方が面白い。
先生は平山郁夫さんの教え子で、
平山郁夫さんのエピソードも話してくださる。
それも面白い。

先生と他の生徒さんとお昼ご飯を一緒に食べにいくという恩寵を授かる。
しかも、長崎出身の先生が長崎チャンポンをおごってくださった。
そして何故か、怪談話で盛り上がった。
先生の娘さんが通う大学での怖いお話や、
今、私たちが使っている場所での怖いお話。
・・・なんだか夏だ。


日曜も絵画の勉強。今度はデッサンを理論的に教えるもの。
自分が生徒に教えるとき、理論ってすごく大事だ。
『観たらできるよ』とか、無責任な指導法が一番良くない。
観たまま描きたいと思っている中学生は多いけど、
上手くいかないから諦め、美術に苦手意識を持つようになる。
それを避けるため、誰もが理解でき、実践できる理論が必要だと思う。
デッサンがある程度描けるようになれば、絵を描くのが楽しくなるだろう。
そこから始まって、自分の表現を求められるようになれば、しめたものだ。

生徒さんはみな社会人で、
本職のデザイナーさんもいれば、
全く絵とは関係ない仕事の人など多岐にわたる。
社会人ばかりというのは、
いつも子どもに囲まれている私にとっては緊張するものだった。
緊張感の中で描くことを学ぶのは、何だか新鮮だった。
ここでの先生も、本職のアーティストさんだった。


2日間、とっても贅沢に過ごした。
やっぱり夏休みっていいな。


そして今日は久々にのんびり。
夜の習い事まで何もない。
クーラーの効いた部屋で温かいコーヒー。これが一番贅沢かもしれない!

やらなきゃいけない仕事もあるけど、
午前中はネットで怖い話を読んでいた。

やたら夏になると読みたくなっちゃうんだよなあ・・。
後からすごく怖くなるんだけど・・やめときゃ良かったって思うんだけど。
でもネットに出てる話ってあまりによく出来過ぎてて、
絶対、創作だよ・・って思ってしまった。
特に、語りかけるような感じのやつ!


夜は、先生に発表会用の踊りを踊ってもらい、
動画を撮らせてもらった。
先生、指先まで優雅で美しい。こんな風に踊れたらいいのに・・。
『威風堂々と踊る』というのがコンセプトなのに、
全然、先生みたいに堂々とゆったりとできない。
何だかせこせこしてるし、ちょっとぎこちない・・ああ、発表会まであと2ヶ月。
私、先頭なのに(背が一番小さいから)大丈夫か・・。


帰り際、メンバーみんなでLINEグループを作った。
発表会の練習を通して、だんだん仲良くなってきている。
幼稚園の先生もいるし、派遣社員の人もいる。
紅茶の会社の社員さんは、紅茶をもってきてくれるし、
大学生の人は、先日はレッスンが始まるまでずっと控え室で試験勉強してた。
学校外での人間関係の方が面白いのは、
学校の先生たちがみんな疲れてるってことかもしれない。

家に帰るとき、昼間の怖い話を思い出して、
最後、たった一人の乗客になってしまったバスも夜道も無意味に怖かった。
ウソっぽく思えたけど、やっぱ、読まなきゃ良かった・・。

という感じで、夏を満喫している。






























荒野を駆け巡る

2014-07-13 22:02:59 | 日記
台風8号は、本当に来たのか来なかったのかわからないくらいの存在感で消えていった。

台風8号が関東に最接近すると言われていた金曜日から三者面談だったので、
予備日を作っておいたけれど、朝起きたらとってもいい天気。
何にもなくて良かったと言えば良かった。
面談でもまずは当たり障りのない天気の話題からで、自然に話ができた。
しかしやっぱり1日10人の三者面談は疲れた。

金曜日、面談後に仕事をしようかと思っていたけど、やめた。
帰り際、美術系と旅行系の雑誌を購入して外で夕ご飯。
雑誌の中は、いつもとは違う世界が広がっているので、
少しずつ元気になっていくのがわかる。
今年の夏もそんなに自由には使えないけれど、少しでも非日常体験がしたい。


