ひっくり返ったおもちゃ箱

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15話「さよなら、入江くん」後半

2013-10-17 | イタズラなKiss~Love in TOKYO
サホコが入江家にやってきた15話後半。

「身内だけの会って言ってあったでしょ!」と言うママに
「だからお呼びしたんだよ」と答える入江くん。



会長とサホコが席に着き「直樹の弟の裕樹です」と紹介されて照れる裕樹。
 


「おじさま、退院おめでとうございます。これ、つまらないものですが」とサホコが重箱を出しました。




開けてびっくり…すごいご馳走です~。




皆でいただきます。

「これ全部、サホコさんが?」
「お口に合いますか?」
「これは…あっさりしてるのに旨みが凝縮されてて、キレもあるのに、コクもあって、美味しいにもほどがあります。」
イリパパ、料理評論家なみのコメント(^^ゞ



「まぁ、パパったらオーバーねぇ。本職の相原さんも居るのに」と言ってたママも、一口食べてその味にびっくり。


「これはもしかして、動物性の油脂と砂糖抜きで作ってますか?」と聞く琴子パパに
「お気づきになりました?おじさま、心臓を患ってらっしゃると聞いたので」
「そんな事、全く気づかなかったよ~」とイリパパの声。

他の料理にも工夫が凝らしてあって、琴子パパも認める腕前、美味しさのようです。
「…どこで料理を?」
「母から教わっただけですわ」
「お母さん、相当の腕前ですね」と話が弾んでいます。



 話を聞きながら微笑む入江くんに。




 なんとなく居心地が悪い琴子です。


そりゃそうだわね~(´;ω;`)




「すごいや~おいしい!」という裕樹に
「だろ」と笑う入江くん。





「それで、あなたが入江くんの親友の?」と尋ねる会長に
「申し遅れました。相原と言います。すいません、身内の集まりに図々しくお邪魔して」と挨拶する琴子パパ。

「で、こちらが同居されてるお嬢さんの…?」
「はじめまして、相原琴子です」
 ちょうど海老を食べてて、ちょっとモグモグなご挨拶です(^^ゞ。



「ああ~おお~…ああ~」と大泉会長。

なんだ?この間は?

「いやいや、入江くんの奥さんが相当気に入っておられると聞いたので…ついこちらも…気になってしまって。」
「おじいさま、そんなにご覧になっては琴子さんに失礼よ」
「ああ、これはこれは…あまりの可愛らしさに、つい見とれてしまって…」




そうだよ!琴子は可愛いんだよ~~~~!


なんだか微妙な表情の入江くん。



なんか言いなさいよ、入江くん!
…何も言えないか、そうだよね…(´・ω・`) 会長の前だと何も言えなくなっちゃうんだろうなぁ…。




「…恐れ入ります」
 と笑いながら、ちょっとモグモグなご挨拶。






サホコに「琴子さん、お外で少しお話しませんか?」と言われてテラスに出てきました。
 
あら、ステキ~入江家にこんなスペースがあったのね。


「ごめんなさいね、おじいさまったら、あんな失礼な態度を」
「いえいえ、とんでもない」


「実はね、私もおじいさまも琴子さんにヤキモチ焼いているのよ」
「え?なんで私に?」
「だって、琴子さんってもう2年以上、直樹さんと一緒に暮らしてらっしゃるでしょ?それに、直樹さんのお母様にも気に入られてらっしゃるから…だから、羨ましいのよ、琴子さんのこと。」





「サホコさんは入江くんのどういうところが好きなんですか?」と聞く琴子に
初めてエレベーターの前で会った時、紳士的で優しくて一目惚れだった…と話すサホコ。



会長から勧められたお見合いの相手が、まさか入江くんだとは思わずに、会場で再会した時にはホントに驚いてしまって、運命を感じたんだそうですよ。ふむふむ。



琴子独白&色んな思い出が巡ります。
「私だって入江くんに一目惚れだったんだけどな。それから2年も片思いして、ひょんなことから一緒に暮らすことになって…運命なんて感じることもできないまま、何の進展もないまま、月日だけがすぎていって…」



「私も、そんな出会いをしてみたかったです」
「してみたかった?」
「いや、してみたいです、これから」



ホントはお見合いの話を断るつもりだったサホコ。
それが会長に「会うだけ会ってみなさい」と言われて…こんなことになって「人の縁って不思議なものですね」と言い「そうですね」とうなずく琴子。




「でも、私、怖いの。直樹さんが優しくしてくだるほど、本当の直樹さんが遠くに行ってしまう気がして…本心が分からなくなる気がして…自信が無くなってしまうの…変でしょ?」



サホコも感じてたんだねぇ…そりゃ不安だよねぇ。
イラっとする…なんて言ってごめんよ、サホコ。(´;ω;`)





