お墓参りに訪れた実家の菩提寺の山門脇に
いつもとは趣きの違う愛らしい絵が飾られていました。
遠目には、いつものほおずきをあしらったお地蔵さまの
絵のように見えましたが...
ほおずきのように見えた物の正体は...
山門をくぐったら、そこは「修業の場」であり、
「自分自身を見つめ直す場所」なのだそうです。
そして普段、何気なく口にしている「境内」という言葉には
私たちの生活の場である俗世間とは隔離された
聖なる領域ですよという意味があるのだそうです。
お寺に大きな山門があるのは、ここから先は
今いる場所とは別世界ですよと、私たちに知らせるためですよ、
そんな風に分かりやすく教えていただきました。
これからは、山門は俗世間と聖なる領域との境界線なのだと
意識して山門をくぐりましょうと、今更ながら思った私です。
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