台風が真夏を連れてきたのか、気温が30度を越えてきた。
新しい家にはまだクーラーがなかったのでここ数日は夜が寝苦しかったけど、
やっと今日、クーラーが設置された。
クーラーがあるってだけでかなりもう気が楽になった。
・・・ものすごく暑い日まで、つけるの我慢しよう・・・。
今日みたいなら、夜風で充分だ。


休み前っていうのは何かと忙しいものだからか。
昼過ぎ、あまりに眩暈が辛く、横になって2時間ほど寝ていた。
日曜に家にいるのは珍しいから、いい休養になったけど、
最近、眩暈が頻発するから困っている。


学校にいるときは、休めないからそのまま頑張る。
30分~1時間くらいでもとに戻ることもあれば、
午前中ずっと眩暈が続き、気持ち悪さが続くこともある。
これとは一生付き合っていかなければいかないから、
上手くやっていきたいけど、
学校だと休む場所が保健室とかしかなくて生徒がいるからあまり使えない。
この病気とお友達になっておとなしくしてもらうにはどうしたらいいのか。



昨日は朝から一日ステンド作業。
暑かったので人も少なく、広々と場所を使えた。
鳥のサンキャッチャーの3つ目、4つ目を作る。
1つは母用で、いろんなピンク色のガラスを使ってグラデーションの羽にしてみた。
母はガラスのブローチも欲しいらしい。
デザイン画的なものまで描いてきた・・。

4つ目は自分用でグリーン色。最近とてもこの色が好きになってきた。

いつでもガラス作業できるように、
やっぱり自分ちにもルーターや小さい焼成釜が欲しいところ。
地味だけど、手作りっていいものだ。
ガラスは光に透けてキラキラと、見ているだけで楽しい。



夏の日射しは、人をアクティブにするのかも。
やりたいことが多過ぎて、身体はついていかないかもしれないけど、
魂は荒野を駆け巡っている感じ・・。

1日が40時間くらいあればいいのにって思う。
















エール

2014-07-05 22:33:56 | 日記
教育実習期間が昨日で終わった。
4週間の実習で他の学生さんより長い期間だったので、たくさんお話もできた。
授業も2人でやるととても生徒の様子にも詳細に目が行き届いた。
私にとっては仲間も同然だったので、月曜からまた一人、寂しくなる。


昨日はクラスでミニお別れ会、生徒一人ひとりから先生にメッセージ、花束贈呈、
そして色紙贈呈、実習生さんの写真をまとめたアルバムと他の先生方からのメッセージを渡した。
実習生さん、そこで号泣。クラス全員での写真撮影のときもまだ涙目だった。

金曜日の最後の部活では、
タイミングが悪いことに、私は教育課程の出張で最後までいられなかったけど、
前から準備していた色紙、花束贈呈でやっぱり実習生さんは号泣したらしい。

その涙は、不安や疲れと闘いながら、彼女が一生懸命に頑張っていた証拠だろう。


今日、彼女と夕方、新宿で待ち合わせをして夜ご飯を食べた。
彼女は東京の大変遠いところにある親戚の家に下宿していて、
横浜にある大学には1時間半かけて通っている。
今日は、学校以外で通っているアトリエでほぼ一日ずっと絵を描いていたらしい。
すごく真面目でひたむきな画学生であるのが彼女の本来の姿。


いろんな話をした。
実は大学院の受験も考えていて、でも教員にもなりたくてとても悩んでいること。
学校の現場は、自分が思っていたよりもかなり過酷だったこと。
子どもたちの姿に、驚いた場面がたくさんあったこと。
職場環境のこと。人間関係のこと。

この4週間で彼女はいろんなことを考えていた。

それらに対して、私が思うことや考えることを出来るだけ話した。

4週間、どうみても彼女はまだまだ絵を究めていきたいように見えたから、
大学院受験を頑張ってみてはどうか、
教員にはその後でもなれるし、
専門知識があればあるほど自信を持って教えられるし、と自分の考えを伝えた。