「…それはサホコさんが本当に入江くんのことが好きだから」だと思うな」
「え?」

「ちっとも変じゃないですよ。誰かを好きになるとそういう気持ちになるんじゃないかな。
…絶対あきらめないって思ってても、ちょっとしたことで自信が無くなったり、サホコさんみたに、きれいでおしとやかで完璧な人だってそうなんだもん。
普通の女の子はもっとそうだよ。
そのくせ、ちょっと優しくされたら舞い上がって嬉しくなって、もしかしてって思って世界で一番幸せになって…でも、また冷たくされたら嫌われたかなって悲しくなって、そんなことの繰り返し。
がんばるぞって思っても、すぐにアップダウンしちゃって…」





話を聞いていたサホコがしみじみと「琴子さんも誰かをホントに好きになったことがあるのね。」と言いました。

サホコ、何か気づきましたねぇ~なんか胸が痛みます(T_T)



「でも、入江くんはホントにサホコさんのこと好きだよ…いわゆる、ゾッコンってやつ?」
「どうして断言できるの?」
「なんでだろう…そう言われると困るけど…でも、そう思います…だから安心してください。」

琴子、ええ子や~・゜・(ノД`)・゜・






会長とサホコが帰ります。
 …って、もう真っ暗じゃん?いつまで居るんだ?
「会社に復帰したら一番にご挨拶に参ります」というパパに
「復帰の前に結納だろ」と言う会長でした。

あ~やっぱり会長にはイラっとする(´-ω-`)




サホコは入江くんと少し歩いて帰りたいんだそうです。
 



 二人で行きました。




その頃、琴子は…
後片付けをしていました。





ママが寄ってきて…
「ごめんなさいね、琴子ちゃん」

「琴子ちゃんをお嫁にもらうって言いながら、こんなことになってしまって。二人のこと応援してるつもりが、かえって琴子ちゃんを傷つけてしまって…」と嘆きます。





「おばさまのせいじゃ…」
「私、今でも琴子ちゃんのこと諦めきれない」


「ありがとうございます。そんなに思っていただけるなんて、すっごく嬉しいです。私、おばさまのこと、ホントのお母さんみたいに思ってます。これまでも、これからも…例え入江くんが誰と結婚しても」
「琴子ちゃん…ホント?」とママは泣きながら台所を出ていきました。

 イリママ、ホントに琴子が好きだよね~でも、その気持ち、分かる。




入江くんが帰ってきました。

「ただいま」
「遅かったね」




「ねぇ、サホコさんてホントにステキな人だね。」
  と呼び止める琴子。




「美人だろ?料理もうまいし」

…この「料理が上手い」ってフレーズ、よく出てきますけど、そんなに大事ですか?
そりゃ、下手よか上手の方がいいけれども!
それなら金ちゃんが一番、上手かもしれないじゃん?(ちょっと違う)
…無理して褒めてるというか。ナットクしようとしてませんか?入江さん。




「それだけじゃない。一緒に話してみて、彼女、ホントに入江くんのことが好きなんだなって思った。」




「あんな人に想われたら入江くんが夢中になるの仕方ないよね」と、たまらず顔をそむける琴子。

あああ、琴子・゜・(ノД`)・゜・




「お前も早くいい男みつけろよ」と入江くん、部屋に戻っていきました。


大きなお世話だっ!(婆、心からの叫び)。
そこは「そうだな」くらいで流しとこうよ!




泣き崩れる琴子でした。


ほら~我慢してたのに、泣いちゃったじゃない!
まったくもう…。いつもの意地悪みたいには笑えんとだけんね!




後日、あい原にて。

パパが「入江家を出よう」と琴子に話しました。
「そうだよね、そうしなくちゃね」と泣く琴子。


様子が気になる金ちゃんです~。

金ちゃん、なんとかしてやってくれ・゜・(ノД`)・゜・




パパも琴子にもらい泣きしてます。
パパ、ええ父親だわ~・゜・(ノД`)・゜・

「引き際が大事だぞ。あいつもいい女だったなって直樹くんに思わせてやれ」と励まします。
…ああ、なんてステキなのアイちゃん。




金ちゃん、その様子を聞いて、何かを決めたようです。

よし!行け、金之助!




帰り道。
流れ星を見て…
琴子独白;「今までいくつの流れ星に願いを託してきたことだろう。それももう、終わりにしなくちゃならないんだ」

ああ~辛いねぇ。





結納の日が来ました。
大きなため息のイリママ…パパになだめられてます。
 





「行くぞ。」とさっさと靴を履いて出る入江くん。
…なんか仕事に行くみたいだねぇ…結納も仕事なのかねぇ。






見送る琴子でした。





イリママ、結納の会場に着いても入りたくないみたいです。(´;ω;`)

…わかる、わかるよ、紀子さん!




