マグカップ
ケラケラの方に向かってくる背広姿を着た男性
いつもカレーを注文し窓際に座っているので
あまり顔を見ることはない
なにせ髪型とメガネで顔が見えない
だけど
近くでよく見れば
シュッとした感じの今どきの若者
「すみません、僕にはコーヒーカップが小さすぎるんですが…
一度で2杯分入るカップはありませんか…」
なるほどね
たしかに1杯分が少ないわね
「そうですね~、今日はないのですが明日までに用意します」
「あのう…自分のうちから持ってきてはいけませんか…」
「え…」
「………」
「あなたが持ってきてくれるのですか」
「はい」
「それでは常連さんってことですね」
「はい!」
「なんだかうれしい~」
「こちらのお店落ち着きます、明るいけど落ち着きます」
「そう言っていただけると嬉しいわ」
「また来ます」
「あなたがうちのお店の常連さん第一号!!!でっかいカップ持ってきてね」
ケラケラは嬉しくてたまらない
そういえば
この店を初めて初めてお客さんの声が聞けたのだ・・・
ケラケラは勝手に彼を「一番」さんと心で命名して
「ありがとうございました」
と送り出した
一番さんはどんなカップを持ってくるんだろう・・・
楽しみでしょうがない
ランチ後の日課
窓辺に飾ったサンキャッチャ~の長さを調節すること
くるっくるっと回すと
部屋中に光が回る
昼間のミラーボール
自然のライトショー
いつもよりたくさん回っています ^^
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます