里山のてっぺんに眠る家族に会うために、久しぶりのドライブをして来ました。
…とは言っても、超短距離なんですけどね ( *´艸`)
それでも買い物以外での外出はほんとうに久しぶりで、緑薫る山で何度も深呼吸をして、最高のリフレッシュができました。
いちばんやわらかな若葉の時季は過ぎたけれど、名残りの新緑と、そこから育った濃い緑とが混ざって、標高315メートル(笑)の里山はこんなにも爽やかな景色でした。
こういう道を目にするとがぜん嬉しくなって、どんどん進んで行きたくなります。
この先にどんな景色があるのか、どんな植物があるのか…気になりません?
サンシュユ(山茱萸)の実
春に咲いたカナリア色の花が、初夏になるとこんなヒスイ色の実に。
そして秋になるにつれてこの実はゆっくりと色を変えて、最後は深い緋色に。
自然のパレットは、色彩がほんとうに豊かですね。
キンラン(金蘭)
林の中の散策路を歩いていたら、大株の金蘭がニョッキリと。
今年は銀蘭は見られなかったけれど(楽しみにしていたテンナンショウ類も花は終わっていたし…)、こんなにも大きなに金蘭に出逢えたから、満足です*
ドライブウェイ沿いで、大きな綿毛を見つけました。
タンポポの綿毛って、きれいですよね。
見つけると、つい足を止めてしゃがみ込んで(笑)、見入ってしまうもののひとつ。
ニワゼキショウ(庭石菖)
濃い桃色の花もあるけれど、私は断然、この白花が好き。
1センチ足らずの小さな花だけど、こうしてよく見れば、なかなかに凝った配色です。
この里山を含むわが街も、雨の季節に入りました。
…と思ったら、二日目にして大雨、吹き降り、土砂降り。
それも終日。
常ならざる日々は、疫病だけでもうたくさん。
この雨が、災害をもたらすことがありませんように。