一方、琴子は金ちゃんと待ち合わせ。

琴子をびっくりさせて笑わせようとする金ちゃん、
優しいよねぇ。・゜・(ノД`)・゜・




入江家と大泉家の結納が始まりました。
 高価そうな会場です~そして高価そうな結納品の数々。




 こんな風にするんだね~知らなかったわ。




 「幾久しく…」
何かを決意したような入江くんでした。





一方、琴子と金ちゃん。

「何食べたい?」
「お好み焼き」
「金ちゃんのか?」…なんて話しています。




琴子がショーウインドウに飾ってあるウェデイングドレスに気をとられているのに気づいた金ちゃん。
 琴子はそれに気づきません。
「またゲーセン、行こうか。取って欲しいぬいぐるみがあるんだ。赤い帽子で…」と言うと





 「結婚せえへんか」




 「琴子、俺と結婚せえへんか。」



 
「金ちゃん、そのぬいぐるみ…なんでわかるの?」
「言うたやろ、ワシは琴子のことは分かるんや」


 
 「相原琴子さん!俺と結婚してください!」




金ちゃん、真剣です。まじ。




 入江くんは結納中




 どうする琴子!





…というところで15話は終わり。

金ちゃん、勝負に出ましたねぇ~いきなり「結婚」というのは唐突な気もしますが、金ちゃん的には高校時代から、ずっと好きだったわけで。
お店を持って、可愛い女将さんが居てという夢があって…その女将さんイコール琴子だったわけで。

泣いてる琴子を見て「ワシがなんとかせなあかん!」と思ったのでしょうね~。
見てる私も「金ちゃん、なんとかしてやってくれ!」って思ったもん。
琴子はびっくりですが~金ちゃんは良いよ、金ちゃんは!


で、サホコ。
このお嬢は…と思ってたんですが、彼女も不安なのよね。
そりゃ~そうだわねぇ。ホントに好きだから、入江くんの本心が見えない。
優しいけど、丁寧だけど、愛が感じられないのかな。
人ってなんか感じあうものがあるけど、入江くんからは伝わって来ないのかもしれません(妄想です)

それを聞いてあげて「入江くんはサホコさんのこと好きですよ」とフォローしてあげる琴子…いい子だなぁ。
もしも~し!入江さん、二人の女の子をこんなに振り回してるんですけど?


琴子パパは相変わらずステキであります。
最近、テレビで田中要次さん見ると「きゃ♪」となってしまうのは私だけでしょうか~(オッサン好きー)


で、とうとう結納となりました。
すっごい会場だわね~ウチの近所にはこんな旅館?料亭?…ありませんよ(当たり前)
こんな風に結納ってするのねぇ。
サホコのパパママは後ろ姿だけでスルーでしたねぇ(笑)


金ちゃんにプロポーズされて…いよいよ最終話となります。


最終話は前半、後半の二つにはまとめられそうにないので、いくつかに分けてお届けします(・∀・)


COMING SOON! 乞うご期待!
…自分でハードル上げちゃってるよ(^^ゞ

4 コメント

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こんにちは (みかん)
2013-10-17 18:04:23
今回も楽しく拝見いたしました~。

パレアナ姉さんの、サホコが~が、
だんだんサダコに思えてきてまして^^
ひとりツボに入りました。

入江くんと琴子の辛い回ですね~
でも、入江くんの苦悩と無意識の嫉妬が楽しめて、
やっぱり好きなくだりなんです。

金ちゃん!
はい、いい奴過ぎますよね。
早くクリスに登場してもらいたいです。

いよいよ、最終回ですね。
長編楽しみにしてます!
返信する
Unknown (gumachi)
2013-10-17 23:12:32
アップありがとうございました!ラス前の回まできましたね。

前話の金ちゃんとの対峙で目に涙を溜めていた苦悩の入江君が強烈過ぎて
本当に辛くて・・私の中では辛さは前回がピークでした。
今回は入江君が意地になっている感が強く思ったよりは冷静に見られました。

ホント、目を覚まさんかい!とぶんなぐりたくなる感じでした。
(どんだけ入り込んでいるんだ^^;)
パパだって改めて病室に呼んでそこらへんを言っていたのに。
入江君はパパににズバリ言い当てられてキレているとしか。。
結局パパの会社のために結婚するんですからね。

天才のくせに今の入江君のしようとしていることは凡人が考える小手先の
ことでしかない。そんな気持ちで結婚したところで周囲の人達、特に沙穂子さん
にも失礼だということがわかっていない。結婚しておわりではないのに。

おっしゃるとおり、沙穂子さんといても琴子を思い出しているのにね。。
DCでは琴子が入江君と一緒の音楽鑑賞でワクワクしているけど始まった途端
寝てしまう。。と長い妄想をしています。それだけ思っているのに・・

