ふたつのスーパーを徒歩でハシゴしていたとき、母が突然お喋りを止めて側溝を指差し、「あ、これ三時草よ」と教えてくれました。
初めて聞く面白い名前に興味を引かれて立ち止まり、しゃがみ込んで見てみると、3ミリくらいの赤い実をびっしりとつけた草が真っ直ぐに幾本も伸びていて。
思わず、「うわぁ、かわいい!」*
買い物の荷物で両手が塞がっていたのですけれど、もっとよく観察したくなってしまったので、数本手折って帰りました。
ピッチャーに水を張って活けて置いたら。
実ばかりだと思っていたところに濃い桃色の小さな蕾があることを発見*
そのまま見守っていたら数日後、5ミリほどの星形の花が咲きました。
この花、『サンジソウ』は別名で、通常は『ハゼラン(爆蘭)』と言うそうです。
蕾が爆ぜるように咲くから…なんだそうですが、私が見た限り咲く直前の蕾は緩く捻じれていて、それがそうっとほどけるように開いたので、この名前はいまいちピンときません。
それに比べて『三時草』の名のほうは、ほぼそのままで。
試しに暖房や照明の影響のない南向きの部屋の窓辺に数日置いておいたら、午後2時30分ごろに開花しました(笑)
お見事!
手折ったときに既に熟れていた実から、1ミリにも満たない極小の種が採れました。
(写真に撮れないかと頑張ってみましたが、マクロレンズを持っていないので無理でした)
1つの実の中に10粒ほどずつ。
これを育ててみたら楽しいかも♪なんて思って、紙箱に入れて取ってありますが。
帰化植物らしいから、繁殖力が旺盛だろうし…
そもそも土がほぼ無い側溝で生育するくらいの強健さだし…
プランターに植えたとしても、こぼれ種で増えて庭を侵食しちゃわないかな?と不安になり。
どうしたものかと未だ眺めているだけです。
花も実もとってもかわいいんだけど…
はてさてどうしたものかしら。
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