5歳の甥のために、布マスクを作りました*
幼稚園が再開して、再び通えるようになった甥。
その登園にはマスク着用が必須で、体育館や運動場で体を動かすとき以外は、教室内でも園バス内でもきっちりとマスクをつけています。
コロナ以前から、インフルエンザへの対策として登下園の際には着用していたこともあって、買い置いていた使い捨てマスクをずっと使ってきたそうですが、ここにきてそれも残り少なくなり。
にもかかわらず、こども用は未だ手に入りづらいことから、裁縫好きでヒマのある(笑)私の出番となりました。
こども用を作るのは初めてで、どんな形ならば甥にとって使い勝手がよいのかイマイチ分からなかったので、2種類の立体マスクを縫ってみました。
ひとつは、やや浅めのもの(画像上段)。
もうひとつは、頬をしっかりと覆う深めのもの。
苦しくないほうを使ってもらえたら…と思い、どちらも複数枚作りました。
表側に使った生地は、すべて在庫のハギレです(笑)
かつて、親友の息子くんやこの甥や姪に、小物や洋服を縫ったときの余りばかり。
いずれも思い出のある、こどもらしい生地なので、今回再び引っ張り出してきました。
内側は、すべて滋賀県産のダブルガーゼ。
清潔を保つために、あえて汚れが目立ちやすいよう、オフ白の無地で。
表地の厚さによって、そのまま1枚で使ったり、2枚重ねにしたりしています。
そして、こんなところにもひと工夫。
布マスクに不慣れな甥が自分で着用するときに、マスクの上下が一目で分かるよう、内側の上部に目立つ色の糸で印を*
これで上手に着けられるかな?
幼いひとが四六時中マスクをしている姿に私がまだ慣れなくて、苦しくないかな、暑くないかなと、つい心配ばかりしてしまいます。
それでも、甥が大好きな幼稚園にこれからも元気に通い続けるために、これを使ってくれたら嬉しいなと思っています*
※ 離れて住む甥の幼稚園生活は、先生が綴るブログを通して見ています。
(もちろん、甥のママである私の妹も、たびたび楽しい報告をくれますが ^^ )
遅れに遅れた新学期が始まってからの先生がたの奮闘は、もうほんとうに頭が下がるばかりで。
感染症対策に重きを置いた、『新しい生活様式』を意識した手作りの工夫がさまざまなところに見られて、「先生がた…残業しっぱなしなのでは?!」と、思わず社会人目線になって心配になるほど。
幼いひとたちが不安にならないよう、そして万が一にも感染したりしないようにという先生がたの配慮と努力がありがたくて。
園で学んでいるときの甥の満開の笑顔の要因は、きっとこういうところなのだろうな、と感謝するばかりです。
先生って、ほんとうにすごいお仕事ですね*