ペーパー・ワークス

牛乳パックをリサイクルした塗壁材「水紙」を製造するペーパーワークスです。新しい循環型社会を創造する企業の専務の日記です。

何にもセンムの工場日記 高潔な生き方編

2009-06-18 09:07:23 | Weblog
おはようございます。センムです。相変わらず雨の降らない日々が続いております。

あまり知られている話ではないのですが、弊社には芸能企画部というセッションがございます。
社長直属の機関でありまして、別名AZ企画とも呼ばれております。

このAZ企画でこの秋、「和力」というグループの公演を企画しているところでございます。
「和力」は、三味線や篠笛の演奏に加えて、日本の民族舞踊を踊ったりするグループなのであります。
そこで踊りと太鼓を担当してる「加藤木 朗」君という男がおります。
ワタクシが若かりし頃、東北を彷徨っていた頃の後輩に当たりまして、当時は「アキラ、アキラ」と、子分のように呼んでいた人間であります。

彼らの公演を取り掛かるに当たり、彼を特集いたしましたドキュメント番組を観る機会がございました。
長野県の阿智村というところに、家族6人で住まい、芸能と農業に生きる「アキラ」一家の物語でありました。
父の公演を手助けするために、長男と長女は太鼓やチャッパ(小さなシンバルのようなもの)をたたいたり、長男は葛藤しつつも父と共に舞を舞ったり、非常にストイックに芸に邁進する「アキラ」とその家族の物語でもありました。

ワタクシのように、世俗の垢に塗れ、ちっちゃな悪事を散々重ねてきた人間から見ますと、彼等のように高潔で純粋な生き方は少々眩しすぎる気がいたします。
でも、こんな世の中だから彼らのような生き方はワタクシ達に問いかけてくるものが多くあるのかもしれません。
「加藤木 朗」という生き方。今年の11月に公演予定であります。
旨く調整がとれれば、長男共々踊りを舞う予定だと社長が申しておりました。
お時間が合うお方は、ぜひお出かけください。

何にもセンムの工場日記 足がグネッた!編

2009-06-16 16:33:28 | Weblog
こんにちは。センムです。夏日

今週から保育園ではプールが始まりました。
プール開きとも関係がある話しであります。
先週の土曜日に、子供の通う保育園で「親子リズム」なる催しがございました。
要するに、親子で普段子供達が身体作りのためにやっている、リズムをやりましょうという企画なのであります。
ご想像通り、ワタクシそういう風に身体を動かすのが大嫌いでありまして、見学はしておりましたが、参加は見合わせておりました。

会も進みまして、リズムの後は親子でゲームと相成りました。
毛布に子供を乗せて引っ張るという、単純な競争であります。
これもまた傍観いたしておりますと、向こうの方から妻の痛いほどの「参加しろ」光線が飛んできまして、ワタクシ渋々ながら参加いたしました。
参加いたしますと、そこは競技でありますので、息子に恥をかかせてなるものかと、もうダッシュで毛布を引っ張った次第であります。
皆様、もうお解かりでしょうが、コーナーを回ったときに左足が嫌な方向にグネッてしまったのであります。

その場ではさほどの痛みも無く、その後プール開きの準備のために、園でプールを組み立てたり、テントを立てたりしておりました。
午後に陶芸教室を済ませ、自宅に戻ったときには、左足踝辺りがパンパンに腫れておりまして、立ち上がるにも苦労するほどになっておりました。

昨日アルバイト講師の後に、病院で診てもらい骨には異常が無かったのですが、「キツイ捻挫ですので、十日程安静にしてなさい。」と言われ、バカ高い装具を付けさせられて、靴も履けずに事務所でじっといたしております。

ここで一句。
「トップターン、周っていたのは気持ちだけ。」
お粗末。

何にもセンムの工場日記 柳家小三治師匠編

2009-06-12 11:32:23 | Weblog
おはようございます。センムです。長い梅雨の中休みが続いております。
暑かとです。

先日からこのブログで、柳家三若君の事を触れましたが、マタマタ落語家話です。
現在古典落語の最高峰といわれる方に、柳家小三治師匠が居られます。
ワタクシ、あまり褒められた話しではありませんが、仕事の合間にYou Tubeで師匠の落語をよく聞いております。

師の噺を聞いておりますと、情景が目の前に浮かんでくるかのような思いに囚われます。
師匠曰く「落語は笑わせるものではなく、じんわりと笑が込上げてくるようなものではならない。」そうです。

このところのお笑いブームで、若手のお笑いの人達が綺羅星の如く現れては消えていきます。
テレビ大好き人間を自称いたします、不肖ワタクシ。数々のお笑い番組も(あらびき団筆頭に)欠かさず観ております。アホのように大笑いをしています。

小三治師匠の噺を聞いておりますと、それらお笑い番組のように、ゲラゲラと笑う事はありません。なんとなくじんわりと笑が込上げてきて、いつまでもその笑の余韻に浸っていられるような感じなのであります。

