冬の京都観光ー１０

途中で大文字がきれいに見えました。雪積もってます。

で、御苑に来たのは最後の目的です。猿を見にきました。

ここ京都御所の北東の角、猿が辻と呼ばれている場所です。

ここに金網に入れられた猿がいるんです。見えるかな？

ほらね。

北東はよく言われる鬼門の方角です。
こちらから鬼や悪霊が入ってくると言われています。

この京都御所の猿が辻は平安京の北東の方角にあり、
この北東の延長線上に、比叡山の麓にある赤山禅院というお寺、
また比叡山延暦寺がある。

読んでいる本によると、この２つのお寺は平安京の鬼門を守る寺として
建てられたのではないか、と考えられると書いてありました。

赤山禅院の屋根の上にも金網に入った猿がいて
ちょうとこの御所の猿と向かい合う位置にいて
互いに鳴き交わして京の都を守っていたそうです。

猿というのは神の使いで、神の使いであるのに夜になると抜け出しては
通行人にいたずらを繰り返すために金網に入れられたのだとか。

まぁほんまかどうかは別として、赤山禅院にも行って見ないといけなくなった。
比叡山の麓という事なので暖かくなってから行こう。

 

この後、猛烈に雪が降ってきて、傘ではなく
コートのフードをかぶって、雪国のような恰好でしばらく歩いてました。
あんな雪は久しぶりです。手に持ってたポーチにも雪が積もりました。