
昨日は、開花が始まった鈴蘭水仙に寄せて、亡き父と母の庭のお話をしました。
今日は、お彼岸の入り...東京では、生憎かなり激しい雨模様になっています。
春のお彼岸の思い出の中には、今日のような荒れ模様のお天気の日が何回かあります。
季節が大きく変わっていく節目のような時期ですから、不安定なお天気となるのも当然な時期なのでしょうね。
コロナ禍に私の療養生活が重なり、主治医のご意見もあり、私はお彼岸法要には春も秋もご無沙汰続きなのです。
お彼岸とは関係なく、元気に歩けるようになってからは、折を見てはお墓参りには一人で行っています。
実家のご宗旨は浄土真宗なので、本来の教えによると...
彼岸に渡っていった仏様たちは、二度と此岸には戻ってこない...そう言われています。
お彼岸にもお盆にも、彼岸から私たちを見守ってくれているそうです。
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![]() 父と母の遺品の中の、三姉妹からの贈り物は、基本的に 贈り主が引き取りましょう... それが、姉からの提案でした。 父を見送った後に、一年掛けて姉と一緒に実家を整理... 土地と家を含めて、全て処理するのには一年半ほど... これで完了...そう実感できたのは... 二年後あたりでしょうか。 いつの間にか、遠い日の思い出のようになってきています。 |
![]() 本来は高貴な方たちが「嗅ぎ煙草」を入れて持ち歩いた そんな風に聞きました。 マリーアントワネットは、フランスに嫁いで来る時に 特別製のボックスを数十個、持参したと言われています。 今では、誰でも手許に置いて、入れておきたいものを 入れておくようになりました。 ![]() 本物のリモージュの証なのだそうです。 |
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手許に置くことができるのですね。 このボックスを母の誕生日のために選んだ頃...私は リボンのモチーフに心惹かれていました。 |
母のために選んで注文、私の手許に届いた日からずっと 私が手放していない物です。 このボックスを選んだ頃には、母はもう自分の持ち物を 自分で管理することが難しくなっていましたから。 身につけるものは、母宛に送り、後のことは姉と妹に 託してお願いしていました。 遠い異国から、姉妹に面倒をかけるような品は... 送れませんね。 帰国後も、母に渡せるような状況ではなくて... 分かってはいても、母のために選びたくなった思い出の品。 結局、ずっと私と一緒にいてくれる、母への贈り物です。 仕上がりには数ヶ月かかると言われて... 8月生まれの母のために、30年近く前のちょうど今頃 注文した品です。 そう遠くない日に...娘に事情を説明しておいて... 私に管理が難しくなるような日が来たら.. 後はお任せするから...と、託そうかと思っています。 祖母を愛し慕い続ける娘に... |
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今年のお彼岸も...少し日をずらして、お天気を見計らって...一人でお墓参りに行こうと思っています。
父と母にお願いしたいことがあるので...
新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...
真に平和な世界を築くことができますように...
久しぶりに雨の一日になりそうですね
しっとりとしたお話を聞かせていただきました。
美しい絵柄が、お母様と Passy さん、そしてお嬢様を結ぶ絆のようにお見受けしました。
気温が下がりますので、お風邪など召しませぬようおすごしくださいませ。
心温まるコメントをどうもありがとうございました。
もっともっと、母と一緒に過ごす時間があったなら...
などと、叶わなかった思いは水に流さなければ...そう思います。
春の雨にしては冷たすぎますね。
Julietさんも、お忙しい日々、どうか御身お大切にご活躍を...
お心遣いをどうもありがとうございました♪