東京ときどき何処かの空の下♪ほのぼの日記

お散歩、ときどき温泉、旅の空。

秋の味覚を楽しんだ「ひとりおうちごはん」♪~秋刀魚&戻り鰹

2012-09-29 | おうちごはん

9月もあれよあれよというまにあと二日・・・早いものです

東京もすっかり秋めいてきました♪

 

9月はなかなか落ち着かなくて・・・

その間に作ったおうちごはんや、旅行日記のブログ更新がままならない状況・・・

 

 

 今回の記事は、お彼岸の休日の「ひとりおうちごはん日記」です♪

 

 戻り鰹のお刺身サラダ

 

普段はたっぷりの薬味とポン酢などで食べることが多い鰹のお刺身ですが

ワインとフランスパンに合わせたくて簡単な洋風仕立てにしちゃいました

 

 おろしにんにく少々、塩、砂糖、マヨネーズにオリーブ油を加えて適当なとろみ具合のドレッシングを作ります

お皿に並べた鰹に、軽く粗挽き黒胡椒してレモンを絞り、ドレッシングをかけました

 

私は最後にもう一度エキストラバージンオリーブ油を全体にかけてしまいます~♪

 

鰹とマッシュルームとトマトをフランスパンにはさんで一緒に食べると

さわやかな味わいで美味しい♪

 

 ちょっぴり洋風の秋刀魚焼き

 

脂が乗った秋刀魚はそのまんま食べるのが一番美味しいと思うのですが

これもちょっと洋風っぽくします

 

 秋刀魚はグリルで焼き、お皿に盛り付けてから、醤油少々とバルサミコ酢、オリーブ油をかけます

ガロニの里芋は下茹でしてからバター煮、エリンギはガーリックオリーブ油炒め。

 

 

 夏の間はずっと大好きな赤ワインをかちわりワインにしていましたが

今回はかちわりではなくて、冷蔵庫でちょっぴり冷やしてから飲みました

 

脂ののった美味しいお魚はワインにもよく合います~♪

常温で赤ワインを楽しめる季節はもう少し先かな・・・?

 

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 待ちに待った食欲の秋だけど

実はまだ少し、夏バテを引きずっています・・・

 

これから少しずつ、美味しいお料理とお酒を楽しみたいなって思います


「糸瓜忌」散歩(その2)~創業三百二十年の豆腐茶屋「笹乃雪」でほろ酔い♪

2012-09-23 | ほろ酔い日記

 今週、お天気に恵まれた下町日和に

正岡子規の命日「糸瓜(へちま)忌」を偲んで

台東区根岸の「子規庵」を訪ねて、根岸の町をお散歩しました。

 

根岸界隈はあちこちの壁や塀に正岡子規の俳句を掲示していて、

まるで俳句の散歩道のよう・・・♪ 

 

 

お散歩の後は、豆富茶屋「笹乃雪」でひとやすみ♪

 

「笹乃雪」というお店は・・・

初代玉屋忠兵衛が絹ごし豆富を発明。
元禄四年(約三百二十年前)上野の宮様(百十一代後西天皇の親王)のお供をして京より江戸に移り、江戸で初めて絹ごし豆富を作り根岸に豆富茶屋を開いたのが始まり。

宮様はここの豆富をことのほか好まれ「笹の上に積もりし雪の如き美しさよ」と賞賛され、「笹乃雪」という名前になったとのこと・・・

創業340年の老舗で、今も変わらず東京の名店のひとつに数えられています

 

 

井戸水の流れ落ちる音を聞きながら玄関を入ると 

入り口には下足番がいて、靴を脱ぐと自分の番号札をいただいて

赤い絨毯が敷き詰められたロビーに上がり、各々のお部屋に案内されます

 

きちんとしたおもてなしの中に、下町の気さくなあったかい雰囲気もあり

ゆっくりくつろげるお店です

 

 一階のお座敷は水音涼やかな庭に面していて、とてもいい風情~♪ 

 

 

 

 

まずは生ビール♪

 

 月曜~金曜日のお昼限定の豆富会席「鶯(うぐいす)御膳」

 

豆腐づくしのお料理に・・・

さわやかな冷酒をいただきます♪

 

小付け♪

 

笹乃雪 冷奴♪

 

あんかけ豆富♪

同じ料理が二つ付くのは、その昔・・・

上野の宮様が来店の際、あまりの美味しさに今後は二椀持ってくるようにとのお言葉をいただいてからの慣わしとのこと

 

ごま豆富♪

胡麻豆腐はあまり好んで食べることのない私も、美味しいと思いました! 

 

飛籠頭♪

 

美味しいお豆富料理と日本酒をゆっくり味わい・・・ ♪ 

コース〆のお料理は・・・

うずみ豆富(お茶漬け)♪

豆富のそぼろとお出汁が絶妙の味わいです~!