学校現場が過酷なのは、正直、今の私たちにはどうしようもない。
事務仕事が多く、部活の時間が長くて本来の教材研究の時間が圧迫される、
などなどいろんな要因がある。
私はできるだけ遅くまで学校にいないようにする、
学校以外の生活も大切にしたいから、完璧にやろうと頑張り過ぎないようにしている、
というようなことを言った。あまりいい答えじゃないなと思う。

子どもたちのことは、すごく大人っぽい面がある反面、
びっくりするほど幼いことをするときもあってどれが本当の姿なのか混乱した、
ということだったので、
まさにそれが中学生!!その不安定さこそが中学生なんだ、と。

職場については、
彼女は肌感覚とかとにかく五感で感じ取ったことをいろいろ話してくれて、
それがあまりに当たっていたので驚いた。・・・うーん、さすがは若い感性。


ご飯を食べにいく場所は、前の夜に食べログやら新宿のお店の本やらでいろいろ探して、
たくさんいいところがあったのだけど、
あまり高額だと遠慮しそうだし、居酒屋じゃなくてちゃんとご飯できるところがいいし、
おしゃれ過ぎてもちょっと・・・といろいろ悩みながら探して、
結局、無難に新宿ピカデリーの地下にあるMujiカフェにした。

ほんとは沖縄料理とかどうかなーとか思ってたけど、ちょっとマニアックかと。
あと、せっかくだから、
前から行ってみたかった代々木のダダカフェはどうかなと思ったけど、
調べたら予約いっぱいだった。
ちなみにダダカフェのことを話したら、実習生さんもぜひ行きたい!と言ってた。
なので、また今年中に行きましょうという話に。
年齢が離れ過ぎているんだけど、なんだか歳の離れた良い友人みたいになってた。

いや、友達って本当は年齢は関係ないのかもしれない。


彼女の涙を見ていたとき、自分が実習生だったときのことを思い出した。
私も実習最後は泣いた。
一生懸命だったけど、上手くできなかったことへの後悔、
今日が生徒に会えるのが最後だと思ったときの寂しさややりきれなさ。
本当に短い間だけど、衝撃的なほどに感じることが多かった実習期間だった。


そうか、私もそこから始まったんだ。
そう思うと、実習生さんにもう一度、心からエールを送りたくなった。
























つなわたりなバランス

2014-06-28 21:59:04 | 日記
金曜日は出張だったけれど、学年対応の生徒指導が入り、
持ってくはずだった書類を管理職のパソコンから美術科の指導主事に送信してもらい、
欠席連絡をして学校に残った。

しかし、ありがたいことにうちのクラスには対象者がいなかったので、
結局、他の先生の後方支援だけで18時には全て終了。
その後の保護者との懇親会も、元々出張だったから欠席で、
ぽかんと時間が空いた。

嬉しい・・・!!

今週は毎日バタバタしていて、しかも暑かったしでなんだか既に胃腸がバテているのか、
アイスは食べるのに夕ご飯は食べたくない日がかなりあった。

今週はパナップばっかりけっこう食べたなあ・・・・。
何にも食べないのも・・と思い、申し訳程度にブロッコリーだけ茹でて食べたりもした。

食べないのも胃には良くないと聞いたので、
金曜夜は、通勤途中の無印カフェにて夕ご飯。
久しぶりにたっぷり食べた。
帰宅してお風呂に入ってもまだ21時!! なにこれ天国?!!!
気になる映画や本のレビューをネットで読んでいたら眠くなってきたので寝る。

最高の金曜夜の過ごし方だった!!




生徒指導では、他の先生たちの底力をみた気がした。
最初はちょっとした生徒指導のはずが、とんでもない事実が発覚した。
対象者は一人ずつ違う先生と面談し、全員で事実確認後、
それぞれの生徒の保護者が呼ばれた。


普段は隣の席でバカな冗談ばっかり言っているうちのクラスの副担も、
生徒指導専任だけあって怒声にめちゃくちゃ迫力があった。
そして何より説得力があった。
聞いているこっちまで震えてきた。
副担の方が私より1歳下だけど、
生徒指導ではこの人にはまだまだかなわないなーと思った。

徹底的に追究して張りつめた空気の後、主任の温かい言葉に震えながら泣いて、
自分がやりました、と告白をした生徒もいた。

大変な事件だったが、迅速で的確な対応だった。
生徒は、怒声の底にある先生方の思いを、
悪い方に行ってはいけない、幸せになって欲しいという思いを、
少しは感じただろうか。私は聞いていて、ひしひしと感じた。
彼らは今はわからなくても、将来きっとわかる日が来るだろう。



対象者がいなかったクラスはラッキーなことに、うちだけだった。

というのも、クラス替えの時点で暴力や反社会的行動が予想される生徒には、
男性のベテラン勢や元気な若手がついてくれたからだ。
どちらかというと私は、細かなフォローが必要な保護者や自傷行為に走りがちな生徒など、
傷つきやすく内向きにストレスを表現するタイプの人を頼まれていた。


いろんな先生がいて、様々な特性を持つ生徒の育ちをみていけるんだなと実感した。
しかし、今回のような生徒指導は私にはまだまだ無理。
ものすごく勉強になったし、今の生徒たちの罪悪感への感受性の低さを痛感した。
勉強はできても、心の育ちがあまりに遅れていることにも驚いた。

一体、何が起こっているんだろう??
今まで幼児教室5年間、中学の教員になって非常勤1年、正規で8年、
トータルで14年間、子どもと接する仕事をしてきたけれど、
子どもはこの14年間で確実に変化しつつあるように感じられてならない。
罪悪感のなさを、今回は本当に感じた。
大切なものが失われつつあるのかもしれなかった。

道徳の授業の強化が叫ばれているけど、
うちの学年でも今年はかなりハイペースで道徳の授業を入れている。
昨日は、重松清さんの文を取り上げて道徳の授業をした。

やっていて思うのだけど、自分の意見を言うのがとても苦手な生徒が多い。
答えのない問いに対して、型がないとどうしていいのかわからなくなる。
だから道徳の副読本と同時に、自分の体験談も語る。
私が感じたこと、考えたことを示し、あなたならどう思う?と問う。
それを地道に重ねていくことで、自分の思考を言葉を表す訓練をしていくしかない。
そして、罪ということについて考えていく機会をこちらで作るしかない。
何をしても自由、という世の中は恐ろしい。
罪の意識は、際限ない無分別な自由に自主規制をかける砦になる。



閑話休題。。。。。

今日は、久しぶりにステンドへ。
鳥の模様のサンキャッチャー(っていうのかな?)を作っている。
色違い2つ。
きれいにガラスを削っても、
きれいな円形にガラスをくっつけていくのが意外に大変で、
まだ完成はしなかった。早く窓辺にかけたいのだけど。
で、次回、母用に違う色で作る。今度はもっと上手く作る。


そして新宿まで出て夕ご飯。
新宿駅はすごい人で、
行き交う人々の傘の尖った部分がこっちへむいてたりしてとても怖かった。
おしゃれで美味しいデリご飯だったけど、新宿で食べるのはなんだかなあ・・と思った。


雨の日は急行が異様に混むので、各駅停車に乗ってのんびり帰宅した。
長く電車に乗るときは、インテリアや暮らし関係の雑誌や本などを読むのがいい。

地元駅近くの薬局で、今日読んでいた本にも載っていて、
ずっとずっと探していたトイレ掃除用のスポンジ『シャット』がようやく入荷されていた。
一回で使い捨てだから、衛生的にとってもいい。ずっとあるやつは嫌だったから購入。


雨の音は産まれる前のお腹にいたときの音に似てるから、人は安心するらしい。
雨の音を聞きながらトイレ掃除した。
ついでに床も拭いた(シャットで拭いたのではない)。
趣があるのかないのかわからないけど、
たぶん全然ないけど、こんな感じの土曜もいい。


明日は映画を観にいきたい。明日しかいけないプログラム。
けどちょっと遠いし夕方だからもうめんどくさくなるかもしれない。
教員としての私は、きっちりやろうと頑張っていつもキツキツで衰弱状態だから、
金曜夜~日曜の自分はかなりゆるい。
それでやっとバランスを保てているのかもしれない。

ほんとに自分がアホに思えて仕方ないんだけども・・・・。