parismaris's days*

コクーンチュニック (@ドイツ製ローン/幾何学模様)

酷暑に備えて(…いやもう既に暑すぎるくらいだけれど)、ただいま夏服製作強化中(笑)

ということで、またコクーンチュニックを縫いました*






生地は、ちょっと珍しいドイツ製です。

服地店のセールでひと目惚れ*
ごく細い糸で織られた綿ローンで、とてもしなやかな、さらりとした肌触りです。

この不思議な幾何学模様と、ニュアンスのある色味に惹かれて買い求めました。






寄りで見ると、こんな模様*


余談ですが。
この上部の模様を、共に店に行った母は「鉛筆のような」と表現し、私は「マンハッタンのビル群みたい」だと思いました。

…どちらもきっと違うのだろうけれど、こういう模様の組み合わせかたは、日本のプリントではあまり見られない気がします。
(日本のものは、もっと模様に規則性がある気がする。 デザイン全体が規則的に整っているというか。)




*うしろ*


2つのパターンが繰り返される意匠なので、型紙のどの部分にどの模様がくるのが最も効果的なのかを考えるのに時間を要しました。


広幅の生地とはいえ、着分の切り売りだったので、どうしても制限はある。
…けれど、デザイン面での柄の配分も、柄合わせも妥協できない。


布を広げてにらめっこしながら、ああでもない、こうでもないと思考錯誤すること数日間。

考え過ぎた挙句、堂々巡りに陥って(これは私の悪い癖…)、洋裁の先輩である母のところに駆け込んで、アドバイスまで求める始末(苦笑)

いつも最初のハサミ入れるときにはとても緊張するのですけれど、今回も違わず、まばたきを忘れるほど集中して裁断しました。



作りながら、「ちょっと地味だったかな…」と思ったりもしたのですけれど。

出来上がって、デニムのスキニーパンツと合わせて試着してみたら、思いのほかすっきりといい感じ♪


お気に入りの夏服が、また1着できました*

コメント一覧

ぱりまり
chiiさんへ*
こんばんは*
いらしてくださってありがとうございます♪

服地を扱うお店では、ヨーロッパの製品は決して珍しくはないのですけれど。
ドイツのものは私も初めてで、これを見つけたときは驚きました。

そうなんです、ボーダーの2パネル。
型紙を当ててみたら柄の幅が思ったよりも狭くて、どうやったらスッキリ仕上がるのかと悩みました。
切り売りで用尺に余裕がない中で、柄合わせを優先させるべきか、それともデザインを優先させるべきか…と散々迷っての結果がコレです(笑)

chiiさんにまでお褒めいただけて嬉し♪
この薄いチュニックでなんとかこの猛暑を乗り越えたいと思います*
chii
涼しげですね
こんばんは(^^)

コクーンチュニック、素敵に仕上がりましたね(*^^*)
ドイツ生地って、今まで、目にした事がなくて、ネットで検索してみたら
レトロな動物柄とか可愛い生地がいっぱいあるんですね

生地は、2パネルだったのでしょうか?
柄合わせが難しかったと思いますが、
小さな模様の生地の襟がいい感じですね~*
素敵なコクーンチュニックを着て、おでかけしてくださいね(*^^*)
ぱりまり
けいさんへ*
うふふ* ありがとうございます。

規則性のない模様って、柄の切り取り具合で出来上がりのイメージがまったく変わるので、面白いです。
…ただそのぶん、失敗したときのダメージも大きくて(苦笑)
慎重な性格がよりいっそう慎重になり、石橋を叩きまくってしまいました(笑)

わかります! チュニックの形ってどれもそんなに違いはないので、色や柄次第で惹かれたり幻滅したりしますよね。
特に私は夏になると大胆かつカラフルなものに目がいくようで、「これかわいい!」とついつい飛びついてしまいます。
でも結局、最もよく袖を通すのは無地のものだったり、こういう主張し過ぎない色のものだったりするんですよね。
分かってはいるんですけどね…ついつい(笑)

けいさんにお褒めいただけたので、より一層お気に入りになりました*
早く着たーい!(//´艸`//)*
けい
こういう柄
こういうフェイントのある不規則な感じのする柄はなかなかないので、すごくいいですね。柄あわせに時間がかかったというのも頷けます。
最近、ネット通販で色々チュニックとか見ているのですが、最初に目がいくのは柄でした。大胆だったり、絵画的だったりすると買っても着ないだろうにその柄に惹かれて買ってしまうことも。
マンハッタンのビル群、そんなイメージもありますね。わたしも欲しいなあ・・・この柄、とっても素敵です。

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