 

さらさらといただけて、お酒にもよく合いました♪

 

 

甘味は豆乳羊羹♪

甘すぎず、やさしい味です

 

豆腐づくしなのでカロリーは低いかと思うのに、お腹一杯になりました♪

 

 

久しぶりの根岸散歩・・・

 

とても楽しく、充実したひとときでした・・・♪


「糸瓜忌」散歩♪~台東区根岸「子規庵」

2012-09-22 | 東京日和

今日はお彼岸

「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、すっかり秋めいてきた東京です。

 

ようやく、待ちに待ったお散歩を楽しめるいい季節になりそう♪

 

 今週は、正岡子規の命日9月19日の「糸瓜(へちま)忌」を偲んで

台東区根岸にある「子規庵」を訪ねました。

 

 

 正岡子規は私のふるさと愛媛県松山で生まれ育ちました。

「子規庵」は、子規が亡くなるまでの最後の年月、命の炎を燃やし尽くした家です。

子規は故郷松山から母と妹を呼び寄せ、明治二十七年二月にこの場所に移り住みました。

子規はこの家に病臥しながら、文学の近代化のために、精力的に情報発信し続けました。

八年後の明治三十五年九月十九日、糸瓜の句三句を絶筆として、その生涯を終えたときは三十四歳十一ヶ月でした・・・

 

子規庵の糸瓜棚 

糸瓜の実がたわわに生っている季節に見るのは初めてだったので

感動しました・・・!

 

「時(とき)過ぎて根岸の里の糸瓜かな」

 

子規の机

足を悪くしていた子規が片膝を立てて座れるように

四角い切込みが入っています

 

子規が見ていた光景と同じでしょうか・・・ 

 

「歌人(うたびと)の生きた証か糸瓜生る」

 

 

お庭からの眺め・・・

 

古い民家の長閑な風情・・・

 

どこか懐かしい・・・

 

 

暫し佇んでいたい気持ちになりました・・・

 

「主(あるじ)なき小さき庭に糸瓜棚」

 

「正岡子規 絶筆 三句」の碑

 

「床に臥し糸瓜詠む句はさびしかりけり」 

 

 

遠い時間に思いをはせて・・・

 

遠き故郷を偲び・・・

 

静かな心持ちになれた・・・初秋のひととき

 

このあと♪

正岡子規ゆかりの食事処でお食事とお酒を楽しみます

(「糸瓜忌」散歩はつづく♪)


小さな町のほのぼの秋祭り♪~栃木県塩原温泉の旅日記

2012-09-18 | 日々のつれづれ

9月も後半に突入してもまだまだ残暑厳しい東京・・・

 

昨日は久しぶりの夕立に恵まれて今朝は少し涼しい朝になりましたが

日中はまた蒸し暑くなるそう

 

未だに夏バテを引きずってしまっているのと・・・

やらなくちゃいけないこととやりたいことが山積みで

ちょっぴり余裕がない日々が続いています

 

それでも

旅はいつも心の癒し♪

 

猛暑の都会を抜け出して・・・

  

 

数年前に初めて知ってから、その素朴であったかい風情が気に入って

以来、毎年訪ねている

「塩原温泉の秋祭り」がお目当てのプチ旅行に出かけました♪

 

 

 

 栃木県那須塩原町は

山と、川と

四季折々の豊かな自然に包まれた小さな町です

 

咲き始めたコスモスの花たちが迎えてくれました

 

 

塩原祭りの名物は

6つの町内ごとに毎年趣向を凝らして作られる見事な「山車」!

 

二日間のお祭りの間

大人から子供までみんなで力を合わせて山車を引いて

町を練り歩きます

 

  

  

  

 

昨年は大震災の影響で、新しい山車は作らず

一昨年の山車を再利用した自粛気味のお祭りだっただけに

今年は町のみなさんの気持ちの盛り上がりもひとしお・・・

 

塩原温泉は、震災だけでなく原発事故のあおりも受けて

観光客がかなり減少してしまっているので

“復活まつり”というテーマを掲げた山車もありました

 

「わっしょい!わっしょい!」「がんばれ!がんばれ!」と

威勢のいい声が町中に響いて

私まで元気をもらえそうな、とっても楽しいお祭りでした♪

 

 

お神酒所の前で見つけた・・・冷水の中のビール♪

私も、出来たての鶏肉のから揚げをおつまみに

冷たい缶ビールでひとやすみ♪

 

お祭りの屋台の

那須牛の串焼きや焼きそばも美味しかった♪

 

 

 

 

小さな田舎町で過ごす

ほのぼのとした休日を満喫しました