パリDEアパート~パリ通信~

パリDEアパートのパリ現地スタッフが送る、パリの日常を書き連ねた日記

マレ地区のあるアパートの猫達と始まる1日

2013年03月10日 | パリ・イベント
マレ地区のあるアパートの猫達と始まる1日

天気のとても良い春のある朝にパリ4区マレ地区を訪れた。

ある建物に入り、中庭を通るとクロネコと目が合った、じ~とず~と見てる。
猫の目は不思議ですね、なんか心の中を見透かされてるようで、、、別にやましい事は無いのですが、、、無いはずですが、、、。
チッチッチと指を猫の顔付近に近づけると、すぐに寄ってくる、足の周りを身体をこすり付けるように回る、、、妙に人懐っこい、誰かに飼われてるのかもしれない。



パリでは、あまり野良猫を見かけない。
単純に飼うとしたら犬が多いのと、猫を飼う場合は飼い主がしっかりと去勢手術(漢字これであってるかな、、?)を猫ちゃんにさせるらしい、これは男としては実にかわいそうだが、、、。



前に同居人がいたずら好きの猫ちゃんを飼っていて、当時貧乏学生していた自分にとっては、かなり貴重なベーコンを食べられたりして、幾度かコノヤロウ!とバトルしていた猫ちゃんがある日去勢手術を受けてきた。
で、帰ってきたら、割れて地上に落下した風船のようにしょんぼりしていて、私のサッカーのスパイク入れの臭い棚の奥にのそのそと入り、ずっとしょぼんとしていました、、、これを見た時はさすがに同情し、夕飯にとっておきの生ハムをやつにあげましたね。



あと、猫の少ない理由として、思い当たるのが、パリジェンヌの存在。
融通が利かなく、身勝手で、自由に猫のように生きてる彼女だちで十分なのでしょう、、、更に猫を飼うようなことはしないかもしれない、、あくまで勝手な推測ですが、、、。



さて、マレの友人宅のアパートの建物に入ると、また居た!
今度は縞々の猫とでっぷり太った三毛猫、、、脅かそうとガバッと迫ってみたがまるで動じない、、、いやいや、ちょっと待て!もう少し反応しろよ!仮にも猫科を代表する動物なんだから!全く野性味ゼロです、、、もう少し機敏に動いてもらいたいですね。
のそのそ動くデブ猫は、それはそれで愛着がありますが。

マレ地区で猫と会ってから始まる一日、、、悪くないですね。

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