ワタクシ、弊社で作っている「水紙」も、そんな名人が語る古典落語のような商品に育てばいいなぁと願っているのであります。

何にもセンムの工場日記 入梅宣言編

2009-06-10 09:17:11 | Weblog
おはようございます。せんむです。梅雨に入りました。大雨。

梅雨に入ったとたんに大雨です。気象庁と梅雨が結託しているかのような展開にビックリしてしまいます。

じめじめしているとはいえ、気分まで湿ってしまうわけにはいかないので、相変わらず気合を入れてがんばっております不肖ワタクシなのでありますヨ。
ココのところ、幼馴染で後輩のO君が起業すると言う事で弊社を度々訪れております。
開発中の商品ですのでここで紹介するわけにはいきませんが、中々面白い商品に仕上がるような感じなのであります。
かわいい後輩のため、及ばず乍らも弊社の失敗も含めて色々とアドバイスいたしているところであります。

社長、おはようございます。
「センム、O君から聞いたんだけど、企業がうまくいった暁には役員として向かえるように強要してるってホントか
ヘッ
ソソソソ、そんにゃこと誰が言いました
「O君から相談されたんだけど
「別に今すぐ辞めてもらっても構わんよッ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ンなわけないでしゅ。

何にもセンムの工場日記 耶馬渓で打ち合わせ編

2009-06-05 12:06:43 | Weblog
こんにちは。センムです。夏日

今日はこれから、大分の工務店「木犀工舎」の永家社長と日田の原田左官さんと、大分県にあります景勝地 耶馬渓でお泊りの打ち合わせなんであります。

先日から原田さんと開発しておりました「新水紙」の感想もお聞きしながら、今後の展開を打ち合わせさせて頂くつもりでおります。

耶馬溪は、ワタクシも時々自転車を乗りに行くとても気持ちの良い所であります。
「青の洞門」があるところ、といえば皆さんご存知の方もいらっしゃる事と思います。永家社長に山荘をご予約いただいているそうで、早めに打ち合わせを済まして、温泉に入って、冷たいビールをキューっといきたいと、密かに期待しているワタクシなのでありますよ。

こんな打ち合わせばっかりなら、毎週でもかまわない不肖センムなのであります。

社長、お疲れ様です。
「今日の打ち合わせのことだけど・・・・」
エエ、エエ、ワタクシ気が進みませんが、先方様がどうしてもといわれるものですから、休みを削って行ってくる所存でおりますヨ。アハアハ。
「あれね、センム行かなくってイイよ
「自分が行ってくることにしたから。残務ヨロシク
エエッ
チョッと社長ぉ~。そりゃぁ無いッス。

何にもセンムの工場日記 インフルエンザ騒動編

2009-06-02 09:03:44 | Weblog
おはようございます。センムです。お久しぶりでございました。

事の始まりは、5月21日に遡ります。
娘が夏風邪と思しき熱発をいたしておりまして、22日から始まる「JK北九州フェア」に備えておりましたワタクシは、夜に悪寒を覚えました。「これはいかん」と早めに就寝したのでありますが、早朝4時に40℃近く熱が上がっておりました。
いかなる手段を以っても、熱を冷ましてフェアに参加する予定でおりましたワタクシ、6時過ぎに知り合いの先生を叩き起こしまして「観てもらえないか?」とお願いしましたところ、「インフルエンザの可能性があるので、発熱外来を受診するように」と指示を受けました。
発熱外来は大牟田市では市立病院がやっているとの事で、市立病院に電話を掛けましたところ「保健所で申請して、許可を得て外来するように」とのお話し。
早速、大牟田市の保健所に電話をいたしました。
「お熱は何度ですか?」「39℃ほどあります」
「海外渡航が10日以内にありますか?」「ありません。」
「関西方面に10日以内に行かれましたか?」「行っておりません。」
「・・・・・・一般の病院にかかって下さい。」「ハァ・・・・・・。」

止むを得ず、最後の切り札M浦先生に電話をいたしました。
M浦先生はこのブログでも書いた事がある、感染症の専門家の小児科の先生であります。
快く検査を引き受けていただきまして、病院の駐車場で検査をして頂きました。
先生は「仰々しい格好はインフルエンザだった場合の備えだから、気を悪くしないでね。」と言い訳されておりました。
インフルエンザは無事に陰性でありました。が、病院内で改めて診ていただいたところ「溶連菌」に感染していることが解りまして、結局はフェアの参加を自粛せざるを得ませんでした。

その後は、大人が感染症に罹った時の典型で、10日ほど寝込んで、一昨日ぐらいから復活と相成りました次第でございます。

ワタクシ思うのですが、ワタクシの場合たまたまM浦先生という切り札のおかげで検査も出来て、事無きを得たのでありますが、そういう手段を持たないで熱発した人達はどうするのでしょうか?
海外か関西に行ってなければ診て貰えない「発熱外来」なんて意味無いじゃぁん。
と思ってしまうワタクシなのでありました。