
玄関に活ける花は、四季折々にいろいろ...なのですが...
長年ずっと、百合を活ける機会が多いのです。
ふっくらとした大きなつぼみから、まだ硬いつぼみまで、7~8輪付いているものの中から
花の付き具合が私好みの雰囲気のものを選びます。
長年のお付き合いの店主であるご主人が、私好みのものを「取り置き」して下さったりもするのです。
百合たちは、最後のつぼみまで必ず開花してくれます.。.:*・゜
百合を活け続けている理由は...「必ず開花」してくれること...ですね。
活け込んだ花が開かないままに萎れていく姿は見たくないので...
大切に育てられて、切り花として出荷され、店頭で私の手許にやって来てくれた花たち...
最後の1輪まで、開花を見届けたいのです。
お正月、桃の節句、端午の節句、秋の十五夜、クリスマス...1年間、節目節目には必ず
その日にふさわしい花材を選んで活けますが...基本的には百合のバリエーションの中から。
もちろん、時には...店頭で目が合って...百合ではないお花を持ち帰る日もありますよ。
![]() | ![]() ピンク系は、久し振りです。 |
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![]() ゆったりとしたウェーブが出てくるのも魅力的です。 | ![]() |
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日に日に...と言うより刻一刻と...花びらの佇まいが開花に連れて変化していきます。
開花し始めたら、花粉は取り除いておかないと花粉が花びらに散るので、通りがかりには必ずチェック、
想定外の開き方をする時には、バランスを見ながら活け変えます。
開花した順に萎れていきますから、摘み取って...寂しげな雰囲気になりそうな時には
庭から小さな花々を切って来て添えてみます。
週に一度、新しいお花に替えるペースで、繰り返す習慣...ですね。
毎回、必ずご主人は百合のお名前を教えてくださるので、「百合」には覚えきれないほどの種類が
あることも知りました。
今週の百合のお名前は「モナ リザ」だそうですよ。
超大輪のカサブランカが大ヒットした頃から、大輪で華やかな百合の種類が増えましたね。
夏至が過ぎて...今日からは少しずつ少しずつ日が短くなっていくのですよね...





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