お気楽ナチュラリスト

都内に住んでも心はナチュラリスト。
週末は山と川で遊びたい。

福生のビール小屋

2023年02月12日 | 日々雑感
金曜日は都内も大雪警報が発令されたが、この週末は春を思わせる陽気で、あっという間に雪は消えた。
日曜日はカミさんの地ビール探訪の旅に付き合うことになっていたので、寒いよりは暖かい方が嬉しい。

「二等兵よ、雪も消えたので地ビール攻略作戦を決行するぞ!」
「ラジャー! で、どちらへ?」
「福生方面で老舗のクラフトビールがあるという情報を得た。」
「ああ、多摩川沿いのあそこですね。予約した方がいいですよ、軍曹。」

前日にあわてて予約。
テラス席がいいか、カウンターがいいか聞かれたので、カウンターにしておいた。
いくら天気予報が晴れを予想していても、冬に外でビールはきつい。


今回の目的地は、日本酒の多満自慢で有名な石川酒造が経営する「福生のビール小屋」
東京の地ビールとして歴史がある。
拝島駅から歩いて15分くらい。
大通りから路地に入ると蔵が見えてきて、ちょっとタイムスリップしたような風景の中を歩く。



近くはよく車で通るのだが、ここに来たのは初めてだ。
敷地の中に入ると、蔵元としての歴史を感じる建物ばかりだ。
梅も咲き始めていた。



石川酒造は、敷地内にレストランや直売所があり、見学もやっているようだ。
今日おじゃまする福生ビール小屋は、クラフトビールとイタリア料理が楽しめる。
もちろん、日本酒も豊富にラインナップされている。





予約時間ぴったりに到着。
ビール軍曹が颯爽と入店する。



お店の中はとても広い。
テーブル席も魅力的だったが、案内されたカウンター席に大人しく座った。



メニューには、クラフトビールがずらりと並んでいる。
ブランドとしては、「多摩の恵」と「東京ブルース」がある。
それぞれ、様々なビールがラインナップされているので、上から順番に飲んでいく作戦だ。
順番に飲んでいかないと、あとで何を飲んだのか思い出せなくなる。


とりあえず一杯目は、私がペールエール(右)、カミさんは季節のビール(左)。
どちらも多摩の恵シリーズだ。


ペールエールは、安定のおいしさ。
フルーティな香り。甘みと苦みのバランスがいい。
季節のビールは、ブルーベリー風味だ。
かなり酸味が効いていて、個性的なビールだ。


お食事メニューも豊富にあるが、とりあえず前菜盛り合わせと大多摩ハムの盛り合わせ。
大多摩ハム、大好き。



つまみもきたので、二杯目いってみよう。
メニューの順番に従って、私はピルスナー(右)、カミさんはセッションエール(左)。
セッションエールは、東京ブルースのシリーズだ。


ピルスナーは、私好みのラガー。
ずっとこれを飲んでいたい。
セッションエールは、コクが深く、いかにもクラフトビールって味。
東京ブルースの中では、一番苦みが強いと店員さんが言っていたが、バランスはいい。


私の目の前で職人さんがピザを焼いているので、食べたくなってきた。
本日のピザ「菜の花とシラスのピザ」を注文。


このピザが激ウマで驚いた。
今まで食べたピザの中でもトップランクに入る。
イタリアで食べるよりうまい。
菜の花の香りと苦み、シラスの塩味とチーズのコクが抜群。
何より生地がうまい。


調子に乗って3杯目に突入だ。
私はデュンケル(右)、カミさんはゴールデンエール(左)。


デュンケルは、多満の恵の黒ビールスタイル。
ほのかにキャラメルの風味があるが、見た目よりすっきりしている。
ゴールデンエールは、東京ブルースのシリーズで、さきほどのセッションエールを軽くした感じのビールだ。
とても華やかな香りがする。


ピザとビールのマッチアップで、結構な満足感に達してしまった。
お互い4杯目に突入すれば、計8種のビールをコンプリートできたのだが、今日はこれぐらいにしておく。
また、次回のお楽しみにとっておけばよい。


お店の外は午後の陽光がまぶしく、ダウンを着ていると暑いくらいだっだ。
テラス席も盛況で、これだったら外で飲むのもよかったかもしれない。


「二等兵よ、なかなかよい店であったな。」
「ピザが美味しかったですね。」
「次回は、奥多摩へ戦線を伸ばす予定だ。」
「ひえ~! 奥多摩ですか。暖かくなってからにしましょうよ、軍曹どの。」
「寒くてもビールはうまいからな。」
「………。」


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福生のビール小屋
所在地  〒197-8623 東京都福生市熊川1番地
営業時間 11:30~21:30(L.O 20:30)
定休日 月曜日・火曜日
座席数 屋内50席、屋外最大40席
電話番号 TEL.042-553-0171

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