「お前も早くいい男みつけろ」これがどれだけ琴子を傷つける言葉かわかっていて
言っていますね。入江君はこれまで自分を好きだという琴子を100番以降は迷惑がる
けど拒否はしなかった。琴子が自分を思う気持ち、片思いすら拒否を意味する
この言葉の重みを十分わかっての言葉ですね。。

自ら親をねじ伏せてまで結納まで追い込んだ状況からどう切り返すのか。
特に琴子がアルバイトに行って大泉会長に事前に会っているエピもないから、
入江くんが琴子を好きなんじゃと会長がなんとなく感づいているってこともない。
でも自らここまで追い込んだんだから入江直樹さんには次回きっちりと
オトシマエ付けてくださいよって感じで見ていました。

出資目当ての政略結婚なんかに頼らずに
「オレの頭でなんとか切り抜けてみせますよ」と強気の入江直樹に戻って欲しい
気持ちだったのですが・・・次回そこだけが唯一心残りな部分なんですよね。

ラスト楽しみにしています!!
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みかんさん (パレアナ姉)
2013-10-18 16:42:16
みかんさ~ん、コメントありがとうございます(・∀・)
嬉しく拝見しました。

あはは。サホコがサダコにですか(笑)
沙穂子って漢字変換の時、ウチのパソコンでは一回では出てこないので、不精してカタカナにしてしまいました。
そうか、サダコかぁ…そのツッコミに思わずウケております。

辛い回ですねぇ。
でも、みかんさんのご指摘とおり、入江くんの苦悩と無意識の嫉妬…これは私も萌えておりますヽ(・∀・)ノ
入江くんは自分で考えた上での行動なのでね、多少辛くても仕方ないじゃん?…みたいな気持ちで眺めております。
琴子がね、可哀想でね~ホント、泣かせないで欲しいです。

ええ、金ちゃん。
いい奴すぎるんですよ(´;ω;`) シーズン2では絶対にクリスを出してもらわないとね。
金ちゃんの幸せを見届けないと!
そして啓太のことでモヤモヤする入江くんに「それはヤキモチや」と言わせてあげたいですねぇ。

最終回、2回じゃおさまりきりません。
延々と語りますので~おつきあいくださいませね。
返信する
gumachiさん (パレアナ姉)
2013-10-18 17:06:21
おお~gumachiさん、いつもコメントありがとうございます。
ホントにね、gumachiさんのコメントが入ってレビューが完成してると思います、お世話になってます~ぺこぺこ。

ラスト前まで来ました~。
途中、公私ともに忙しくて、パソコンの不具合などもあり、更新が進まない時期がありましたが~ここに来て、来れて嬉しい思いと終わってしまう寂しさとに挟まれています。
ま、シーズン2もあるし!ツッコミながら、またレビュー書きますので、その時はおつきあいくださいね。

さて入江くん。
そうそう、前回の涙目は辛かったですねぇ。
しかし!gumachiさんのおっしゃるとおり、パパが病室に呼び出してあんなに言ってるのに~~~!
なぜに意地を張るんだ!!
私もゲンコツのひとつふたつ入れたくなっております。

そうなんですよね~天才なんだけど、人の気持ちが今ひとつよく分かってませんよね。
ホント、そんな気持ちで結婚しても誰も喜ばないし(あ、大泉会長は別か)サホコさんに失礼ですよねぇ。

そうですよ、サホコさんと一緒に居て琴子を思い出しているのに…DCでは、そんな長い妄想があるんですか?
忙しくて予約を忘れてたんですが~やっぱ買わなくちゃ!まだ在庫があるかしら(不安)

「いい男、早くみつけろ」はやっぱり分かって言ってますよね?gumachiさんのご指摘で確信を持ちました!
改めて入江直樹、ゲンコツです。
この琴子の気持ちさえも拒否して…どんだけ頑ななんだ!
あまり泣かせないで欲しいなぁ…(´;ω;`)

ホントね~会社の件、どうするのか…原作の大泉会長は優しげなおじいちゃんで、琴子の入江くん自慢を聞いてくれてましたが…この会長は一癖も二癖もありそうですもんね。
入江くんのオトシマエ…見たかったですねぇ。

>出資目当ての政略結婚なんかに頼らずに
「オレの頭でなんとか切り抜けてみせますよ」と強気の入江直樹に戻って欲しい
気持ちだったのですが・。。。。うわぁ~それ見たい!すごく見たい!!…妄想が膨らみます~~~。
シーズン2の脚本、gumachiさんに書いていただきたいわぁ~。

最終回は前後編2つじゃおさまりません。
まだ長々と語りますので、おつきあいくださいませ。
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